09年12月04日(金)
今日は計画通り餃子を作りました。一大事業でした。
都合によりウー・ウェンさんの言いつけを完全には守りませんでした。
その都合について色々と考えてウー・ウェンさんの本をよく読み、なんとかしました。都合とは家にある粉の問題です。どっか道の駅で買ってきた地粉(中力粉)と、余っていたはるゆたか(強力粉)が少しと普通の小麦粉(薄力粉)がありました。
それと、ウー・ウェンさんのレシピによると、焼餃子と水餃子と蒸餃子で微妙にその使う粉と水の割合が違うのでした。一発で焼餃子と水餃子を作りたかったので迷いましたが、家にある粉の都合もありますので、今日のところは地粉とはるゆたかを混ぜて作りました。
結果今日の皮の成分は地粉160gはるゆたか40g水100ccです。無事出来上がり味もよろしかったので、まあまあいい線行ってるんじゃないかと思います。
しかし40個作るつもりが、何故か42個分出来上がりました。なので1つが少しばかり小さくなったということですがそれについて何か問題が起きるわけではないのでどうでもいいことです。
餡はウー・ウェンさんの書いてある通りに作りました。あっさりしていて美味しかったです。豚ばら肉250gを細かく切ったものと、白菜500gとニラ50gと調味料を混ぜました。そして何故か結構余りました。はてさてこれは餡が余るのと足りなくなるのどちらが良いのだろうかとしばし考えましたがどうでもいいやと思いました。次にやるときには何か別の具や調味料を入れてみようと思います。しかしこれ一人で成し遂げるには本当に一大事業で大変に時間がかかりました。何人かで分担すれば半分以下の労力と時間で出来るのだと思います。
そしてやはり私は餡よりも皮の製作に興味がある。皮をいかにしてこねるか。いかにして切り分けるか。いかにして伸ばすか。そこに燃えました。特に後半もうやけくそになってきた頃が面白いのであり、こういうものは毎度コツがわかってきた頃に終わるものです。そもそも10センチにも満たない餃子の皮を伸ばすのに30センチ以上はある棒を使っていましてこれがずいぶん不便でした。短い棒が欲しくなりました。

中国毒餃子事件で騒がしい頃に「冷凍餃子なんぞ食わずに作ったほうが旨いのに」とか思っていました。なぜならば私は昔、台湾人と日本人のハーフの女の子の指導の下美味しい餃子を作ったことがあったからです。10人くらいで。肉屋さんの厨房で。なので簡単だと思っていたのですけれども、狭い家の台所で一人でやるならば冷凍餃子の方がよいかもしれないと今日思いました。
ときに、その餃子指導をしてくれた方なのですが、その指導方法が適当で大変面白かったです。「いいのいいの適当で」と言いながら、大きな調理道具があったせいか、巨大なボールに小麦粉(そういえば小麦粉だった気がするあのときは)を1袋まるまるざばーっと入れたのでした。結局何個出来たのか数えていませんが10名くらいがかなり本気で「もう食えん」と言う程にたらふく食べて、更に各々が2~3パックお土産で持ち帰ったのでかなりのもんだと思います。本当に適当だったけどとても美味しかったです。あの時の皆様お元気でしょうか。せっかく指導してもらったのにその時のことは「凄い旨かった」ということと「やたら量が多かった」ということしか覚えてなくて経験生かされず無念ではありますが私は今日1人で餃子を42個作りました。

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雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

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