今朝目がさめた時、無性にこのまま一日中ベッドの中にいて 本を読んでいたいと思った。 しばらくその衝動と闘った。 それから窓の外の雨を見た。 そして、降参した。 この雨の朝にすっかり身を任せよう。 わたしはこの人生をまたもう一度生きるだろうか。 また同じ許されない過ちを犯すだろうか。 うん、確率は半分だ。うん。
以上、大好きなレイモンド・カーヴァーの詩"Rain"より。 梅雨の朝は、この詩で心を潤します。
主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。