02年11月02日(土)
ここ最近立て続けにいいことがありません。火曜日部屋を片付けたにもかかわらず、唯一脱ぎ捨ててあったジーパンのベルトのバックルの留め具をふんずけて足の裏に穴が空き、ハロウィンにはアクションの練習の帰り、主要道路2本が通行止となったため、いつもなら30分のところ2時間半もかかって帰ってきた上、僕は今まで一度もアメリカのハロウィンを経験してなかったのでコスプレしてる人たちのパレードとか見に行きたかったのに上野さんに誘われて彼がいつも行く(僕もたまに付いて行く)しゃぶしゃぶ屋に行き(無論、他に客無し。)その後「道が空くまでリトル東京に行って時間潰そう!」と言われ、結局つきあったわりに一銭トもおごって貰えず$30!の出費。日本食屋や日本人街はいつも彼は行ってるのに何故ハロウィンのときにまたしても行かなくてはならないのだろう?大体行き付けの店に毎回行く事自体おかしいと思います。そして要約帰ってくると哲平君から電話があり、ちょっと前に電話してパレード一緒に行こうとしたけど(僕が)居なかったのでやめた、とのこと。しゃぶしゃぶ屋からすぐ帰ってきてれば、、、そしてその後メールをチェックするとジェレミーからハロウィンホームパーテーの招待状が届いており、食事も飲み物も出て、バンド演奏、DJプレイまであるとのこと。しかしその時点でもうすでに1時を回ってました、、、ちきしょう!そっちに行きたかったな。なんでいつもと同じところに同じ人と行き(しかも高い)同じような会話をしなくてはならないのでしょう?
02年11月16日(土)
えー、ここ一週間ばかりこれが書けない状態にありました。なぜかというと久々にロサンゼルスに僕にしてみればたいしたこと無いのですがアメ人に言わせると「凄い」雨が降りました。雨に慣れていない人、町なので電話線がぶっ千切れてしまい修理の人も忙しくやっと昨日繋がりました。この失われた週末の出来事はまたあとで詳しく説明します。
何が何時起きたか覚えてないので全部ここに書きます。電話線が切れたその日、ある低予算映画の主役のスタントダブルをやる予定だった人が怪我かなんかで来れなくなり、急遽僕がかりだされました。なんでも主演の人と僕が似てるそうなのです。現場に行くとビックリ!主演の人は僕と雨上がり決死隊の宮迫と反町を足して体を大きくしてそこから僕を引いた感じでした。アジア系ということ意外共通点ゼロです。しかし現場自体は照明から何からかなりラテンドラゴンに近い規模です。しかもスタントコーヂネーターの人はマイノリテーリポート(トムクルーズ主演)でもスタントを手がけた人でビックリ!とても良い人でした。この日は一対一の立ち回りのダブルだったんですが、コーヂネーター始めプロのアメリカ人スタントマンたちの見ている中でやるのはとても緊張しました。そしてスタントマン達の中には前にあったことのある人達も居て話も弾みました。あとお菓子とかずっと食べてました。その次の日は床を引きずりまわされて壁に叩きつけられるというスタントやりました。最後の日は相手役の人はワイヤーで釣られたりしてたけど僕はスタントというより後姿のダブルや手、足のダブルでお菓子と食事いただいて帰ってきました。とても良い刺激になりました。
02年11月19日(火)
最近色々撮影現場などに顔を出して刺激を受けたので友人の哲平君と1月に1本は作品を作ろうという事になり彼の作品にスタントでなく役者として出てるのですが演技というのはかくも難しいものなのかと実感しました。台詞回しを自然にやろうとすればするほどホームビデオみたいになっちゃいます。どもっちゃったりしても「自然だからいいや」と思ってるとやはりただ間違えてるようにしか見えません。よく考えるとアクションやスタントでもそうなのです。例えば立ち回りで本当の格闘技や喧嘩の時の動きをやっても逆に不自然に見えるのです。アゴを蹴られたとしても本当の喧嘩ならバク転腹落ちとかしません。しかもそれはずっと前から判ってたことなのに演技でもそうなのかということがありました。おもえば鉄割の飲み会で「ウソを本当っぽく見せる為にあえてウソをやるのが演技」みたいな話を前に耳にした記憶があります。全くそのとおりです。当時は気にとめたりしませんでしたが海を越えた今ようやく判りました。鉄割の影響力は凄いです。そしてそんな事に今まで気付かずスタントマンを目指してきた僕の鈍感さもヒドイと思いました。
02年11月29日(金)
どういう訳かまたラストサムライのエキストラが足りなくなったそうで衣装合わせに行って来ました。乞食みたいな服着せられました。けど多分何も無いでしょう。そして友人2名(哲平君とヒデさん)と3人で駐車場に向かってると全身革ずくめのメキと思しき人間が歩いてきました。
だけど本当は(通称ヒロポンこと)真田広之という人で膳膳とかのCMに出ておりもっというとヒーローインタヴュー、高校教師。というより僕にとっては龍の忍者、吼えろ鉄拳のあの真田広之です!みんながどうせもう会わないから話し掛けようと言われて勇気が出て追いかけて話し掛けると逃げようとしたので哲平君が僕が前JACにいたことを告げると止まってくれて握手してもらいました。「頑張ってね。」と言われました。僕はJACで洗脳されてるんで
かなりその一言はいい思い出になると思います。嬉しいな。

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雑記書手紹介

南辻史人
神奈川生まれ。
鉄割アクション担当
パンクとハードコアを通過して鉄割アルバトロスケットに、鉄割のシド・ビシャス。
鉄割内ではゆいつバク転ができる。

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