02年05月01日(水)
仕事のようなピクニックのような散歩のような一日。
今日で二十代が終わると散々言われ、軍鶏鍋と迷った挙句、焼肉を食う。
02年05月02日(木)
藤沢まで運転。
横浜新道から1号線を下る道がわけもなく好きだ。
三十歳になった。
靴と服を頂いた。感謝。
夜中、イベントやらに行く。
夜は眠る為のものだが、意外と面白かった。
02年05月03日(金)
回転寿司を食う。
02年05月04日(土)
朝から鎌倉詣で。手ごろな蕎麦を食う。根津は、言問通りにある、地味な蕎麦屋の方が断然美味く思えた。散歩には人が多すぎた。
バンド練習。三時間。
戌井宅で、豆乳鍋をご馳走になる。コクがよい。六時間。
ハードゲイをカミングアウトされても、笑うしかない。
02年05月05日(日)
家業の手伝いで、葛西まで運転。葛西出口の大渋滞に閉口。割込みを図った父親の運転する車に容赦ないクラクションが浴びせられ、少し悲しくなった。
バンド練習。オンエア楽しみ。
遠回りも必要だと言い聞かせながら、遠回りして帰った。
02年05月06日(月)
NKホールまで総合格闘技を観に行く。場所が分からんかったんで、知人に電話で聞いた。でも、探してもらってる途中で看板を発見し、実は分かっていたのに、探してくれてとても感謝しているとうそぶいた。行方不明であったはずの宗形デルタ次郎を発見。招待客の立場でWカップのチケットに当選してた。
02年05月07日(火)
唐そば。味が落ちてた。
02年05月08日(水)
手首が痛い。朝が特に痛い。午前は物を持つのも辛い。
ミサオ以降、初の11日用練習。
とんでもなくすごいことになりそうな気配。
ダンサーぶって。キースぶって。
02年05月09日(木)
バンド練習。練習後、ぶらり奥村君とバスで吉祥寺へ向かう時間はとても貴重だ。人生の先輩に沢山のことを教わる感じで。
02年05月10日(金)
CFオーディション。予想以上に時間がかかり、駄洒落を一つカメラに収め、練習に参加できず。
女性に囲まれて、ビールを飲むが、目新しい感動はないが、それなりに穏やかな時間が過ごせた。
02年05月11日(土)
オンエアイースト。
本番前。ハードコアメガネに、何をするのか、便所に散々誘われたが、無碍に断わった。
本番。いい経験をさせていただいた。客の大盛況以上に、渋さ知らズも渡部も筆舌に尽くしがたかった。
本番後、渡部と共に帰るが渡部と共に忘れ物。向さんに預かって頂いてるので、申し訳なく感謝。
02年05月12日(日)
肉を食う。酒を飲む。−イオン浴びる。
いつかの打ち上げで、ON砲が爆発して腹がよじれるほど笑った以来の愉しさ。N抜きでも。帰れと言われても。漫才。
帰って、喧嘩一つ。
02年05月13日(月)
寝不足。酒が抜けず。
手先が器用な人の手先を見てると、気分がいい。
02年05月14日(火)
バッテリーをどうしても返却せねばならず、運んでいたら、液がこぼれ、紺色のシャツが紫色に変色し、ズボンに至っては、生地が溶け、穴だらけになった。そんなズボンで、上品な初老夫婦をセンチュリーハイアットへ送り届けた。
02年05月15日(水)
葛西まで運転。ポニーのいる公園で休んだ。
龍の髭で炒飯。
02年05月16日(木)
府中の森で撮影のため、練習不参加。
野次馬のオバサンに、誰が出演するのか尋ねられ、高倉健と騙し、良心の呵責。
02年05月17日(金)
調布で撮影二日目。ずぶ濡れ。
夜はオージャスでオンピーチャン。
オージャスは青山から渋谷に移るようだが、何故かオージャスでは腹痛になったものだ。
02年05月18日(土)
惰眠を貪り、昼にシゲちゃんの誘いで浅草三社祭へ。
ほんもんの、にせもんのを見たり、バーベキューを食べ損ねたり。流れのまま、シゲちゃん出演の映画を鑑賞しに。新メンバーが入るようだ。サラ。皆を送りまくって午前三時。
それにつけても、上がったり下がったり、彼が心配だ。
02年05月19日(日)
南辻君壮行会鍋。
南辻君は、本当に好青年だ。
02年05月20日(月)
河口湖へ泊まり出張。森の中。
偉い人・新入社員・業者・自分の四人で酒盛り。
爆発沈没。泡盛以来。
噛み付いて毒づいた。
もちろん遠くから、怒られるべくして怒られた。
02年05月21日(火)
やはり酒抜けず、午前を無為に過ごす。
午後帰郷。
夢吟坊で和解。
02年05月22日(水)
じっとして歩いて本読んで待って寝た。
02年05月23日(木)
そのみちの、ルールやしがらみが飛んできて、気分が優れず、無知を恥じた。
02年05月24日(金)
駒場まで運転。
色黒で、顔がてかり、長い髪を一つにひっ詰めた、薄着の三十代の女性は、わけなく苦手意識。
夜は夜で、別の三十代の女性、二十歳そこそこの男性らと飲む。違和感やら何やら、不思議な感覚の中に、年齢や世代じゃない理由を探そうとするが、見つからず、が、楽しいひとときを過ごす、が、久し振りに乗り過ごし、彼方まで。
02年05月25日(土)
鍋。蒸し用の餃子とエリンギは失敗。あと、セールの豚肉も不適。
02年05月26日(日)
生ラーメンを何年かぶりに食う。
一車線しかない道の高架に、トレーラーが挟まって、全台で数珠バック。
02年05月27日(月)
駒沢まで運転。
ミニパトに器量良しがいないのは、はなはだ疑問だ。権力かざして集めりゃいいものを。実は、そういう人は別の部に着々と集められているのかも。と、無理に疑った。
02年05月28日(火)
たまプラーザまで運転。
名前からして何だが、このまちに半端な計画性を感じずにいられない。いやに快晴な天気と、坂が巡る台地に、昔々家族で南の国に行った際に、母に連れられ、朝市のツアーに行き、市を漁る母を尻目に、ツアーバスで寝入ってた所、バスは母を残し宿へ戻った。不在を薄々知ってたにもかかわらず、添乗員に言い出せず、宿へ戻るや、一人歩きで、見知らぬ所を探しに行った時の、台地と青空の不吉な感じに似ていた。
02年05月29日(水)
ウォシュレットって素晴らしい。特にムーブ。
02年05月30日(木)
厚木まで運転。
仕事外の仕事に辟易。
つまらぬことに時間を費やす。
時間外労働。
夜はオーディションの梯子に遅刻。
挙句に代々木火事で足止め。
久し振りに胸張って疲れたと言えそうな具合だった。
新交通ゆりかもめに初めて乗った。
02年05月31日(金)
何故、午睡の習慣がないのか不思議。
不採用二連敗。キスシーンとかあったやつ。
キムチ鍋。豆もやしがとても適していた。
何故、午睡の習慣が無いのか不思議。
不採用。連敗。キスシーン逃す。
キムチ鍋。豆もやしが美味しくあった。
五月終わり。

Sub Content

雑記書手紹介

内倉憲二
東京生まれ(三多摩育ち)
鉄割の役者担当。もろもろな条件をこなしてくれる。
低音ボイスで、演目のストーリーテーラ的な役割をこなす。
血にまみれたり、目が見えなくなったり、
時代、役柄、関係なく縦横無尽、そして声がいい。

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