原始人の様に食糧があるうちは狩をしないのが理想でしたが今回はお金がまだあるうちに（そんなに無いですが）バイトをしてみました。ところがこれが予想以上にきつかったです。撮影の仕事より責任感がないのですが終わる寸前には腰と足首が堪らなく痛かったです。決して作業内容が辛いのではないのですが撮影の仕事ばかりしていたため自由に座ったりタバコを吸ったり出来ない環境に適応できませんでした。そして給料は限りなく安いです。それでもこのバイトは他に働いてる人たちも事情を抱えているっぽいのでお互い私生活や年齢のことに触れた話はしないので気が楽でした！

ある作品のＶコンテの作成の手伝いをさせてもらったのですが蹴り技が全然納得いかず自分の練習不足を呪いました。僕は空手家時代、「蹴りの南辻」（笑）と言われたこともあるくらい蹴り技には自信があったんで超ショックでした。またこれからは空いた時間をみつけたらなるべく毎日稽古したいと思います。駅前のストリートブレイクダンサーの様に！彼らは凄いんですね！

以前からお世話になっているアクション界の大先輩の現場、そこにはつい最近までお世話になっていたまた別のアクション界の大先輩。僕は体力がないので物凄く疲れましたがスタント満載で物凄く楽しかったです！やっぱり撮影ってたのしいなあ。

コマーシャルというのはカット数が少ないため１カットにかけるこだわりが物凄い！ただ僕らのやることは意外と簡単だったりします。僕は意志が弱めなんでたまにはこういう仕事に誘って貰えるのは嬉しいです！

量的には多くないのですが時間が無いのでかなり速いペースの撮影でかなりばててしまいました。無事終わり、帰宅後寝ようとすると、またですね、足がつり始めました。体勢を変えようとすると今度はまた別の箇所がつるので全然寝れませんでした。去年の夏、とある海辺での撮影では猛暑の中全身がつり、身動きが取れなくなったところに大量の舟虫が集って来ました（笑）
ちなみに今回は主役の女優さんも僕らと同じくらい動いてるんですが彼女は全然平気でした！！！

僕は足首と腰があまりよくないんでバイトで引越しは断るようにしているんですが（というより引越し業者は失礼な輩が多い）またバイト先に騙されて引越しのバイトへ。ところが今回は業者さんも大変感じがよく何より興味深かったのは客の米軍属のデブのお婆さんの基地外から内への引越しだったことです。普通の住宅地の建売にて東洋趣味の強い物をパッキング。トラックに乗りＩＤチェックを済ませ基地内のお祭り等では立ち入れない居住区へ。やはりアメリカって凄いですね。金持ちですね。ゴミ一つ無い広い道路に背の高い木々、芝生芝生芝生。そして芝生の上にかなりのゆとりある造りの平屋ちゃん達が！そこにも駐車スペースがあるのに道路も路駐できるようになっている。タイヤつきゴミ箱、縁石の黄色破線ペイント、道路の名前、走り回る子供達、スプリンクラー、ラジオフライヤー、二重扉、、、米国内では有り難味無いですが、ここは日本だということ。これが肝心なのです！なんとも摩訶不思議な素晴らしい空間でした。住みたいなあ。

最近仕事仲間達が諸々の事情で業界を離れて（？）行きます。昨日は約一年に渡り同じ現場を過ごしたＩ君の送別会でした。毒があり、物事を引いて見れる人なので非常に話しやすい人です！ちなみに彼はこの日記を見てるらしいです。Ｉ君、アクションの人でこれを見てるのは多分君だけです（笑）向こうへ行っても得意の蹴り技と毒舌で頑張ってください！また毒吐き合おう！