05年11月02日(水)
05年11月03日(木)
渋さの前に少しやる、音楽忘れちゃったりして、ずんこら。終わって、打ち合わせまでのあいだ、どらびでおを渡部と観ようとしたら、中止になってしまってた。自転車で家に戻り、武蔵大学へ行く。
05年11月04日(金)
武蔵大学の学園祭、2年前に出たときはイベントに参加でしたが、今回は、マルチスタジオという立派なスタジオで単独公演、いつもどおりのヘンテコな舞台が仕上がり、夜練習。
05年11月05日(土)
今週に入って3回目の大学学園祭。しかし学生って楽しそう、それに便乗するように公演を一日に2回。それとは関係なく二年前も行った鉄道研究会を覗いた。2年前は鉄道員の制服を着て、鉄道模型をあやつってたのに、今回は制服は着てなかったし、模型は脱線ばかりしてた。んで公演は、女子高生とか、近所のおばあちゃんとか、沢山来てれて、二回目は定員以上の人が来てくれて、沢山だった。終わって学生さんのおもてなしの、酒とか鍋食いながら、少し酔いました。楽しい場を提供していただきありがとうございます。
05年11月06日(日)
この一週間の行った公演、京都・学園祭巡りの荷卸し、つうか今週は、「京都メトロ」「京都造形大学」「多摩美術大学」「武蔵大学2回」と4つもの場所で公演してやんの。どさ回り要素がますます強くなってきました。いい加減疲れてきましたが。
 それで、11月7日(月曜日)は明日はこの怒濤の公演巡りとは全く関係ない、「地底な宴」を行います。これは、今年の夏、渋さ知らズが、ヨーロッパツアーに行く前に、不破さんと渡部と飲みながら話しをして、決めたのですが、この飲み事態が、地底要素まるだしの凄まじい飲み会だったのだけれど、「地底な宴」一体何をやるのか、どうなるのかさっぱりわかりません、そのさっぱりわからない感じを、思いっきり遊びながらやろうという企画でございまして、謎のイベントです。その謎を観に来てくださった方々だけでなく、やてる僕等も謎を感じつつやってしまおうという、何が正しいのか? 何が間違ってるのか? そんな何かを全部ひっくるめてやってしまおうと行った感じで、どうなるか分かりませんけど、そんなどうなるか分からない感じを、見届けてくださる心優しい方々は是非、明日、新宿まで足をお運びください。

====以下詳細気味====

「地底な宴」開催決定!
日取:11月7日(月曜日)  
場所:新宿ウルガ  http://www.urga.net/information/index01.html
時間:19時オープン 20時スタート
値段:2000円くらい
=内容=
「渋さ知らズ」の人達とか「鉄割アルバトロスケット」の人達がなんかやる。一人でなんかやる、二人でなんかやる、三人でなんかやる、入り乱れてなんかやる。歌あり、音楽あり、寸劇あり、手品もあるかもしれないし、ゲーム大会もあるかもしんない、踊りもありで、なんかわからないけどなんかやるものありです。
05年11月07日(月)
「地底な宴」なのか? 「地底の宴」なのか? わからないまま会場へ行く、不破さんと話して「地底な宴」と判明。そんな感じなので、集まってきた、渋さメンバーの方々も「今日はいったいなにやるの?」といった感じで、やる側も、いったい何をやるのかわからないまんま開演突入! まずは、渡部の「モグラはグラタンに似た味するのかな?」って話で開会宣言。その後は、とにかくわけわからないまま、次誰行ってって、次誰行こう!って感じで、舞台に代わる代わる人が上がっていく、勉蔵のベース漫談、川口さんの物産展の話、不破さんがエレクトリックベース弾いた、即興ロックバンド、あれ格好良かったあ! あんな演奏してみたいと思った。絶対無理だけど。んでその後、僕は室舘さん(渋さ)とフォークソングを歌いました、その唄に、大根(PC)がヒューマンビートボックスでリズムを刻んでくれました。歌いながら、笑いそうになりました。凄いんだアイツのヒューマンビートボックス、喋れない奴が、喋ってるみたいなヒューマンビートボックスで、等など、鉄割と渋さの人が、入り乱れて、最後、大根ドラム、勉蔵ベース、内倉ギター、僕ギター、キリンマンドリン、渡部はっぴ、で鉄割の者共が、本多工務店のテーマを演奏、それに、前日作った、勝手な歌詞を乗っけてみんなで歌ってますと、どんどん渋さメンバーの方々も参戦してくだすって、さながら、渋さのコピーバンドに、本物達がやってきたような有様でした。壁の方を見ると、弟が真っ赤な顔をしてビールで酔いつぶれてました。それで、不破さんの挨拶で、終了となりましたら、優しいお客様から「アンコール」になりまして、まごまごしてますと、不破さんに「なんでもいいから、やってっちゃいな」といわれ、高岡君(チューバ)とか、皆で「最後に愛をください」を演奏。一体誰が何を演奏してるのかもなにをやってるのかもわからないまま終了。終わってみても、やっぱり、これは一体なんだったのだろう? 凄い楽しかったけれど、その楽しさを説明できない、といった感じでした。終演後カウンターで不破さんと渡部と話して、次回は、1月16日に「地底な宴」開催決定。今度はカラオケとかあったりするかもしれない、近所の歌自慢のおやじとかに歌いに来てもらったり、よぼよぼのマジシャンとか呼びたいな。近所に変な特技があって、発表したがってるようなオッサンがいたら、教えてください。
05年11月08日(火)
ひょんな事から、映画、タケシーズのチケットをいただきまして、大根と観にいった。内容は、もうアレで、感想も、もうアレで、あれのあれみたいなアレでした。僕の中でやっぱ、タケシの映画は「ソナチネ」で終わってしまてます。
 でもこの映画を観にいった本当の目的は、知り合いの父上(役者ではない)が出てまして、その父上を観にいったのでした。雀荘のオッサンの役、銀行社員、警察、など何役もやってて、沢山出てたのでしたが、それがとてもよかった。修羅場を潜り抜けて人間大きくなって、そのあとの大らかさみたいのが、にじみ出てて、たけしよりも、100倍くらい大きな人間に見えました。お世辞抜きに、一番良かったです。
05年11月09日(水)
走って婆さんの家に行って、爺さんに線香あげて、走って帰ってきた。
05年11月10日(木)
最近読んでる本に、小豆相場の話が出てきて、噂には聞いてたけれど、やっぱあれは怖いものだと思いました。団鬼六も小豆相場に若い頃手を出して、数年間、三浦半島に逃げてたみたいだし、あれ、ただの、ギャンブルであって、ギャンブル以上に人生を賭けちゃうようなもんらしい、株なんか子供銀行の世界に思えるような、小豆相場の世界。でも名前が「小豆」で何処かしら可愛い。「小豆ちゃん」って、あだ名の子がいたら可愛い感じしますものね。しかしながら何十億儲かるけど、何十億、何百億すってしまう世界。金がそこまで行っちゃうとやっぱギャンブルではないような気がしますけど。友達の父は、やはり相場ですってしまい、家も無くなり、友は学校にすらいれるかいれないかって状況になったのをみたことがあります。もっと身近では、キャベツの相場みたいなもんでしくじって、やはり、半島に逃げた人を知ってます。人は逃げるとき、やはり半島に向かう習性があるのだなあと思いました。あー怖い小豆相場、あんなんで金儲かっても、儲けた気がしないだろうな。けど、もっと知ってみたい気がしました、相場の世界。その本、沢木耕太郎の、昔の相場師の奇人達を書いた本。いまから続きを読みながら眠る。
05年11月11日(金)
悶悶部屋で悶悶、走る近所。戻って悶悶。
05年11月12日(土)
トップページにもございますが、12月、鉄ダビ、つうのをスーパーデラックスでやるわけですが、その、基ともなってる「アブダビ」そのフリーペーパーで次回号の「どブダビ」の取材。いつもの散歩コースを辿りましょうということで、九段下から根津まで、歩きながら喋った。途中、変てこな盆栽の品評会よったり、熱燗飲んだりしながら、四時間近く歩きました。楽しかった、休日の晴れた日。
05年11月13日(日)
キリンの引越し、キリンは看護婦女子寮に住んでて、そこからの移動。男三人で朝っぱら寮の前に集合。男子禁制の寮で御座いますが、引越しは特別にはいれるみたいで、色んな期待を込めて、お邪魔しましたが、そんな期待は直ぐに吹っ飛ぶような、キリン部屋の散乱状態。おまけに糞したくなったのに、女子寮だから、便所にも入れない。で、昼くらいには、新たな住居へ移動して、沢山人集まって、荷物を部屋に入れる。そのあと引越し祝い鍋をやりました。日本酒を燃やしました。
05年11月14日(月)
今日は遠藤兄弟というライブに行ってきた。音楽の世界で遠藤といったら、遠藤賢司(エンケン)と遠藤ミチロウで、この二人がライブをするのでして、二人合わせて遠藤兄弟ってこと、エンケンが58歳で、ミチロウが55歳で、足して。113歳だって。それで、遠藤賢司のライブは「あんた絶対行った方が良いと」今まで何度も言われてて、特に、カオリン(死んでしまった)と宗方(現在は行方知れず)と多田ちゃん(kiiiiiii)に言われてたんです。しかし観てなかった。ライブの体験談を聞いてたのと、持ってるCDとかで自分も、エンケンを体験にてた気になってました。そして、本日、エンケンのライブを観て、この御三方には、今までエンケンを観もしないで知った気になってて本当申し訳ないとあやまりたい。「それで満足したつもりになってた」ごめんなさい」
 しかしエンケンってのは、エンケンそのもので、もう、ギター一本抱えて出てきて、音を出した瞬間、本当に涙出ました、あれ小沢昭一観たときの涙と一緒で、ライブ中、4回くらい涙出そうになったのですが、隣にカミオ君や内倉君がいたので、やっぱ恥ずかしいから、涙をこらえてしまった。でもちょっと出てしまった涙。これ、歳食ったから涙もろくなったとか、そんなんじゃなくて、目の前に、あまりにも格好良い出来事が起こると涙が出てしまう感動で、その感動は、相手が感動を起こそうと躍起になってるのではなくて、とにかく全身全霊、何か、その相手が、信じてるものを、がむしゃらになって、打ち出そうとしてる状態に遭遇してしまったときに起こるものでして、なんつうか、偉そうな奴が、相撲観たり、サッカーの試合みて「感動した」とかいうのとは全く違った。もっと宇宙規模の感動で、こっちの方が「純感動」ってやつです。
 でね、ライブは、アコースティックギター一本で、何でこんなに、凄まじく凶暴で、こんなに優しい音が出せるのか? っていうくらい凄くて。そして最後、エンケンの横にはドラムセットがずーっと置いてあって、誰かゲストでも来てドラム叩くんだなと思ってたら、大間違いで、エンケン、グレッチのエレキギターを持った。そのギターにはエフェクターが二つガムテープで貼り付けてあって、マーシャルのアンプに突っ込んで、「ガギャ〜ン!」ってかき鳴らすかき鳴らす、物凄くデカイ音、そして飛んでもなく凶暴な音が、してね、ガンガンギターがかき鳴らしててると思ってたら、自らドラムセットに座って、ギターのフィードバックで、ガンガンドラムを叩き出したのです。それもギターのエフェクト、ループとかワウとかシンセトか、衒ったものじゃなくて、ただもうグワーングワーン! 物凄い状態でドラム叩きまくってまして、「この人、死ぬ気で遊んでる」と思ったら、また泣きそうになりました。つうか泣きました。不滅の男って本当にいるんだなと思いました。エンケンは絶対に死なないと確信しました。
05年11月15日(火)
走って、とことこ、歩いて、汗かいて、風呂屋のサウナに入って、家に帰って、ジャスミン茶を飲む。12月のスーパーデラックスの演目とか、考えながら、机の前で、天才バカボンを読む、バカボンのママとパパの初デートの項目は、凄まじかった、ママも馬鹿なんだよなって改めて思った。馬鹿は素敵。
05年11月16日(水)
本日は生き抜きという事で、空屋のナオ君のライブを観にいく。弟と車で横須賀へ、かねよ食堂とういう、素敵な海の小屋へ、その小屋は小さな砂浜に建ってるトタンの掘っ立て小屋で、むき出しの電球が光ってて、外の砂浜ではドラム缶の中で火がバンバガ焚いてある。もうなんか、アメリカンニューシネマのワンシーンみてえなの!この雰囲気!クラムチャウダーとビール飲みながら、焚き火であたたまりながら音楽聴いて。隣には弟、弟のそっくりさんもいて。後、空屋に行って、今度は、ナオ君のソロライブ、とーっても良かったあ。夜中まで、映画みたりしながら飲んで、朝までちょっと寝て、車で帰った。天気が良い。また再び弟とドライブ、横の眼鏡。
05年11月17日(木)
森進一の「港町ブルース」を聴きながら、12月の演目を書いてる。繰り返し繰り返し聞きながら、本当に良い曲だわ、背のびして見る 海峡を 今日も汽笛が 遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港 港 函館 通り雨!
05年11月18日(金)
タコの鍋を食いながら、己の成長の無さを自覚させられて、そんで、タコを食う。タコ食いすぎて、己のタコさ加減が身にしみる。ああ、俺はタコだと。
05年11月19日(土)
12月の鉄ダビの話を、アブダビ君と会って打ち合わせ、家にもどって、演目だとか、色んな話を、六時間ぶっ通しで書いた。タコの耐久レース。
05年11月20日(日)
練習のため集合。終わって、カミオ君と話してて、二月の駅前劇場でやりたいことを説明してたら、それって、アビーロードの最後の方みたいな感じ? といわれて、そうそう本当そうですと納得。
05年11月21日(月)
ペニノの谷野のくんとあって、ペニノ次回公演の相談のったり話したり。今度のペニノ1月にマメ山田という、小人の人が主演でダークマスターという芝居やります。絶対面白いから、皆さん観にいかれるとよいです。
それで今度一緒に、本物の中学生男子2人がダンボールの中に入ってるハードボイルドをやろうと、話した。再来年くらい、一緒になにかできたら良いかと思う。
05年11月22日(火)
スーパーデラックスでやってる自転車映画祭を観にいく。店の前に色んな自転車が止まってた。乗り潰してる何処のメーカーかわからないような自転車が一杯、格好よい自転車の。中に入ったら大盛況で300人くらいの人、京都の自転車屋・銀輪の無我さんがいた。挨拶し雑談。京都の無我さんのお店は本当素晴らしいお店です。自転車映画も面白かった。アメリカのメッセンジャーめちゃくちゃ。
銀輪ホームページ
http://www.kyotoginrin.com/
05年11月23日(水)
前日、自転車映画の後、青山のたまさんところで飲んで、神保町の素晴らしさを語り合い、麻布のモンジャ焼屋で、明け方までのんで、べろべろで自転車に乗って帰る。途中自転車乗りながら吐いた、前方に吐いたので、吐いたものが、なんとかの法則ってやつで、戻ってきて、惨憺たる状況。戻って寝るも、回復せずに、一日丸つぶれ。
05年11月24日(木)
鉄ダビ練習。だべってだびってだぶるだべ。
浸水したパンツ、神の如し、さるまわし。
05年11月25日(金)
寝ずに朝まで話を書いて、朝眠る。
05年11月26日(土)
朝まで作業して、朝、寝る前にインドの民話っての読んで、その話、最後に羊にされた男が穴に埋められ、半分出た身体をなぶられるって話で、嫌な気分で就寝。後寝たのか寝てないのかわからない境地に陥り、金縛り、雨音がして、外から部屋に侵入者、「だれだ〜」って言ったら縛りがとけた。外はあきれるくらいの快晴で。
05年11月27日(日)
色々ひと段落したつもりになったので、つもりだけで実は何もなってないのだけれど、やきとりを食べに行く。やきとり屋のある路地に入ると、煙が充満してて美味しそうな匂いが漂ってました。疲れた山椒魚が横で眠ってました。
05年11月28日(月)
今度のスーパーデラックスは色んな人達と公演するのだけれど、毎回、違うゲストの人達が来て、微妙に演目なども変化していきます。そんで、今日は9日に一緒にやる。BABY-Qの東野さんが稽古場に来て、なんやかんや打ち合わせしながら、安酒場行ってなんやかんや打ち合わせと称しながら、お酒飲んでました。港町、場末の男と女の「演歌の花道」みたいなのやります。凄い面白いと思います。あとインベーダーゲームとか、インベーダー世代、ゲームセンター嵐世代はどうぞ。
BABY-Qのホームページ
http://www.baby-q.org/index.html
05年11月29日(火)
これが僕のナンバーです。そうこころに命じて生きてきます。Toots & The Maytalsの名曲「54ー46」今年いっぱいのテーマソング。
05年11月30日(水)
なんかした。にんじん食った。美味くなかった。

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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