
02年10月03日(木)
「あなたのアイドルは誰ですか?」なんて街頭で尋ねられたら、「僕のアイドルは、穴あきパンツで、雪の上にラブレターを描いていました」と答えるだろう。実名を控えているのは、恥ずかしがってるわけでも、謎めいたわけでも、検索キャッシュが嫌なわけでもない。それは、今、その人と“ご対面”とやらで、逢瀬の機会があったとしても、おそらく胸をときめかさないからである。つまり、初恋の人に成人式で再会を果たした際、碌に話せないのを、自分の髪の型がラモス留偉ヘアなのを理由にしてしまったような、胸のざわめきがないからである。
しかしこの質疑応答、ことさら応答にはいささか問題がある。この答えは、過去のことであり、質問は現在を対象にしているからで、「じゃあ、今は誰なのか」と言われたなら、白髪が若白髪じゃなくなってくるこの時期になると、交際相手がとても妥当な線なのである。
齢なんてなんのその、季節は初秋。恋の季節。周囲でも、アイドルのような娘に焦がれている輩や、対象者をアイドルに祭り上げ、終いに相手の名前の後に「アイドル」とつけてしまう程直接的な輩がいるが、それぞれ臆病にならず、成就を願ってる次第です。

しかしこの質疑応答、ことさら応答にはいささか問題がある。この答えは、過去のことであり、質問は現在を対象にしているからで、「じゃあ、今は誰なのか」と言われたなら、白髪が若白髪じゃなくなってくるこの時期になると、交際相手がとても妥当な線なのである。
齢なんてなんのその、季節は初秋。恋の季節。周囲でも、アイドルのような娘に焦がれている輩や、対象者をアイドルに祭り上げ、終いに相手の名前の後に「アイドル」とつけてしまう程直接的な輩がいるが、それぞれ臆病にならず、成就を願ってる次第です。