07年02月20日(火)
暖冬とはいうものの、昼夜の温度差はまだ激しい最近。皆様、風邪などひかれてませんか?

今日はロカビリーについて書きます。すきな音楽のひとつですが、
よく言われるのが、「黒人のロック、白人のヒルビリー(カントリー&ウェスタン)の異種混合音楽!」
なんて音楽本には書いてありますね。
また、歌い方や、バンドの編成についても色々うんちくがあるみたいです(ドラムはいいけど管楽器、ピアノは入っちゃダメ、とか)
けど、この定義って当時のバンドに当てはめると意外とはまらない。ってかエルヴィスのバンドだけ!

ぼくは思うんです。エルヴィスたちがああいうんになったのは、スタジオに楽器がそれしかなかったし、バンドもトリオだったのでああなっただけ。ピアニストがいれば迷わず入れてたと思います(笑)

ぼくが思うにロカビリーとは、

1950年代、アメリカで黒人のロックンロールが大ブレイク!白人でもエルヴィスやカールパーキンスなどがラジオでヒット!
時代はまさにロックンロール!!!!

そんな中、街の酒場でカントリーをやってたバンドや歌手たちが、「こうしちゃおれん!」と、ラジオ聴いて耳コピ!そして録音!!

だけど、音楽知識はカントリーで培ったものしかないので、本人達はロックをやってるつもりでも、どこかカントリーっぽくなってしまう。おまけに楽器も充実してないもんだから、「音のでるものならなんでも使う」だからヘンテコリンな楽器の音がします。
さらに「白人音楽と黒人音楽のクロスオーヴァー」というけれど、上記のような田舎ミュージシャンは黒人のことは嫌いだったと思うし、ひょっとしたら黒人を見たことがない!という人もいたでしょう。

ラジオやレコードで流れてくる黒人ロックンロール。顔が出ないので黒人がやってるかも分からない。
そんな状況で、「とにかく流行ってるのはこれや!」
と一方的に聴き様聴きまねで再現したのが、
ロカビリー!!

そして僕はそんなロカビリアンたちの演奏が大好きです(笑)

日本では堅苦しい音楽、というイメージが強いけど、
そもそも、形式はなかった。
髪型は別に皆リーゼントだったわけじゃないし、
靴はこれ、上着はこれ、ジルバやジャイヴはいいけどツイストは違う。とか、そんな贅沢できるほど裕福じゃなかったでしょうに(笑)特に南部は。

日本人はなんでもすぐに型にはめたがるけど、世の中に、こうじゃなくちゃいけない。ってことは無いんです!その精神がアメリカの開拓精神であり、ロカビリーを産んだと思います!

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雑記書手紹介

南辻史人
神奈川生まれ。
鉄割アクション担当
パンクとハードコアを通過して鉄割アルバトロスケットに、鉄割のシド・ビシャス。
鉄割内ではゆいつバク転ができる。

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