04年10月01日(金)
10月24日に公演があるので、お話を書いてます。でもなんか物凄く具合が悪く、頭が痺れてるんですね、。でも書くしかないので、頭に保冷剤乗っけて、タオルを巻きつけて書いてます。そんでできる話は、本当わけわからなのばかりで、まあ、いつもとあんまり変わりませんが。混沌としてます。多分相当面白いです。
04年10月02日(土)
自転車ショーを見にサンシャインに行った。置いてある自転車乗れて、コースも走れる楽しいものでした。マウンテンバイク乗って、バンバカ木の上走れたりして、でもみんな20万とか30万する自転車で、こんなの買えねえよ、と思いました。
 それで下の階に行ったら、コミケがやってて、ちょっと中覗いてみようと入ったら、臭いし、気味悪いのが沢山いて、普段、秋葉原とか町とかでああいう人見ても、どうとも思わないし、我流を行ってて素敵だなと思いますが、あそこまで集結して、まして、エロ漫画ばかり並んでて、本当、申し訳ないが、気分悪くなって吐きそうになりました。クラクラと眩暈がしますたよ。
04年10月03日(日)
最近、また己の勝手に座頭市ブームがやってきまして。最近観て特に面白かったのが三國連太郎の出てた。座頭市牢破りってのでして。この勝新太郎と三國連太郎ってのだけで、焼肉と寿司同時に食うみたいなんだけど、いやーもう、勝新は相変わらずキュートだし、三國連太郎は優しい鬼みたいだし、もう本当面白かったです。とくに、変なところリアルにこだわった、勝新がたまりません。着物の背中がいつも汗でぬれてるとか。それと勝新っていったら三味線なわけなんだけど、この中では、なんと市さん、小判でベンベン三味線弾いちゃうんだから、投げられる小判はじき返したりして、果てはそれで音鳴らしたりして、もう怪傑ズバットでしたよ。ちなみに金髪の座頭市とかいうのが最近ありましたが、僕は観てませんけど、やっぱ座頭市は勝新だけで十分だと思います。ブルー・スリーの映画を、他の人がリメイクしてもどうなんだろうという感じなんだけど、関係ないけどチャックノリスは好き。
04年10月04日(月)
コーンだけ食って「え!この値段?」という寿司屋があるということで、先輩とか、その人が行ってる飲み屋のマスターとかお客さんとか色々で行ってきましたの。中野新橋にある寿司屋さん。名前忘れちゃったんだけど、ホヤとか、あいなめの刺身だとか、日本酒なんか、色んな種類、ジャンジャカ飲んで、最後かんぴょう巻きにガツンとワサビ入れたの食って、味噌汁飲んで。こりゃやばい、一人1万円近く行ってしまうぞと思ってたら、その半額以下でした。しかしすんげえ日本酒沢山飲んだんだけど、一緒に行った人、皆、食いっぷりはよいは、飲みっぷりはよいはで、凄かったんだけど。なんなんだろう? 別に回転寿司とかでもなんだよね。その二週間前は一緒に行った、マスターの青山にある、隠れ組織の集うバーみたいな所行ったのでしたが、そのときも、マスターが鍋(トムヤンクンベース)をつくってくれてて、あとはもう酒飲み放題で、これも腰抜かすくらい美味くって、安かったの。なんでだろう?
04年10月10日(日)
もーう最近、駄目だ死ぬど俺と。20歳の頃、広島の占い師に「あんた、ノイローゼか気が狂うな」って言われたのが、今の歳で。また一年間くらい、飛んでばかりいた、23歳くらいの時に、部屋の隅に鈴がチリンチリン鳴りだして(鈴なんて無いんだけどね)、そっから、数字が、出て来て、その数字が今の歳で「あんた死ぬあんた死ぬ」って。本当、馬鹿な話なんですが。とうとうやってきてしまった感。なんてたって、この一月の間、俺頭が痺れっぱなしで、このまえ、スープ飲もうとしたら、手がブルブル、アル中みたいに震えて、「あーやべえ」と思ったのでした。でも10/24に公演あるんで、話書いちまわないことにはどうしようもないので、頭痺れて手震えながら書いてたのね、でいい加減、自分でもヤバいと思って、病院に行き精密検査受けたのです。脳の写真とかとりまして、もう、ドキドキでした。自分大変ネガティブ野郎なんで、「今回はもう完璧に駄目だな」と勝手に確信して、身の回りの整理とか考えてやんの。←本当馬鹿じゃないの俺ね。こんな事「俺は死ぬだろう」っての、今まで三回くらいやってきまして、全部変な病気になっちゃったと思い込んで、豚と軍艦の、癌ノイローゼの丹波みたいな状態。で結局、結果はこれまた大バカ者の、自転車の乗り過ぎで、頸椎(けいつい)と肩の神経がおかしくなってて、頭の神経が痺れてたみたいです。なにやってんだろう自分。んでも、10月22日は誕生日なので、コレ過ぎてまで生き延びてたら自分、生き返ってしまうんで、蘇生されますんで、とんでもない生き物になりそうで、全部やり直せそうで、やりますよ! 多分凄い事になりますよ色々。だから10月24日の演目、そんな中で書きましたんで、大変混沌としており、そこから、にじみ出る、くそ馬鹿エキスが、ひしひしで、是非足をお運びください、宮永会館。お待ち。
04年10月11日(月)
部屋に平積みにして読んでない本沢山あって、その中の一冊、ブコウスキーの勝手に生きろを読んだのです。もう、毎度のブコウスキー節、全快フルスロットルで、酒飲んで、ウンコ漏らして、挿入して、仕事さぼって辞めさせられ、ギャンブルやって負けたり勝ったりなんですが、ブコウスキーの凄いのは、その中に勝手に哲学を感じさせ、それをいとも簡単な文章で記してしまう所。とにかく文章の終わり方が全部格好良すぎます。例えば「少し喧嘩して、セックスして寝た」「どうやら俺はおかまになってきたぞと思った」「おれはそいつのタバコに火をつけてやり、それから自分にもつけた。そいつは東に行き、おれは西に向かった」
等々、完璧。また日本人の女性をほめてる箇所がありまして、ブコウスキーはいつの日か、「すべての困難と苦痛が終わったあと、ある日、日本人の女の子が現れて、一緒に幸せに暮らす」といった妄想を描いており、これ、いつの日か俺の前に、モニカ・ベルッチが現れて「カモンよ〜」と言ってくれるってのと変わらないじゃんよ。でね、日本の女の子達の為に、その文章をプレゼントします。
「日本人の女性の骨格は美しい。頭蓋骨の形も年齢とともに肌がはってくるのも魅力だった。太鼓の皮がピンと張った感じ。アメリカ人女性の顔は年々ゆるんでいって、遂にはバラバラになる。ケツすらもバラバラになり、見苦しくなる。二つの文化の力も異なっている。日本人女性は直感的に、昨日と今日と明日を理解する。それは叡智と言っていい。それに持続力がある。アメリカ人女性は今日しか分からないから、その一日がうまくいかなくなると、それだけでボロボロになってしまう」
だと、まあどこまでどうだか分からないし、昨今は日本人の西洋化(体型とかも)とか言われてまして、ブコウスキーがこれ書いたの1975年で、作品の舞台は戦争中でして、生きたブコウスキーが今の日本にやって来たら、どうなんだろう? でもブコウスキーだから、結局そんなことどうでも良くなって、ヤラせてくれねえかなって考えるんでしょうね。
 で本の中で、ブコウスキー、とうとう、そんな日本人の女の子を働く工場で見つけ。「よう、触りあおうぜ。おれ、あんたにキスしたいんだ」とか言って誘うのですが一回目ははぐらかされてしまうが、ある日、段ボールの上でキスをして服をまくり上げるまで行ったのだが、店員に見つかって、首になり、日本人の女の子も首になってしまったという悲しい結果になってしまったのでした。
 しかしお話は大変おもしろいので、興味のある方読まれると良いと思います。でも「私ブコウスキー大好き!」って軽々言ってのける女の子、どうもなんか信じられない気がする、「俺、宇野千代大好きだ!」と軽々言ってのける男みたいな気がするんで。読んでおもしろくてもあんまり公言しない方が良いと思います。

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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