09年12月03日(木)
ウー・ウェンさんという方の「北京小麦粉料理」という本が大好きで、それを見て色々と作ります。数年前は突如として肉まんばかり作っていましたがそういえば最近は肉まんは作っていません。そろそろ石油ストーブを焚くので、蒸し器をあの上に乗っけたりしてまた肉まん等色々と楽しめそうです。

蒸し器でなくとも、あれ、カレーに入れる例の「飴色のたまねぎ」という奴も、石油ストーブに乗っけておいて大量に作ってラップに分けて冷凍しておいたらいいです。あれはいちいち作るの面倒ですが、カレーにもよいですし、あれさえあればオニオングラタンスープなんてのも簡単に出来ますのでこの冬はストーブ解禁と共に「飴色のたまねぎ」生産に勤しみたいと思っております。

で、「北京小麦粉料理」を見てまあ色々と作るのですが、なぜかまだ餃子は作っていませんでしたので明日辺り作ろうかと思っています。最初だから普通ので充分なのですけれども、なんか別の中身も良いのが本に出ていて頭を悩ませております。

今日は、最近話題になることの多いたこ焼きを作りました。たまに作るのですがあまり情熱的ではなかったのですが、皆様何かずいぶんと旨くなるよう工夫をしておられるようで、自分は丸く作る技法に夢中でそんなこと考えたこともなかったので少し反省して、今日は海老の酒蒸しを入れたりしてみました。
粉を出汁で溶きますが、最近は鰹節の塊を入手しましたのでそれで出汁を取ってみたり。なんだりかんだり。手間と暇しか取り得がないような具合で、まだなんか人に話すほどの情熱はないです。いつか火が付くのでしょうか。

鰹節の塊は猛烈に硬くて素敵です。うちの鰹節を削る道具のカンナみたいな部分の調子があまりよろしくないようで、場所によっては削れなかったりします。乗ってくると大変素晴らしく削れるのですが、なんか毎回粉みたいなのも出してしまいます。粉みたいなのが出てくるのは何かが間違っているのだと思いまして、塊の方もなんかぼそぼそしてきて不快なのです。上手く削れるともう止めたくない程に快適でありまして、塊の方もつやつやとしてなんともいえない美しい光を放つのであります。

で、思い出したのですが、鰹節の塊を買う時に、おじさんが「削る道具を長いこと使っていないのであれば、刃を調節してあげるので、刃だけもってきなさいな、12月は忙しくて出来ないけどそれ以外ならやってあげるから」と言いました。気づけば12月になっておりまして今年はあのままやり過ごすことになりました。1月になったら忘れずに持っていこうと思います。あのアメ横の鰹節屋さんです。


スズナリ公演のことを書こう書こうと思えどなんかあんまり思い出せません。そうだ毎回皆様から素晴らしい差し入れを頂きましてありがとうございます。ちょっと、普通じゃないのではないだろうかと思うくらいに沢山頂いている気がします。差し入れのその内容もいつも素晴らしいものがかりでとても嬉しいのですが、中身に伴いまして外装も素敵だったりします。私は箱とか缶とかが大好きでして、今回は中身も缶も箱も包み紙も紙袋も大好きなたちばなのかりんとうがやってきまして、私他のものはそんなに所有権を主張することはあんまりないのですが、あの缶と箱と紙袋は「これは私のものだ」と申請して持ち帰りました。包み紙は慌しい中見失ってしまって大変悲しいです。紙袋はあやうく横流れしそうになりヒヤヒヤしましたが私の元に戻ってきました。それと、洋菓子の箱で素敵なのを見つけまして、それも持ち帰って文房具入れに落ち着きました。その中に、津和野のお土産で頂いたお菓子の箱がちょうど蓋と本体並べて収まりよい仕切りになっています。今まで文房具を入れていた和紙の張ってあるお菓子が入っていた箱は便箋入れになりました。便箋が今まで入っていた箱は、包み紙と共存だったのでこのたび独立しました。そこに今回新たに京都から来た包み紙が加わりました。

今回受付で、便利に使った箱はバームクーヘンが入っていた箱です。
とにかく箱がすきで、何でも箱に入れたい。
ところが袋も好きです。靴下も袋みたいで好きです。
なぜか長年所有していたコーヒーギフトの箱は今回の公演で便利に使って捨てられました。あと、花模様のお菓子が入っていた箱もアンケート入れたりして使っていたのですが、そろそろ寿命の予感でよぼよぼしていまして、気に入っているので持ち帰ってきて今輪ゴムで補強しています。

この下の写真はロサンゼルスのダウンダウンの古本屋さんの素晴らしい包装です。おじいさんが丹念に包んでくれました。泣ける程好きなんですけど伝わりますでしょうか。この写真でガムテープで止めてあるように見えるのですが、それは、何というか紙の裏に糊みたいのが付いている(切手みたいな仕組みの)見たことのないもので、それを繰り出す道具も素敵でした。英語が堪能であればあれについて是非聞きたかったのですが、私には無理でした。何だかご存知の方、心当たりのある方がもしいましたら教えて下さい。
よくくっついていたのですが、はがすときにはぜんぜんねばねばしませんでした。貼った直後もあまりぬれているという感じはありませんでした。







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雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

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