04年05月07日(金)
それで翌日生きた心地しないで、病院に向かったわけです。30分くらい待たされてMRIに入ったわけです、2001年宇宙の旅に行く気分で、終わったら、看護婦さんが来て「戌井さん、今日は直ぐかかりつけのお医者さんの所に行きますか?」と聞いてきたので、「は? ここでは結果は聞け無いんですか?」と聞くと、「ちょっと待ってください」と何処かに行ってしまい、暫くして戻ってくると、「一応、他のお医者さんからまわってきたので、その先生に結果を回した方がいいかと思いまして」と言われ、こりゃやばいのか?と一瞬思い「いや、ここでお願いします、結果がなんかヤバイんですか?」と聞くと「いや〜」と看護婦さん困ったような顔してまた何処かに行ってしまいました、その困った顔がやけに困っており、待たされること10分、その間はもう最悪の状態、やっぱ、頭打ち付けただけでなく、前々から痺れてたあの痺れは、やばかったんだなーと、小心者の己にキツすぎるよ〜とか思いながら、なんとか冷静になろうとして、己の身の回りの者や物の事を考え、ステレオセットやテレビは誰にあげようとか、パソコンは大根にあげようとか、この先の人生はどうやっていきようとか、考えたりしてしまいした、本当、この10分己の人生経験にとって、人に優しくとは何かと考えさせられる貴重な時間でした。で「戌井サーン」と呼ばれ、覚悟して行きますと、お医者さんが「脳味噌の中身は大丈夫ですよ、これは外傷ですね」と言われました、しかし確かに昨晩、頭は打ったけど、その前からの頭の痺れはなんですかと聞くと、「多分、酔っぱらって頭打ったかなにかして、気がつかなかったんじゃないの」と、頭打った記憶はないのですが、確かに泥酔してた記憶はあるので、「そうですか」と一安心。そして本当自分は物事を悪い方に考える大家であるなと思い、この様に、悪い方に考えてばかりいると、何時の日か耐性ができて、楽天家になれるかと思うのですが、全くなれません、しかし、この物事を悪い方に考えるって事は、なんだか、人よりも数倍スリリング感を味わえるのでありまして、人生に膨らみが増すなと、あの10分間の事を考えて思いました。だからこれからも、物事を全て悪い方に考えて生きていくことを、モットーに、ケセラセラ糞くらえって感じで生きていこうと思いました。しかし事が起きてしまえば、その事を直ぐに忘れてしまい、極端に反省という事をしないというのが、己の悪い所でもありますので、性格ってバランスとれてんだなと思いました、そして反省いたしました

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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