06年09月01日(金)
この前の公演の打ち上げなのだったが、まるっきり、時間が経っていた為、打ち上げの気分じゃなくて、なんとなく集まった飲み会。夜中まで、下北の路地や屋根の上で、大狂乱な感じでした気がする。
06年09月02日(土)
多摩川一人自転車妄想思案躁鬱旅。
土手の弁当屋で弁当買って、土手で弁当食って、二子玉川越えて、川崎地帯に入っていき、川を眺めながら、ペダルを漕いで、川抜けて、川崎駅の方、ソープランド街を走って、ガラス張りに居る女の人んとこ見て、空き缶チャリの集結場覗いて、工場地帯の煙突眺めて、川に戻り、蒲田方面目指して、いかがわしいところをわざと抜け、世田谷の高級住宅地を抜けて、色んなしょうもないこと考えながらペダルをこいでました。
06年09月03日(日)
変な乗り物に沢山乗って、ヘタヘタで帰宅する。
あんなモン沢山つくって人間は無情な馬鹿であると思った。トマトとか茄子とかもっと作るものは沢山ある。
最近変な夢ばかり見まして、この前は、部屋の窓を、変な女が覗いていて、あれっと思って、外に出ると、その人、そのままビルから飛び降りちゃった。
夢の映像を皆様に伝えられないのは残念なんですが、あまりにも衝撃的な夢でしたので、お話を考えてます。
06年09月04日(月)
ヴェンダースのサムシェパードの出てる映画を観た。
パリテキサスもサムシェパード脚本で、出演も彼に願したかったらしいのだけど、都合が合わなかったのか、あまりにも主人公が自分に似すぎてるから、断ったとかなんだとか、昔何かで読んだことがありました。
舞台はアメリカの変な街、モンタナだっけ? なんだけど、映像が全部、ホッパーの絵みたいで、俺、アメリカ人でもないのに、とても懐かしく感じました。あと、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー の、ドキュメント映画みたいの観たら、皆ラリってる家のホームパーティーに、パリテキサス主演のハリーディーン・スタントンが居ました。あの爺さん、相当な不良なんだなと思いました。サム。シェパードはパティスミスのバンドでドラム叩いて、ハリーディーン・スタントンは、ジャニス・ジョプリンのバンドでバンジョー弾いてたんじゃないかな。音楽っていいですね。
06年09月05日(火)
心臓が痛い、胸が苦しいっつうのか、自転車乗り回す。多摩川に出る、泥だらけになる。一応多摩川に行くときは、本とか持っていくのだけれど、性分、土手でまったり寝転がるとか、なんの魅力も感じないので、結局、ペダル漕いで、蕎麦食うのみです。
06年09月06日(水)
青べか物語読んで、面白くって浦安に行きたくなりました。なんか猥雑って感じの町が最近少ない、関西とかにはあるのでしょうか、川崎はいい感じですけど。
06年09月07日(木)
DVDをも一回観た。ボブディラン。
風呂屋に行って、サウナに入った。
のどが渇いて、炭酸飲料を飲んだ。
しかしながらあんまり眠れなかった
06年09月08日(金)
家の周りや近所を犬みたいにくるくるまわる。僕の名前には戌(犬)と言う文字が含まれて、ロンドン人に説明したら笑われたことがあった。犬はさげすむものだと。出っ歯のロンドン人。
06年09月09日(土)
時計を見て、2時22分とかだと、なんかラッキーだとか皆さんも思うことと思います。9月9日9時99分
06年09月10日(日)
一人で部屋に居るときは皆さんは何をするか? 本を読む。でも昼過ぎに部屋にいるのは大変不健康なことだとおもいます。
06年09月11日(月)
地底な宴。最初、渋さ知らズの演奏で、渡部となんかやってくっちゃべって、あとは後方へ行き、ひっそりバンドに混じってギーター弾いてた。あんなプロフェッショナル変体の中でギター弾くの緊張しましたが、もうなんでもいいや音だしゃと思ったら気持ち良かった。こりゃ気持ちい汗噴出して弾いてたら、不破さんに手招きされて、ギターやめて、また渡部とマイクに向かってくっちゃべった。
06年09月12日(火)
映画の撮影、人気俳優の前で一言喋りに行った。
撮影すぐおわり、雨降ってきて、
神保町行って、色んな音楽を物色。
濡れながら、帰路につく。
ジョナサン・リッチマンを沢山聞く。
雨の日は、ジョナサン・リッチマンがよいです。
06年09月13日(水)
あの歌の台本を書く。一日中机に座っていたような気がします。こんな日は、ローランド・カークを聞く、
あとポッドキャストの「DEEPオーサカン」ってのが面白い、中島らもの特集、皆さん聴くことお勧めします。
06年09月14日(木)
爺さんと深川に行きどぜうを食べた。風情のある店でした。なぎら建壱の本に出てた店でした。ちょっと嬉しかったけど、なんか土間をみてたらちょっと寂しい気分。土間は寂しさをそそります。土間から便所に向かうときなんてそりゃ、宇宙の哀愁を感じます。土間最高。夢の土間のある家。
06年09月15日(金)
打ち合わせの話し合いで、代々木公園裏あたり。終わって、松見坂で会食会、その後、数人で居酒屋、焼酎二本、皆べろべろ、不思議と自分そんなべろべろではなくて、でも酔っ払っていた。タクシーの運転手が、つまらない冗談ばかり言っていた、窓をあけて「どういい風でしょ、俺、風ソムリエなんですよ」とか、酔ってから「あっそうなの、そんなのあるんですね」って言ったら、「冗談ですよはっはっはは」だって、酔い冷めて思い出したら、その、冗談センスに寒気がした、多分あいつ喋り方からして、以前話をしたことのある詐欺師っぽかた。絶対詐欺師だ、あれは。
06年09月16日(土)
昨晩、自転車を置きっぱなしにして帰ったので、渋谷出てとりに行く、途中、鉄割の判子を渡す為、ナマコ餅と合流、無性に自転車で走りまくりたい気分であったので、そのまま神保町(いもや)〜両国〜月島(もんじゃ)〜品川〜大井〜目黒抜け〜三軒茶屋〜世田谷(寿司食いそびれ)と走る、ナマコ餅も、道中「モチモチ」言いながら着いてきてた、昼に代々木のNHK前を出て、家に戻ったの、夜10時過ぎてた、ヘトヘト、近所にロッククライミング帰りの大根とチキンが居たので一緒に合流。そういえば、街中で、質素な祭りをやって、町のいたるところに提灯があって、でも街全体は暗くて、トラックの荷台のお囃子に合わせて、地味に踊ってるのかいて、なんだか、猫町に迷い込んだみたいな気分でした。あそこが何処だったのか全くわかりませんです。わざと迷子になって走る。
06年09月17日(日)
10月にあきるのでやる「渋さ知らズ劇場」の台本を書いてました。風呂屋に行きました。何を食べたのか忘れました。不思議な本を読みました。
06年09月18日(月)
庭劇団ペニノを観にいきました。面白かった。終わって、ボタモっチが下北沢で月曜だけ呑み屋をまかされてて、そこに行きました。
06年09月19日(火)
部屋で台本を書いてました。
06年09月20日(水)
大根先生やてきて、仕事先で講習会をしてもらいました。
食事をして、部屋に戻り、筒井康隆の短編エロチック街道を読んで眠れなくなる。その本に出てる温泉場に行きたくてしょうがなくなった、だがそれは存在しなかった、夜中インターネットで調べたりもした。洞窟トンネルの流れる温泉を裸の女性と下り行く。
06年09月21日(木)
ボッタもち太とタマさんと両国に相撲を観にいく、弁当食いすぎた、帰り両国から上野まで歩き、浅草在住の友人と飲んで、彼の家に行き、たくさんのHIPHOPビデオを観賞、テレビが物凄くデカかたので、酩酊しながら、僕はテレビの中に入って、色んなラップをした。
06年09月22日(金)
家の近所は気の変な奴が本当に多い、毎日朝7時と夕方5時に雄叫びあげながら疾走する少年、後方からその雄叫びが近づいてくるときにゃ、最初はビックリしたが、今はもう時報としか思えない、まわりの商店や在住の方もそう思ってるみたい、雄叫び中「こんにちは」と挨拶すると、雄叫び止めて律儀にお辞儀をしてくれる。それと髭面で夕方、ベースボールキャップをかぶって、大量の汗を流しながら、走ってるのは俺で、走ってる最中「ボブってっめ!このやろう!」とジャンキーみたいなのに追いかけられた事ありますあれは恐かった、刺されるかと思った。どぶ川の横疾走したもの、あと、自転車乗ってたら、ある家の太った青年がニコニコ顔して僕を見てたので、知らない人だけど「こんにちは」って挨拶したら、突然叫んで発狂、怒り出してた。まったくご近所不条理極まりないお話でした。
06年09月23日(土)
祖師谷で弾語り、青山で弾語り、酒を飲んで、疲労する。
常に腹が減ってたような日でもあった。
06年09月24日(日)
死んだように一日を過ごしたりをしてました。
06年09月25日(月)
神保町に自転車で行き、代々木に行き、ライブを観て、知り合いの店にいって、電話が掛かってきて、ライブ会場に財布忘れて、バックドロップスメンバーと飲んで、ライブハウスでて、バックドロップスの、ヤクザと村上氏と国営の大きな女子と内倉と、明け方まで、人生や南部やデルタ地帯やブルースや男と女やいろんな題材で、真剣に語り合った、物凄く充実した会合であった気がしました。
06年09月26日(火)
雨の中渋谷を歩く、渋谷ってまちはドブネズミだな。
家に帰って、台本を書く、渡部が来て、あきるのの渋さ知らズ劇場について話して、安い肉を食いに行く。
http://fukasawa10th.web.infoseek.co.jp/
27日の18時からやるんだけど、
その後、ナナオサカキだよ、ナナオナナオ。
06年09月27日(水)
27日の渋さ知らズ劇場の台本を書いてるのでけど、
鉄割からは、中島兄弟とキリンが出ます。
でも、そんなんより、ナナオサカキが中島兄弟の出た後、出てくるのね、ナナオサカキは、学生の頃、凄い憧れまして、彼が住んでた、諏訪瀬島っていう、飛んでもない島にもいったのです、山羊の横で眠る。
06年09月28日(木)
吾妻橋の打ち合わせをしに新宿で、オーガナイザーの桜井さんとあって話をする。その後渋谷に行って、芝居を観たのですが、なんともいえない気分になりました、この前、村上君とヤクザ清田君と南部について語り合ったのですが、皆、演劇とか表現とかなんかそんなことやってる人々って上へ昇ろうとしすぎてやしませんか? そりゃ上に行けば良い事沢山あるけど、本当に見るべきものは感じるべきものは、上の方には絶対無いよ、上野にはあるけど、それは南部にあって、南国とかそんなところじゃねえ、南部と呼ばれる何処かにあるきがします。南部デルタ、んなことばかり考えてたら、すんごいニューオリンズに行きたくてしょうがねえのだけど。音楽最高。
06年09月29日(金)
友達がアメリカ大陸を自転車で走ってくるから、アリゾナ砂漠でキャンプしてサソリに噛まれるとか、グランドキャニオンでインデアンに襲撃されるとか、酋長に気に入られ娘を貰うとか、もろもろあって二度と日本に帰ってこれなくなるかも知れないから、送別会をやるってことで、彼の家に行って酒を酌み交わしました。その前に、この前南部考察した、バックドロップスのライブを下北沢で観たのですが、考察しあった結果か、物凄く南部でした、格好とか音とかもう全部、サウスに向かってる感じで、こりゃたまらなかった。偶然そのライブハウスの上にある泌尿器科で働いてる看護婦もいたので、一緒に観たのですが、その看護婦はあまりの格好良さに自分の泌尿がヤバくなってました。いやー俺ももっと南部考察しよう、南部文学とか、アメリカ短編小説傑作選 のリック・バスってのは最高に南部です。柴田元幸さんが訳してるのですが、これはいいです。この話、アメリカ南部の変な親子と自転車乗りの話なのです。アメリカ大陸を自転車で走るってどんな気分なんだろう。
06年09月30日(土)
南部南部、そういや大根アメリカ行きに送別会に、終電で帰れなくなった、南辻君が来たんだけど、南辻って名前! 南(サウス)に辻(クロスロード)、こりゃすげえぞ、ブルーズ要素がたっぷりだ! 大根の家でもキャロルかけて踊りまくってたし、相当ファンキーにブルースしてました。最近はメンフィス・ミニーばかり聴いております。

Sub Content

雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

最近の日記

過去の日記

鉄割アルバトロスケットへの問い合わせはこちらのフォームからお願いします

Latest Update

  • 更新はありません

お知らせ

主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。

About The Site

このサイトは、Firefox3とIE7以上で確認しています。
このサイトと鉄割アルバトロスケットに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いします。
現在、リニューアル作業中のため、見苦しい点とか不具合等あると思います。大目にみてください。

User Login

Links