「田舎の気になる風景」
田舎の街には気になる風景が沢山あります。「おいなんだよ」と思わず口に出してしまいそうな。これが東京ジャングルだと、いくら変な風景でも、汚れた空気にベットリ馴染んで、見落としてしまいがちです。写真は田舎の風景です、伊豆。「おいなんだよ」と思って窓の開いた中を覗くと、風で大量の新聞がバラバラになって飛び散ってました。人は居ませんでした。ラーメンは食いませんでした。

都会で生きて行くには何処でも眠れなくてはなれません。僕のまわりには自分の家じゃなきゃ、糞が出来ないとか眠れないと言う方が結構おりますが。もしこの東京ジャングルを俺の家だと思ってしまえば、高速道路の下、雨のしのげるなら尚結構で、自分の庭になってましいます。オープンエアーで「Z Z Z ズー！」だ。ワオ。気持ち良さそー。これ己のサイクリングコースのいつもの一コマよ。

その昔、本当に昔、麻布に住んでる、好きだった娘に、「俺、東京タワー嫌いなんだよね」と何を思ったか言った事があります。もう十年以上前、したらその人、数日後、東京タワーの写真の絵葉書送ってきて、汚い字で「嫌いかも知れませんが、結構良いもんでしょう」と送ってきました。そして先日東京ナイトクルーズを自転車で一人で敢行してましたら。東京タワーの真下に漂着しました。東京ってジャングルだなと思いました。その頃より、東京タワーが好きになってました、自分。糞おっさんになったの自分。