10年12月18日(土)
皆様日々活発に新陳代謝されていることかと思われます。
嘘みたいな話なんですが、私今鉄工所でバイトをしております。
日々の活動は鉄工所と鉄割アルバトロスケットなのです。
鉄工所で鉄を削っています。鉄って硬いけど削れるのです。
鉄を削ると削られた側の鉄が螺旋を描いてにょろにょろと出てきたり、小さな鉄の粉になり塊から分離される訳です。それらはとても綺麗ですが、とても鋭利なもので、触るとスパッと切れて流血します。手にはいつだってバンドエイドが貼られております。また、それは熱いものなので、触れば熱いし、飛んできて頭に乗ると髪の毛が焦げるのです。
粉の方もとても小さいけれど鉄は鉄であり、うっかりすると手に刺さり、小さいけれどとても痛いのです。刺さってしまったら、その痛む部分を虫眼鏡でよく見て狙いを定めてをれを抜き取るのですが、もっと小さくなるとわかりません。たまたま痛くないところに小さいのが刺さってしまうとわからず数日が過ぎるのです。
最近、しみじみと手のひらを見ると黒い小さな点が発見されます。
それは、手のひらに刺さり、埋まったままになっていた小さな鉄の粉なのです。最初は銀色なのですが、手に入ってしばらくすると黒くなってくるそうです。手の中で鉄がさびているのか、どういうことなのか黒くなるのです。それが新陳代謝の活動により、皮膚の表面に出てくるのでしょうか。
そしてそれも暫くすると消え去るものなのです。
ぐさっと刺されば痛い思いはすれどすぐに気付いて取り去れるのです。
気付かないものについては、新陳代謝が日々ゆっくり時間をかけておしやってくれるのです。
新陳代謝は活動であるので、その活動を支えるエネルギーが必要なのです。
エネルギーが少ないと活動が鈍り新陳代謝が遅くなるのでしょう。
もしエネルギーがなかったら活動できず、故に新陳代謝できないのです。
その境目は曖昧なものなんじゃないのかとも思うのです。
手のひらの表面の皮膚は何処に行くのだろう。
手の皮はどこまでが生きていていつから死ぬのだろう。
自分と自分じゃない部分の境目は何処だろう。
温度というのは自分なのだろうか。
自然とは、高いところから低いところへ流れることなのか。
それを超えるならエネルギーが必要なのか。
エネルギーって一体何なのだろうか。
こういうことが理科の領域という不思議。

なんかわからなくなっちゃったのでやめます。

Sub Content

雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

最近の日記

過去の日記

鉄割アルバトロスケットへの問い合わせはこちらのフォームからお願いします

Latest Update

  • 更新はありません

お知らせ

主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。

About The Site

このサイトは、Firefox3とIE7以上で確認しています。
このサイトと鉄割アルバトロスケットに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いします。
現在、リニューアル作業中のため、見苦しい点とか不具合等あると思います。大目にみてください。

User Login

Links