09年11月25日(水)
そもそも人間と付き合うことがあまり得意ではないので、日頃はあまり人に会わずに平穏に暮らしております。なので、公演とかあるともうやたら人に会いすぎて訳がわからなくなりまして、最近やっと落ち着いてきました。で、連絡しなくてはならない人やらしたい人やらまだまだ連絡できておらず申し訳ないのですが、そろそろします。毎度すいません。
せねばならぬ連絡をさておいてまで何をしているかというと、ひたすらニッティングファクトリーであります。ニット。編み物。習ったこともないし本見たりして適当にやっているのですが編み物は完全に一人でよいですねほんと。こうして落ち着きを取り戻すのです。
私はメリヤス編みの網目を透かして見るだけでかなり幸せでして、夏頃か、行く宛てがないというモヘア気味の柔らかい黄色と白の毛糸を大量に貰ってきまして、なんも考えず(後で数えたら106目作り目してた)とりあえずメリヤス編み始めました。なんも思いつかなければ色々継ぎ足して冬用の暖かいカーテンにしても毛布にしてもよいと思っていました。それを見た人が「何を作っているのか」というので「決まっていない」と答えたら「では私のセーターにせよ」といい、まあいいけどセーターなんて作ったことないので、首を出す穴と手を出す穴と胴体を通す部分があるという程度のモノしか想像出来ず、それしか想像できないのだからそうなるだろうと、それを伝えたつもりではおりますが、それでいいというので作っています。前だか後ろだかの分は出来上がりまして、その反対側になる部分を作っています。袖はありません。
そんな中、先月くらいにアメリカから来る方に欲しい毛糸を買ってきて貰ったりして、俄然盛り上がっているのですが、まだそのセーターになるはずのものが出来上がらず手がつけられません。つうか私、セーターなんて作れるなら自分の作りたいので「ばあちゃんがやたらセーター作って送ってくるが着ないのであげる」とのことで貰ってきた大変簡素で素敵なセーターを見てどうやって作るのか研究したりしています。本に出てるセーターはあんま気に入らないので本を見てもあまり作る気になりませんのです。あと毛布も作りたくなっていてどうにもならんのです。
それとは別で、素晴らしい刺繍の本も夏頃に手に入れて、刺繍するのにちょうどいい布も発掘し、あとは刺すだけなのですが、これもまた糸を買いに行く余裕がなかったり忘れてたりで放置してあります。で、そんなこんなでいたのですが、先日また凄いいいモザイク編みの本を見つけてしまいました。これはこれはこれは。俄然盛り上がっていますのですが、事態が前に進みません。とりあえずまた上野の古本屋にも行きたくなっています。上野からならかなり色々な道のりが組めるのでなんとか出掛けたいところです。筆不精とか出不精とか言うけれど、私ただの無精者なのです。マイケルジャクソンの映画もまだいけていませんが終わってしまっただろうか。行きたい。
編み物をしながら本を読むとか、編み物をしながら映画を見るとか出来るとよいのですがなかなかに。音楽を聴くのもままならない。モノによってはぜんぜんガチャガチャになってしまいます。グレン・グールドのゴールドベルク変奏曲は大変上手く行きます。あと、キースジャレットもOK。最近新たにマーチンスタットフェルトのゴールドベルクもいけます。同じ曲でもダメな演奏家も居るのですけど。なんででしょうかね。他にもOKな音楽はあるのですけどね。ゴールドベルクが一番ニットに向いてるかも。あーでもテレビなら大丈夫なんだ。ぜんぜん真剣に対応してないからだ、テレビに。たまに見ると勉強になりますけど。
稽古場の近くの商店街の洋服店に、とてもよいニット製品が置いてありとても参考になりましたので、なんとか早いところ第一のセーターを無事に終わらせたいところであります。

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雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

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