10年11月03日(水)
京都の皆様、どうぞ宜しくお願いします。
また、京都ではない皆様、どうぞ宜しくお願いします。
旅行によい季節です。京都のお友達にも是非ともお知らせ下さい。
何年かぶりの京都での本公演でございます。会場はアートコンプレックス1928という場所で、前にわたし見学しに行ったことがあると思います。1928年に建てられた古めかしい洋風の建物で立派です。すき焼きの三嶋亭の近くかと思われます。三嶋亭には行ったことがないですが、いつも京都に行くと外から見ています。有名なイノダコーヒーの本店も近いんじゃないでしょうか。京都は色々よきお店が多いので楽しみであります。
前に鉄割で京都に行ったときは、京都大学の吉田寮の食堂で何回かやりしました。あとはメトロや造形大学でもやりました。京都何回か行っているのですが、いつも面白いけれども記憶が物凄く断片的にしか残っておりません。今度はちゃんと色々覚えていたいと思います。

さてさて先日よりお稽古始まりました。稽古場日誌始めます。
31日はお稽古あったようですが、わたしは行きませんでした。
戌井さんは京都日帰りでお茶会してきたようで、帰ってきてからお稽古したのでしょうか。忙しいね。このお茶会は、今回のお稽古の行く先である「京都国際舞台芸術祭2010 "KYOTO EXPERIMENT"」の関連イベントで、作家のいしいしんじさんと鉄割の戌井昭人さんがお茶会をしたとのことで、盛況だったそうです。
お稽古2日目の11月1日はお稽古ありまして行ってきましたが、あまり人が来ず、早くに切り上げてその日に来ていた皆様でレバテキを食べに行きました。レバテキとは何かと聞いたらよくわからないといわれ、まあ食べればわかるだろうと思いながら食べたのですが、レバーでした。で、後に気付いたのですが、レバテキとはどう考えてもレバーステーキでありました。つまりはビフテキのテキです。大きなレバーの塊が焼いてあり、中は半生のような状態で美味でありました。レバテキを食べて、焼き鳥を食べて日本酒を沢山飲みました。中島弟くんがチゲナベを作ったという話を聞きました。そんなに酔っ払ったつもりはなかったのですが、帰り道途中から記憶がありません。おそろしいことです。しかしちゃんと帰って来て眠って起きて働きに行きました。が、2日のお稽古はお休みしました。そして今日これからお稽古行ってきます。
10年11月06日(土)
鉄割の人のこと箇条書き
・演出家の牛嶋さんは最近腹巻が気に入っているそうです。
・出演者の奥村さんは先日肉を買ってとても嬉しそうにしていました。
・出演者の中島兄さんは銀杏を大量に持って稽古場に現れました。
・出演者の麻実子さんは麻雀漫画の絵が気に入らなかったそうです。
・出演者の村上さんは今日も仕事だそうです。
・出演者の内倉さんは寡黙なのでよくわかりません。
・弟くんと戌井さんのことは下に書いときます。
あとは自分のことばっかですいませんが、昨日もお稽古行ってきました。色々準備せねばなりませんしています。今回は、よきことに、なんだか気分が集中できています。気候のせいか。
集中するのはよきことなのですが、つまり、たったこれだけのことに!と、思うようなことに数時間を費やしてしまうのでございます。朝に出掛けて働いてお稽古に行って帰って眠って起きて朝出掛けての繰り返しですので、なかなか時間が無い中での集中というのは大変貴重。かつ、生活としては迷惑な現象でございます。が、自分としては集中できたほうが嬉しいのでなんとかかんとか眠る時間を減らすので日々眠いです。
今回のお稽古では(わたしが行った日に限りますが)戌井さんは毎回何かを食べたがっています。最初はレバテキが食べたいと言い、次は美味しいお好み焼きが食べたいと言い、その次はタルタルソースを食べたいと言いました。で、次にお稽古に行ったらまた何か食べたいというのではないかと思って、昨日お稽古に行きましたら、やはり言いました。「にょごにょご食べたい」と。よく聞こえなかったので「今何と言った?」と聞いたら「焼き魚」と。その希望はその晩に叶えられることもあれば叶わないこともあります。今日も何か食べたがるかもしれませんがどうだろうか。わたしは京都で鯖寿司を食べたい。これだけはなんとか叶えようと思います。
先日日記に書きました、暮しの手帖の別冊については、日々持ち歩いて電車などでよく読んでいますいますので毎日お稽古にも持参しています。お稽古で先日中島弟くんに見せ、これは簡単で美味しいから作った方がよいなど話しています。弟くんはご飯を作ったりします、話していたらなんだか出汁について気にしていましたがあんまり気にしなくていいんじゃないかと思いました。
暮しの手帖持ち歩いていますので、別の折には暮しの手帖の編集長のエッセイが面白かったという話を聞き、へぇと思っていましたら後日貸してもらいましたので最近それ読んでいます。今沢山本を読んでいて、かばんにはいつも暮らしの手帖と、その編集長のエッセイ本業失格と、食通に献げる本という3冊が入っています(あと公演用のノートとファイル)。3冊目は、題名がなんか恥ずかしいです。何故ならば、わたし自分を食通じゃないなと思っているからです。食通というのは、わたしの中では凄い人のことで、そういう人に献げられた本であるのに、こんなただの食い意地が張った人間が読むなんておそれ多くてお恥ずかしいと思うのです。そう思って買い、そう思って読んでいたのですが、読んでみると、書いている人も割とそんなような気分の人が多くて安心し、今ではとても楽しんでいます。昔の食に関する本なぞを読んでみると、食通というのは、いわゆる文化人に多く、書いている人が好きな作家だとしても、なんだかいけ好かないこともある。あれは、出版しようと思って書いているからなのかもしれないと思います。武田百合子さんの富士日記とかレザーノフさんの日本滞在記なんかは、出版目的で書かれたのではないものだと思われ、それぞれの本の食に関する記述は大変よいです。特に、レザーノフさんが、ゴボウを食べた時の記述なんてとてもよいです。
食通に献げる本というのを気分良く買える人というのは、自分を食通だと思っている人であるなと考え、そして、そのような人があのような文章を読むのはちょっとウヒヒと思いまして、良い本だなと思いました。
しかし、食通の人があの本を見て「おお、我に向けた本ではないか、どれ読んでみよう」というのを考えてみると、なんだか馬鹿馬鹿しくなり、食通って実は凄い人じゃないんじゃないかとも思いました。
数日前(タルタルソースの日)にお稽古の帰りにご飯がてら皆様で酒場に寄ってタルタルソースを食べましたが、その日は子供の頃にした遊びの話に大きな花が咲き、皆興奮していた。忘れていたことを思い出すのはよいと思います。あと、うな丼とうな重のことについて弟くん納得したのだろうか。
今日はわたし、京都の公演での物販で使うお釣りのセットを作りまして、それがまた無駄に集中して素晴らしいものが出来上がってしまい、なんだか忘れていたことを思い出して嬉しくなり、机に布をひいてセットして写真でも撮りたくなっていますが、今またこの日記にも集中して随分時間が経ってしまったので、次の行動に移ろうと思います。とりとめないですけど。

京都公演のお稽古は順調に進んでいます。
今日明日でしっかり出来上がるかな。と。
多分面白いよ!どうぞ遊びにいらして下さいませ。

Sub Content

雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

最近の日記

過去の日記

鉄割アルバトロスケットへの問い合わせはこちらのフォームからお願いします

Latest Update

  • 更新はありません

お知らせ

主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。

About The Site

このサイトは、Firefox3とIE7以上で確認しています。
このサイトと鉄割アルバトロスケットに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いします。
現在、リニューアル作業中のため、見苦しい点とか不具合等あると思います。大目にみてください。

User Login

Links