10年08月04日(水)
夏になり、こう毎日暑いとアイスクリームの問題が出てきて悩ましいのです。私は食べ物全般を広く愛して止まないのでありますが、そんな中、アイスクリームにはほとんど興味がないのであります。や、真剣に考えればそれほど興味がない訳ではないのですけれど、アイスクリームのことを考えるのであれば、きゅうりのことを考える方がいいなとか、そういう感じなのです。
女子が集まる場では、お楽しみとして「アイスクリームの時間」があったりするようでありまして、以前そのようなことに直面したことがあります。「何のアイスが食べたいか」と問われると、女子は皆具体的な商品名を嬉しそうな顔でピンポイントで答えることが出来るのであります。ワタスはその時困惑した挙句、アイスに対する無知を告白することになったのであります。あの時の皆様お元気でしょうか。
興味のないアイスクリームではありますが、1つだけまた食べたいのがあります。そのアイスクリームはアイスクリームというかフローズンヨーグルトのソフトクリーム状のものでありまして、昔それが売っていた場所はと言いますと、浦安というか舞浜の、東京ディズニーランドの、トゥモローランドの、スペースマウンテンを降りた向かいの建物の2階でした。これはもう、誰が何と言おうと若かりし頃に何度も食べたので覚えています。プレーンとイチゴとミックスがあったのです。旨かったなぁ。しかしその後訪れたらその店はなく、今も無いようです。
あのようなフローズンヨーグルトの美味しいソフトクリーム状のものを食べたいのですが、どこかにありますでしょうか?あのアイスの記憶が強すぎて、いまだにフローズンヨーグルトに憧れがあり、去年アメリカ旅行に行った時に観光地で発見して喜び勇んで食べてみたのですが、全然旨くなかった。それまでは不味いフローズンヨーグルトなんて想像出来なかったけれど、今ならば出来るようになった。これを成長というのだろうか。
で、その後日、暑いロサンゼルス市の果てしない町をとぼとぼ歩き倒していたら突如行列が出現したのでなんだろうかと見に行ってみたら「ヨーグルトランド」というお店でありました。そしてそのヨーグルトランドのヨーグルトとはフローズンのヨーグルトだったのです!好きなだけ入れて重量で値段が決まるシステム。入り口で入れ物を持って色々な風味のフローズンヨーグルトのソフトクリームマシンみたいなので自分の好きなのを好きなだけ入れ、フルーツの細切れコーナーや、チョコレートや可愛いカラフルな飾りキャンデーのコーナーがあり、最後レジで重さを量ってお会計という具合であります。そこのフローズンヨーグルト、とても旨かった。日本人は行列が好きだとか言われますが、アメリカ人も旨いものには並ぶとわかりました。(その前に食べたフローズンヨーグルトの店はあんま人居なかったや)
とにかく私はヨーグルトランドのフローズンヨーグルトにあまりにも感激し、その店でフローズンヨーグルトを食べたピンク色のプラスチックの匙をはるばる日本へ持ち帰り、家でヨーグルトを食べる時に使ってはヨーグルトランドを思い出しているのです。
で、あの店、フランチャイズっぽかったから、日本にも出ればいいのにって思って今ちょっと検索してみたのですよ。そしたらありました!あります日本にも!2店舗あるようです!で、そこはというと、両方とも沖縄なのでありました。あーやっぱあれ食べるにはまだ飛行機が必要なのだと喜びから急降下。がっくりきましたほんと。
しかしながら、アメリカよりもぐんと近くなりましたな。うん。
あぁもう目の毒だよこのホームページったら。旨そうだなぁ。
http://www.yogurt-land.jp/
沖縄在住の方や、沖縄に行かれる方は是非に。

で、アイスクリームに関する悩ましい問題に話を戻しますと、それは、この季節になると「アイスクリームを受け取り、溶ける前に食べてしまわないとならない」機会が増えるということであります。や、まぁ、嬉しいんですけども、なんと言うか、それは時や場所選ばずやってきて待ってくれないことが多いというのが問題なのです。私くらいアイスクリームに興味が無いとですね、放っておいたら1年に1回か2回食べるか食べないかなのであります。言うなれば結構なイベントなのです。そんな大イベントが突然やってくるのです。夏ともなれば頻繁に。これが困るのであります。せっかく食べるのならば、気分や時が満ちた時に食べたい感じなんです。でももしコレを読んだ誰かが、皆にアイスクリームを買って来て、私にだけきゅうりを渡したらと思うと、それは大層遣る瀬無い話でございますので、もしいつか私にアイスをくれることになってしまった人が居ましたら、運を天に任せるしかないのであります。
ああ、私だって出来ることならば、アイスが大好きになって、いつ何時誰からアイスを貰おうと、嬉々としてたいらげられたらどんなにいいかと思っているのです。しかし現実というのは厳しいもので、侘しい限りであります。はい。
アイスクリイームアイスクリーム。アイスクリームの恋人になることは遠い夢也。

今、アルバイト先の冷凍庫には沢山アイスが入っています。昨日は食べましたが今日は食べませんでした。食べずにいると「アイスを食べないのか」と聞かれます。今日は「アイスなんて大イベントなのでそう毎日は食べられません、金曜日くらいに食べるかもしれません」と答えました。その声の主は、アイスが大好きで、毎日何個もアイスを食べるそうです。

スズナリの公演について何か書かねばなんないのではないかなぁとは思えど、今日のところはこのような日記となりました。
10年08月07日(土)
こないだ下北沢ザ・スズナリでやった「鉄割ベガズバンケット」ご来場の皆様、また関係の皆様へ、私としては大変よかったです。感謝。ありがとうございました。
瞬間的なことなのですが「これ!」って時が度々ありまして、それは演目中だったり、そうじゃない時であったりなのですが、それが本当に嬉しかったのです。なんともいえないことですみませんけれど。そんな瞬間がもっと沢山に増えていくように、なんとか頑張って生きていこうと思ったのでございます。
公演前~終わるまでは、故意というより必然的に、個人的な存在においての用事を全く無視しないとやってらんなかったりしていまして、覚えていなくてはならない用事まで忘れてしまう始末であります。(⇒Kさんごめんなさい!そして他の方も!)見に来て下さる友人知人の皆様とは、人間的交流が出来ずそれはそれで全く残念なのですけれども、逆に、全く知らないお客さんなんかと、一瞬のことでも旅行先のような感覚の中で必要に応じたちょっとしたやりとりが出来たりすると嬉しいです。これはつまり一人旅のような一対一みたいな感じでありまして、友人知人と旅行するときなんかにかかってくる膜を取り払った感じで素晴らしいのです。で、私は鉄割の時は地元民なのです。地元鉄割。お友達とお誘いあわせで来ているお客さんも、一回1人で見に来てみるとまたちょっと違う風に見えたりするかもしれません。一人で来ても危なくないですので。
や、今回、普通の感覚が凄いお客さんがいまして、何が凄いとかいえないのですけど、何か聞かれて答えただけなのですが、程よい距離感や気さくさを持ってして、こちらに「なんだかちょっと嬉しいな」という感覚を残して去って行きました。なんでしょうね。
私のお楽しみの1つとしては、鉄割を見に来る日々のお客さんの様子を見ることというのもありまして、前述のお客さんは久しぶりの大ヒットでございました。嬉しいな。
毎日来るお客さん達は、別に全員が示し合わせているわけでもないのですが、団体的性質が現れてきたりするのです。今日のお客さんはこうだなとか、昨日のお客さんは割りとこうだったなとか。そういう具合に。それは捕らえるこちら側の問題なのか、何故なのかわからないけれど、集団の心理とか何かそういうのでしょうか。面白いんだな。具体的な例で申しますと、こちらが「手を上げて下さい」というと、凄い勢いでザザザザザっと迷い無く手が挙がる日もあれば、バラバラバラとなる日や、なんとなく気後れ気味におずおずと挙げる日だとか色々なのです。不思議だなぁ。
結局毎度毎度、全般的に鉄割のお客さんというのは、いい人が多くて本当に助かっています。
公演中、スズナリのi川さんが、ケセランパサランを捕獲し、見せてくださりました。ケセランパサランについては、私はたまに見かけるのです。で、公演終わってからも道端で見かけたのですが、その在り方やはり素晴らしくほわほわ定まらない様子をしていて、なんともいえない様子で去っていったのです。で、思い出した、市川さんのケセランパサランを。見た時は面白かったけど、あれを捕獲するって結構難しいことなのではないかと。道端で見た時に捕まえようと思ったことないし、捕まえられると思いもしなかった。あれ捕まえちゃったんだなi川さんは。

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雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

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