08年07月12日(土)
スズナリの公演終りました。
観に来てくださいばかりで
終わたら、ほったらかしじゃいけませんものね
関係者の皆様どうもありがとうございました。
そして観にきてくだすった方々ありがとうございます。
なんだこりゃ!と頭とか痺れてくれたら幸いです。
でも、席つめて、おまけに公演時間長くて、
足痺れさせてすいません。
本当は一時間半くらいの感じでつくってたのですが、
これも詰めちゃえ、これもやりたいぞ!
と思ってたら、自分等の希望時間すら、一時間もオーバーしてしまいました。
今回は、康本さん出てくれたり、ウタコさん戻ってきたり、
この前出払い公演だけど、今回は出戻り公演だねと言われました。
あと、公演中、どこからか赤ちゃんの泣き声がきこえたよ、
って方たくさんおりましたが
あれ、おばけじゃなくて、舞台裏にいた、ロウ君です。
とにかくなんだ、今回は皆、怪我の無いようにと祈ってました。
なんせ、あんな狭い(自分等が狭くしてるのだけど)空間で
動き回る人沢山だし、舞台に敷いてた黄色いコンパネ
注文と違うのきちゃって、やたら滑るし
安全安全と思ってたけど。
足下ではなく、マイクくわえたら歯がかけてしまいました。
村上君は稽古中、足の指の骨折れてしまいました。
でも最大限に動いてくれたし、
杖ついてなんか変な凄み出ちゃってよかったと思います。
あと、まあ、色々あるんだけど、
とにかく、今回、公演できてよかったと思いました。
なんだか小学生の作文みたいですいません。
しかし今回の公演は、小学生の夏休みみたいな感じでした。
だから夏、これから始まるのに、もう終ってしまった気分です。
そんな感じで、最近はラジオばかり聴いてます。
今は、ふるさと自慢のど自慢ってラジオがやってますが、
素人の下手な歌が、そのまま流れてきて
不安な気分になりますが、でもそれが良いです。
不安定だから、ゆらいでます。
ゆらいでるってのは、いいです。
あたたかい気分になります。
さっき、お婆ちゃんが、会場の手拍子だけで、
民謡みたいの、歌ってたんだけど
泣きそうになってしまいました。
歌って、こういうことなんだな。
あと
新沼けんじが、色んな雪の種類歌ってる。
津軽恋女っての、粉雪、水雪、なんたらた〜って
それと、この前ラジオで、焼酎天国って演歌が流れてたけど
ころも相当ヤバイ感じでした。
08年07月14日(月)
最近、色んな人に、励まされてる気がする。
がんばれよ! やっちまいな! いっちまいな! いまだぞ!
そんな水飲むな! とか、
だから、その励ましを裏切らぬように、
頭がボーっとしてるときは、走ったりする。
前から、悶悶すると、走ったりしてたんだけど、
で、この前、朝、起きぬけ、
二日酔い、気分悪い、頭ボケ、で
このままでは、本日一日
死人みたいな日を過ごしてしまいそうだと感じ
すぐさま自転車に乗って、
都心を走り、隅田川から、湾岸を抜けて、品川まで来てしまった。
午前中に家を出たのだが、品川ではもう15時過ぎだった。
既に、5時間くらい自転車漕いでる。
いい加減休もうと、天王洲アイルで、自転車止めて、抜け殻みたいになって、
栄養ドリンク飲んでたら、
雷鳴り響きだす、空が暗くなる、どうせ降る前に家には戻れぬと
自転車走ったら、空からバシバシ降ってきて、氷みたいのも降ってたよ
ヒョウっつうのか、痛かったです。
で、歩道橋の下で雨宿りしたけど、
風も凄くて、雨なんてしのげません。
足元では、溶けたアイスが汚らしく、
変なサイケ模様みたいになってたけど
そんなのすぐ洗い流されちゃった。
で、俺は瀕死の濡れネズミ状態です。
もうそんなだから、雨宿り意味なしだと、
雨の中自転車で走り出したら、
視界が遮られるくらいの、雨と風
仕方ないのでもう一度ガード下で待機、
で、雨やんで、
住宅地にあった公園で着替えつつ
パンツ一丁で、便所入ったりしてたら、
公園の前にあった、クリニーング屋のお兄さんに、
監視されてました。
んで、大田区を抜け、迷子になりながら、
環八にたどり着き、世田谷区。
述べ、8時間くらい自転車乗ってました。
孤独な自転車乗りの彷徨。
濡れた服は重たいです。
疲れすぎて、何も感じなくなってしまいました。
数年前に登った、槍ヶ岳思い出した。
家に戻ってから、なにしたか殆どおぼえてません。
次の日起きたら、疲れすぎていて、
全く身体を動かしたくないと感じ、
ヤバイ、このままじゃ、一日寝たまま過ごしそうだと思い
起き抜けに、マラソンしました。
走ってる最中、頭が痛くなってきました。
危険を感じ、走るのをやめ、公園の水を飲み、
普段なら、30分くらいで戻れる距離を、
2時間くらいかけて家に戻りました。
東京は、砂漠だと思いました。
オアシスにはなかなかたどり着けません。
俺、何に急きたてられてるのでしょうか?
でも俺、まだオアシスでのんびり過ごす
身上ではなのだとも思いました。
もっとさまよわなくちゃ。
夜は、武蔵野の地元の街で、
偶然、多田ちゃんシモン君に遭遇して、
焼鳥を食べました。
俺は壊れた車だと思いました。
壊れてるけど、まだ走るので、
結構、遠くに行けそうです。
行かなくちゃと思いました。
08年07月16日(水)
鍵束を一ヶ月くらい前に紛失いたしまして、
家の鍵やオートバイの鍵やらが束になってるのですが
紛失したこと考えないようにして生きてます。
よーく考えると、オートバイには乗れないし(ずっと乗ってなかったけど)
家は鍵できないし、
鍵隠してる場所があるからそれつかってるのですが、
実は、鍵束を紛失してしまったの、かなりショックなのですが
考えないで過ごしたら、そのショックもだいぶ和らいで
こうして考えられるようになり、
もう、どうでもよくなってきました。
だから現在わたくしは、鍵を一切持ってない人間と成り果てました。
なんか、あけっぴろげな人間になった気分です。
でも、その鍵束のまとめるやつ、あれ何て言うんだろう
まとめて、ズボンとかにつけるやつ
鍵を束にして、なんだろう?
それは、高校生の頃から使用してた物で、
高校のころアメ横で買ったんだな、
オートバイで、車に衝突して、救急車呼ばれそうになって
アメ横行きたかったから、大丈夫大丈夫って断って
アメ横まで行って、買ったんです。
あの束にするやつ、ずっとしてたのにな、20年近く使ってたんだ
ショックだな、なので、考えるのやめます。

あと今週末、7月19日、金曜くらいから本屋さんに並ぶと思いますが、
柴田元幸さん編集長のモンキービジネスって文芸誌の2号が出ます。
自分そこに、小説を書いてます。「どんぶり」って題名です。
内容は、簡単にいってしまえば、
甲斐性の無い男が東京を間抜けにさまよってるはなしです。
で、小さなハエのイラストが、あるのですが、
それは、kiiiiiiiの多田ちゃんが書いてくれてます。
本物のハエがはさまってるみたいな、
昔のビックリマンチョコのシールのおまけみたいになってます。
モンキービジネス↓
http://www.villagebooks.co.jp/villagestyle/monkey/contents.html

あと文芸関係でいえば
友達の長島有里枝さんが、今月号の群像に、
「背中の記憶」って小説書いてます。
長島さんは、ご存じの方多いと思いますが、写真家です。
で、この話、凄い好きです。
雰囲気がとんでもなく良いのです。
こういうの読みたかったんだ! って思いました。
長島さんとは、もう、ずっと昔
鉄割をはじめる、ずーっと前
長島さんが写真家になる前
に、出会いました。
どちらも学生で貧乏旅行者で、
ドーバー海峡を船で渡ろうとして、
僕が乞食みたいな風体してたら、
「日本人ですよね」って声かけてきてくれました。
日本人は僕等以外見あたりませんで、
この人、凄い格好良いブーツ履いてるなと思いました。
その前自分は飛行機降りたら、爆弾持ってるだろと変な部屋つれてかれたりしてました。
その船は、凄まじく揺れる船で、
色んな話をして、
ロンドンでご飯食べたりして仲良くなって、
僕は友達のいる寮に泊ってたんだけど、そこわけもわからず追い出されて、
長島さんの教えてくれた安宿に行ったり、
改めて考えると長なあ、
無くした鍵束くらい、長い友達。
鍵束はなくしてもいいけど、友達はなくしたくないから、
鍵束でよかったと思うようにします。
で、長島さんは、色んなこと、相談のってくれたり、色んな話をしたり、
馬鹿話も多いけど、スッポン!と勇気づけてくれたりしてもらってます。
クリスマスとか、「戌井君どうせさみしいんでしょ、家においでよ」って、
長島さん家族のホームパーティーに、参加させてもらって
チキンご馳走になったりしました。
本当ありがとう。
で、あの素敵な小説は、やっぱ長島さんの素敵な感じが滲んでまして、
とても良いです。
皆さん、絶対読んでください。
モンキービジネスもね
「どんぶり」と「背中の記憶」
ダブルで、おいちょかぶ。
08年07月25日(金)
このまえ自転車のってたら
バサバサバサって物凄い音が頭の上でして
カラスが頭の真上くっついて飛んできてまして、
羽ばたきの音、そんな近くで聞いたことなかったけど
凄い音がするのですなあれ、バッサンバッサンって
子供の頃観た恐竜映画を思い出しました。
しかし、カラスはそんな感じでして、
ズーットとついてくるので、
いい加減恐ろしくなって、
フェイント気味に急ブレーキをかけたら、
カラスは急に止まれずそのまま、前方へ飛んでった。
カーカー鳴いて、なんかメッセージでしょうか?
んなことがあったりしまして、この前、友達の結婚式があって
昼から、披露宴、2次会、3次会、4次会、と飲みつづけて
店で吐いて、また飲んで、もう駄目だと、帰宅することにしました。
でタクシーに乗ったら、
熱帯夜なのに、何故かクーラー効いてなくて
あつくて、運転主に、場所つげたら、
なんだか、ボーッとした人で、
カーナビ操作しますと言って、いじくってんだけど
操作もおぼつかず、発車するまで、数分かかって、
おれイライラしてきて
更に道間違えて、やっとクーラーききだして
この人、駄目だと思ってたら、
三宿の交差点にやってきて
「ここ曲がるんですよね?」ときいてきたので
「そう」と言ったら、タクシー曲がり出して、
俺「おいおいおいおい!」と叫んだら、
直進の車にタクシー、ドカン!ですよ。
もう、車のフロント完全、大破しちゃって、
運転手エアーバックにはさまれて茫然としちゃってるから、
「大丈夫」って声かけても、茫然としてて、
車内に、煙充満してきて、
ちょうど、交差点におりました警察がやってきて
「危ないから早く降りて!」っていわれて、
引き出物持って、床に落ちてたもの引き出物だと思って、袋に入れまして
後で見たら、それ、衝撃で飛んできた、タクシーの灰皿でした。
で、「あなた大丈夫?」って警官にきかれて、
考えたら、俺、交差点で大破して、煙噴出してる、
この車に乗ってたんだと、改めて思いますと、少し恐ろしくなって
でも自分、全くなんともなかったのです、
身体がちょっと横移動しただけでした。
酔っ払ってたから、抵抗せづにそのまま、
フォン!って横移動しただけで、車が衝突する瞬間とか克明におぼえてます。
「ムチ打ちとかあとから出るから」とか言われてるのだけど
衝撃が全くなかった、酔っぱらってたらから、良かったのでしょうか。
酔拳みたいなもんでしょうか?
運転手も向うの運転手も、救急車で運ばれて、
交差点にいた目撃者が、「大丈夫ですか?」話かけてきてくれて
その人、ジョギングしてる最中だったから、
「夜中に走ると、あまり身体に良くないですよ」
とか話しながら、交通の警察くるまで時間潰してまして、
タクシー会社の代車がやってきて
警察に、なんやかやきかれて、
その代車に乗って、帰ってきました。
無料でした。
で、よくよくかんがえると、
あと一秒早くタクシーが突っ込んでたら
後部座席に、もろボッカーンで、やばかったなと、
恐ろしくも思うのですが、
逆に、なにかに守られてる気がした
カラスの神様とかなのかもしれません
カーカーカー

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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