07年12月31日(月)
昨日、桑田佳祐のライブに行った。兄が結局愛がすべてなんだなーと言っていた。
B,ZのSUPER LOVE SONGでも「状況変化に戸惑わん、ぶっとい根っこでギュッとつながってる」という歌詞があるが、それはつまり相対的に状況が変化しても、愛は変わらないと絶対的な境地を表現していることと同じだと思います。相対的とは、たとえばある物体が長いと言う時、頭の中に物さしのようなものがあって、それと比べて長いとか短いとかを決めてるということです。絶対的とは時間や空間が変わっても変わらないということです。愛は増えも減りもしないという歌詞もそうだし、ギリギリChopで「ぎりぎりじゃないと僕だめなんだよ」と歌詞にあるのも絶対的な境地を求める過程を表現しているんだと思います。
絶対を表現しようとすると人間の頭は相対的にしかできていないので哲学や宗教の範疇に入ってしまいます。
ベートーベンの交響曲第5番「運命」のフィナーレは絶対を求めて何度も駆け上ろうとしている姿を現し、ブルックナーの交響曲の第4楽章フィナーレのコーダの部分は浄福の境地を表現していると思います
音楽(少なくてもクラシックは)は絶対の境地を表現しています。しかし、相対的にしか絶対を表現できないので、音楽は何万曲もあるし尽きないのだと思います。

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雑記書手紹介

中島教知
神奈川県生まれ(育ちなし)
鉄割の弟。説明できる範囲とできない範囲の境目にいる。
青春時代というものがスッポリ抜けているので、現在無理矢理青春を謳歌させられている。
鉄割では、できそこない担当(悲しいかな最近できてきてる)

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