モーツァルトの最大の魅力作はオペラだという人がいる。そして次はピアノソナタやピアノ協奏曲だと言っている。だとしたら、僕はモーツァルトと相容れない。なにせ僕は交響曲が好きでオペラやピアノはあまり好きではないからである。しかしモーツァルトは交響曲もすばらしい。

最近、クナッパーズブッシュ、ウィーンフィル、ブルックナー交響曲３番のＣＤを買った。１９６０年盤、聴いてみるとおかしな事に気づいた、きれいな旋律のところや寂寥感を感じさせるのが強調しすぎるような気がしたからである、そして気づいた結論！　それはコレが例のウィーンフィル奏法なのでは無いかと思った、ワルターのモーツァルトの４０番２５番のＣＤでもはっきされていたやつではないかと思った。クナッパーズブッシュ自身の１９５４年のスタジオ録音でも存分に発揮されていたやつではないかと思った、誰かが小林研一郎（炎のコバケン）がウィーンフィルを振ればバースタインにも匹敵するマーラーの演奏ができるといっていたがそれと似ていると思います。
ユダヤ人を全員追放して質が落ちたといわれるが僕の耳には確かにそれが届きました。