03年02月10日(月)

 映画『マンハッタン』に、主人公を演じるウッディ・アレンが、ソファに寝ころんで短編小説の構想を考えるシーンがあります。その途中、彼は「なぜ人生には生きる価値があるのか?」という問いにぶつかります。

 彼は、自分の人生に価値をもたらしているもの、生きることに意味を与えているものは何なのか、考えをめぐらせます。それは、グルーチョ・マルクス、ウィリー・メイズ、モーツァルトのジュピター交響曲第二章、ルイ・アームストロングの「ポテト・ヘッド・メイズ」、スウェーデンの映画、フローベールの小説「感情教育」、マーロン・ブランド、フランク・シナトラ、セザンヌ描くりんごやなし、サム・ウォーのレストランのカニ料理、そして彼の恋人トレーシー。

 最近、私生活でいろいろとごたごたがありまして、あやうく自分を見失いそうになり、そんなときにこの映画のシーンを思いだしました。そしてぼくも考えました。ぼくの人生に価値をもたらしているものはなんなのだろうか、と。頭の中にいろいろなものがよぎりました。それは、プレステ2,真・三國無双1,真・三國無双2,真・三國無双3,三國史戦記、シュミレーションゲーム三国志、吉川英治版三国志、霜天航路、そして横山光輝版三国志。そして確信しました。今のぼくには、それ以外のものはなにもいらない。

 ぼくの三国志ブームはもうしばらく続きそうです。


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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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