00年11月14日(火)
朝、扇さんにチラシを渡して折り込みを頼む
昼過ぎから天王洲のスフィアメックス牛島と行き
打ちあわせ、渡部が遅刻もしないで僕等より先に着てた
どのような舞台にするか、相変わらずいいんじゃないのか
皆楽しみにしててくだらさい
夕方、東急ハンズに行き、舞台や装置に使う物を見て回る
勿論ここでは買いません、日曜大工せんたーで買います
全く安いですソっチの方が、滑車だとかシートだとか
7時くらい家に帰ったらとても疲れてた
しかし、机の上に小包、なんだろう
「鉄割アルバトロスケット」 戌井昭人様と書いてある
下の方を見ると、柴田元幸と書いてある
急いで開けてみると、絵本とお手紙が入ってた
これ、嬉しすぎる、柴田さんはまだ鉄割アルバトロスケット見に来たことが無いけれど
いつも、招待をだしてる、そんでいつも、行けなくてゴメンなさいと手紙をくれる
絵本は、エドワード・ゴーリーの「ギャシュリークラムのちびっ子たち」
勿論、柴田元幸訳、これ、凄い面白い絵本で
横に英語も書いてあるのだけれど、僕でも分るような英語なんだけれど
その訳が素晴らしすぎる、ページめくるごとに笑ってしまったり
ゾッとしたり、凄い残酷なんだけれど、AからZまでアルファベット順に並んだ子供が
一ページ事に色んな死に方で死んでいくのだけれど
Kはケイトまさかりぐさり、Lはリーオ、画鋲をゴクリって、その横に面白い絵があって
そんで、この訳本当いい、さうすが柴田元幸さん、柴田君は東京大学助教授
こんな先生がいるのなら、一生懸命勉強したい
本当、柴田君はユニークで面白いんだから
柴田君ってのは「柴田君と佐藤君」ってエッセイも書いていて、これも面白い
他のエッセイも凄い面白い、日本で一番面白いエッセイを書いて(殿山泰二も小沢昭一もそうだ)
一番、面白く英文を訳す人、柴田元幸さんは大根田が大好きで
大根田に教えてもらったのだけれど、家の本棚みてたら
いろんなの訳してるんですよ、ポール・オースターとか
柴田君は銭湯のフリーペーパー1010(せんとう)にも出てた
「1010」って「OIOO」みたい
そんで今回、柴田元幸さん天王洲に来てくれるそうです
今回は行けそうですって
嬉しすぎる、頑張らなくては
大根田出なくては
柴田元幸、柴田元幸
この、いただいた本は、まくら元に、向井さんからいただいた
ホーッパーの画集と共に眠れない夜に眺める本シリーズにくわえておきます
柴田元幸さん御待ちしてます、東京大学にはもう入れそうにはありませんが

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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