
07年01月15日(月)
カール・シューリヒトがウィーンフィルハーモニーを率いて1956年にニューヨークで行った演奏会がCD化された。それだけでもうれしいのに海外版なので980円だった。
さすがアメリカ1956年録音でも音が良かった。まず最初はベートーヴェンのエグモント序曲。久しぶりに鳥肌が立った。次のモーツァルト、交響曲第35番「ハフナー」。凡百の指揮者よりは良かったが一番印象が薄かった。
そしてベートーヴェンの交響曲第7番。これは昔から演奏がすごいと話には聞いていたが録音があるとは知りませんでした。
表現はカルロス・クライバーに似ていたがクライバーほど軽くなく、それを大きく超えた至芸。また鳥肌。
北アメリカ演奏会のエピソードとしてはカナダで演奏会の会場で編み物をしていたおばあさんがシューリヒト指揮のブルックナーの交響曲第7番の第2楽章のアダージョで編み物をやめて曲に聞き入っていたのですがホールの係員の話だと編み物をやめた事が今まで一度もなかったのにやめたというのは奇跡だと話していたという逸話が残っています。
さすがアメリカ1956年録音でも音が良かった。まず最初はベートーヴェンのエグモント序曲。久しぶりに鳥肌が立った。次のモーツァルト、交響曲第35番「ハフナー」。凡百の指揮者よりは良かったが一番印象が薄かった。
そしてベートーヴェンの交響曲第7番。これは昔から演奏がすごいと話には聞いていたが録音があるとは知りませんでした。
表現はカルロス・クライバーに似ていたがクライバーほど軽くなく、それを大きく超えた至芸。また鳥肌。
北アメリカ演奏会のエピソードとしてはカナダで演奏会の会場で編み物をしていたおばあさんがシューリヒト指揮のブルックナーの交響曲第7番の第2楽章のアダージョで編み物をやめて曲に聞き入っていたのですがホールの係員の話だと編み物をやめた事が今まで一度もなかったのにやめたというのは奇跡だと話していたという逸話が残っています。