04年05月11日(火)
話がロックづいてるので、ここでもう一つ「keep on rocking」って言葉、「キープオンロッキン」なんだけど、こんな死語、この2000年代に置いて使用する奴、もしくは使用が許されてる奴は、本当のパンク者(人生においての不能者・本当のならずもの・シャブ中ロックンローラー)、または何も知らずにアメ横のワゴンセールで買ったトレーナーに書いてあってそれ着てるオバサンくらいしか知らない。しかし、友人と待ち合わせをして「んじゃ、ファミリーマートに居ます」と言われてて行ってみると、キャッシュディスペンサーの前にその友人、背中には「keep on rocking」の文字が(半袖トレーナーいぇー!) 「おいなんだその服?」と言うと「は? これはおしゃれ服ですが」と言う回答、僕はノックアウトしました、先日のベース担当の白い手袋に引き続き、すんげえ衝撃、ちなみにそいつはドラム担当、「キミの背中凄いメッセージが託されてんだけど」というと、「なんですか?」と「キープオンロッキンだよ」と言うと、「は?どういう意味ですか?」と来たもんだ、曲がりなりにも彼は早稲田大学の英文科卒業なのに、俺は死ぬかと思った「キミの背中、ロックンロール続けるの!だよ」って言うと、そんな事は意に介さず、「え?そんな事書いてあるんですか」と来たもんだ。ロックンロールって奥が深いなと身にしみて思いました。そして己にロック要素のかけらも無い事を思い知らされました。ロックっては無意識の中の格好良さの事を言うもんだと、思いました。僕は明日からロックという言葉を簡単に口にしてはいけないと思いましたし、フジロックフェスティバルなんて絶対に行かないと思いました。「キープオンロッキン」そして「ライクアローリンストン」地球がまわってるいじょう、全てはロックに通ずるのであると教えられました。キープオンロッキン!キャッシュディスペンサー。
04年05月10日(月)
ギブソンのギター欲しくてたまらない。主人公が使用してるギターはSG、僕が欲しいのはレスポールスペシャルなんですが、それも色塗ってないむきだしの木のやつで、ピックガードが上がってなくて、黒いやつ、それを、アルミの銀のガードに変えたいんだけど。皆さんには関係ないですね。
映画は面白かったです、宣伝とかでも良く映ってる
黒板がホームページにあって、これが面白くて読んでたら「?」の欄に「CAN」とか「キャプテンビーフハート」がありまして、「CANの事も講義しちゃうのか?」と思って期待を膨らませて観にいったら、そんな講義はまったくありませんでした。でも主人公のテンションの高さが凄くて、楽しめました。ちなみに、おすぎの評は「主人公が汚くて臭そうだから嫌い」でした。完全オカマの意見だと思いました。ロックンロールの勉強にはなりませんでしたが、面白かったです。ロックの勉強するには「ロッカーズ」(陣内のじゃないよ)の方が数倍勉強になりました、ちなみに陣内のロッカーズは観てませんが、彼の出演してる「爆裂都市」は日本を代表するロックの学校映画だと思います。この映画に出てる、当時の町田町蔵・大江慎也はそのままジャマイカの「ロッカーズ」に出演できるくらいギラギラしてます。大江慎也なんて、台詞下手で博多弁で瞳孔開きっぱなしで完全やばいです。リアルすぎて怖いです、ジャック・ブラックにはないのはそれでしたが、大江慎也が博多弁でスパナ持ちながら、工業高校の教壇に立ってたら、なんて格好良いぞと思いますが、彼、大丈夫なのでしょうか? フジロックにルースターズ出るらしいですが、大江慎也は出ないのでしょうか? 誰か教えてください。スパナスパナスパナ! ロックとはスパナである。
04年05月09日(日)
上記の題名のエッセイが大竹伸朗の既にそこにあるものというエッセイの中にあるのですが、始まりが「この世で最初に手袋をしてギターを弾いたミュージシャンは一体だれだったんだろう」と始まりから、最高さ! んで彼が色々調べ上げていくのだが、ジャケット写真なんかで手袋して写ってる姿はあるのだけど、それで実際演奏してるのではないんです、例えばジミヘンとか、で最後に出てきたのがディーボだったらしいといんですが。
 先日スタジオに入った時、ベースギターの奴が、いきなり手袋(それも新品の白!)をはめてベースを弾きだしたんです、僕は感動のあまり卒倒しそうになりました、だってディーボはともかく目の前に、そんなエッセイ全く意識しないで、手袋はめて、弾いてるんですよ、それも白の新品! で大竹伸朗のエッセイに戻ると、彼は最後に「手袋とギターの形は一瞬にして僕の脳味噌を麻痺させた」「ギターリストは手袋をしてエレキギターを弾く事を恐れてはいけない。笑ってしまってもいけない、バカヤロウに出会った時、僕は今でもあの手袋を思い出す」と締めくくってる。僕は卒倒しながら笑い、恐れ、汗、混乱、渾沌が脳味噌に渦巻き、ボガリンゴと彼の手元を見つめてしまった、白の新品手袋! で「なにそれ?」と聞いてみると、「指が痛いから」と完璧な回答。エッセイで読んで適当に感動や学習したことなんて無意味だと思いました、そして実際に目の前で起きたあの感動は二度と忘れません。僕もバカヤロウに出会った時、あの、ベース担当の白い手袋を思い出します。というか、今でも、来れ書きながら一人笑ってしまってます。笑っちゃいけないんだけどね。 (写真はイメージです)

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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