今日以前の管理人と偶然出会い、彼が遊びに来ました。彼は当時良く仕事をしていた働き者というだけにとどまらず僕がここに引っ越してきた際、よく夕飯に招待していただき大変感謝している方です。多分メキで僕が唯一認める友達です。彼はもともと大学でコンピュータを専攻してただけあって今はそっち方面の仕事をしており、ここの管理人をやってたときより多くの金を稼いでます。ちなみにこのパソコンのインターネット接続も彼にやってもらいました。音楽が好きでいつも「ラバンバ」を歌ってまして今日も聴くことが出来ました。僕は当初「ラバンバ」は某ラテン系ロック歌手（１９５９年２月３日飛行機事故で死亡）のオリジナルだと思ってましたが違うということを教えてもらいました。彼と会って当初アメリカにきた際の苦労や楽しかった事が呼び起こされ大いに良い時間だったです。

またアメリカに戻ってきてから大分時間が経ちました。そしてもう行ったり来たり行き当たりばったりの人生は嫌だと思いましたのでお家に帰る事にしました。そういう訳で６月に永久帰国します。マイサンの成長のスピードは目を見張るものがあり、断乳後は確実に赤ちゃんで無くなってしまう日がかなり近づく事でしょう。スタントマンにはいつかまた挑戦出来るかもしれませんがマイサンが一度大人になってしまったらもうあまり可愛くなくなります。そしてなにより結婚してからいつも何かに追い立てられワイフとゆっくり過ごした記憶が少なすぎます。これは不幸です。残された時間を有効に使う為、本日ハーネスを購入しました。これは何に使うかと言うとワイヤーで空に人を浮かせるためです。思えば空を飛ぶのが夢でした。もうすぐ夢がかないます。まあ実は飛んでる訳ではないけどね。そしてこれを使って忍者やって学校用の課題の１６ｍｍ作品を僕の卒業作品とする予定です。まあ卒業しないけどね。

前回冬家に帰ってきた時、マイサンはハイハイができるようになっててびっくりしました。そして昨日また帰ってきたらあんよができるようになっててもっとびっくりしました。しかしそのぶん活発さも増しており、よくこの間ワイフは独りで音をあげずに頑張ったものだと思いました。もちろんそのお陰で彼女の体調は悪化、ぼくはアメリカで前進したかと思ってたけど好きな事をやってただけの上、ろくにお金にもなってません。自分が一番得意と思われる事で金持ちになるのが一番早いと思ってたのですが、どうやらスタントは得意な訳でなくただ単に自分が一番やりたいことでした。そして今迄の人生の中で僕は自分がこうと思った事はどんな手段を使ってでも強引にやり通してきましたがワイフの苦労とマイサンの彼自身ができるようになったことを必死で僕に見てくれと言わんばかりに無邪気に実行する姿を見るとやはりそろそろ年貢の納めどきかな、と思います。