05年10月01日(土)
一応、abcdeのプログラム終了。昨晩は終演後、朝霧ジャムに行く女子とシモヘイ師匠とコソボの内戦やルワンダの事などについて話あった。世界平和の末端として鉄割の公演なのか? ユーモアの先に平和あり、云々。そして平和の象徴は、ハトの足のピースマークではなく、カラスだからね。デパートの屋上は糞ハトばかりだけど、神社にはカラスが多いってことを考えると、やっぱカラスだわ。んで本日10月1日はおさらい公演・せんしゅうらくと相成ったので、皆さん募金のつもりで、世界平和をいのりつつ、足をお運びください、分かち合えるユーモア(分かち合えない場合もありますが)で、何かを発電! お待ちしてます、馬鹿の戯れ事、お終いです。来ないと、平和はこないかもしれません。馬鹿が平和をもたらしたりしちゃったりして。
05年10月02日(日)
昼夜の公演、おさらいのせんしゅうらく、でして、昼間は公演終わって、長島有里枝さんとkiiiiiiiのタダイストタダちゃんと雑談、hanaeちゃんの素敵さについて語り合う。hanaeちゃんの「小学生日記」を面白いから読みなよって二人に奨めたの僕なのですが、その後二人も色んな人に奨めてるみたいで、hanae*フリークが確実に増えてる模様。もっと語りあいたかったんだけど、時間が来て、夜の公演の準備。そんで夜は葉山鎌倉方面から、空屋のタロー君やパラダイスアレーのジュンペイ君が来てくれまして、感謝。会場で打ち上げ、鍋とかやりました。炭で肉も焼いちゃいました。肉は松田聖子も買いに来るという、そして演目アマリリスに人手の無いときに助っ人で出演してくれた。成城の川上精肉店のカッキンさん所の美味い部分(肉)でした。久々に楽しい打ち上げ、色んな人が居まして、色んな人と話をした。それで、酔っぱらって自転車で帰宅。(←これは昨日)
 朝起きて、ふらふらしながら、「今日は電車で行こう」と思い。(この一ヶ月、電車で行ったの2回くらい、あと全部、自転車で行った)、久しぶりに電車に乗ったら、糞したくなって、原宿駅から、泣きそうになりながら、リトルモアまで、お尻をくねらせて行く、リトルモア着いたら、キリンちゃんと向さんが自転車をいじくって、キリンちゃんに「来るの早いよー」と言われる。1時間集合時間間違えてた、でもそんな事より、便の方がやばいので、下に駆け降りると、会場で夜を明かした方々が寝てました。で無事便所に駆け込むことができました。それで会場をバラし始めたら、この一ヶ月でつかった、今川焼きとかキュウリとかが、腐って隙間から出てきました。で、夕方に車に乗せ終わり、倉庫に戻って、しまい込み、なんとか全部完了。皆でとんかつを食いに行きました。それで帰ってきて、今、ヘドロみたいな疲れを感じております。この一ヶ月の事、ダラダラと思い返してみると、僕等やっと何か始まったのではないのかってそんな気がしてきました。本当に足を運んでくれた方々どうもありがとうございます。それで今後もよろしくおねがいします。なんか、今だらだらと書いてまして、書いてる事もヘドロみたいに実態なくなっていきそうなので、もうやめますけど、今日、会場を掃除してて気がついた事は、腐った今川焼きってサイケデリックな配色になって結構奇麗なんだなってのと、鳥の餌(おしんこみじんこって演目で使用)は、板の隙間に入ると掃除が大変だなとか、自分の針金の縛り方は雑だなとか諸々。それと、とんかつって皆で食べると美味しさ倍増する気がした、これは、井上靖の、夏草冬涛って本で、学生達が学校さぼって、とんかつ屋でたむろして、ビール飲んでるんだけど、その下りが、僕は大好きで、そのイメージなのでしょうか? 
05年10月03日(月)
今日は九月いっぱいまるまる借りてた照明を、東京舞台照明に返しに行った。僕等が借りてるのは、トライダックという、小さな調光器なんですが、こんな機材使って、舞台のような事をやってんの、老人ホームの方々の発表会と鉄割ぐらいでしょう。なんせボロいんだから、でも僕等はそれが一番使いやすいのです。自転車の部品でとかで良く有るのですが、どんどん進化して、色んな機能がついて、殆ど使わないってのがよくあります。大体、ギア着きの自転車乗ってても、ギア頻繁に使わないでしょ、だから、僕はギアついてたの自転車売って、トラックレーサーという自転車を乗ってるのです。それが調度一年前でした。そして乗り過ぎて、頚椎をおかしくして(毎日5時間くらい夕方から夜中まで一人自転車乗ってた)、今回もその自転車で一ヶ月原宿に通いまして、一回転びました。昨日片付け終わって、内倉が車で倉庫に行くから、かわりに僕が内倉の自転車に乗って倉庫まで行ったんだけど、ギアが壊れてるのもあったのだけど、僕が乗ってるのは、回転にフリーってがなくて、つまり下り坂とかでも、足を止めてシャーと下る事は出来ずに、タイヤがまわれば、勝手にペダルもまわり続ける代物で、これが最初怖いんだけど、自転車と一体になって気持ち良いのね、この自転車を、シングルギアとかピスト自転車とかいうんだけど、昨日の内倉のは、普通のフリーのあるやつで、久しぶりに、そのような自転車乗ったんだけど、なんか足が生まれたての山羊みたいにガクガクしてしまって、普通の自転車をちゃんと乗れなくなってました。もう足がピストの感覚のみになってしまってて。一年乗って、転んで歯を折ったり、頭が痺れだして脳を調べてもらったら、自転車乗り過ぎの肩こりだったり、山梨まで行って半分死んだりと、色んな思がこの一年で詰め込まれました。明日はそんな自転車を洗ってやろうと思います。そして周りにピスト自転車乗ってる人がいないので、ピスト興味あるかた、相談に乗ります、あと内倉も自転車のギア壊れたのを機に、ピスト自転車を乗りだせば良いんじゃないかと思いました。そんで今日風呂屋に行って体重計乗ったら、この九月一ヶ月で、4キロくらい体重が減ってました。自転車のおかげか、毎日の公演をフィットネスクラブに通う気分で行ってたおかげか、わからないけど、自転車乗るのに、一番よい季節になりました。
05年10月04日(火)
高速スパムのカミオ君からとんでもないプレゼントを頂く、いまスカパーで座頭市全作品やってんだけど、その半分くらい録画したやつ。いやー、もう、カミオ君とかの前で座頭市の真似とかやったりしてたけど、全然至らないは、やっぱ勝新は凄いんだもの、もう、封印します。とにかく、勝新の演技ってのは、デニス・ホッパーを軽く越えた狂気と、フォレストガンプのキュートさを兼ね備えてるんだは。そんでもってあの殺陣の素早さ、美味いもの食ってそうなあの丸っこい体形、完ぺきすぎるんだもんな。そんでもって、この座頭市物語は、内容も素晴らしくて、ビートがこのまえ座頭市やったけど、多分この座頭市を参考にしてるんじゃないかな、でもビートの半分で観るのやめましたから、内容よくわからないけど。最後、いつも目を閉じてる座頭市が、目ン玉かっぴろげて、啖呵きるところなんて、鳥肌もんです。あれ目の前でやられたら失禁するは、怖いとかじゃなくて、格好良すぎて、あやまりますよ。本当に勝新太郎、生き返ってくんないかな。すんなり死ねるなら、俺の命捧げても良いかもしんないよ。そして鉄割は勝新がやれば良いんじゃないの、鉄割勝新って語呂良いし。ちなみに勝新太郎の本名は、奥村って言います。そんで杵屋さんという、長唄の名門の息子だよ。神楽坂の悪ガキだったんだよ。鉄割演目の勝新LSDなんて凄いと思います。下は勝新の有名な逸話。
http://www.hateruma.com/search_cult/e83747aa913bbc0ae8dda63fa5146cf1.html
05年10月05日(水)
本が読める本が読める本が読めるぞ、本が読める読めるぞ本が読めるぞ! ってな気分で、読んだ本、銀河ヒッチハイクガイドこの本昔、多分、どこかの外人バンドの人が薦めてて無性に読みたかったんだけど、本が無くて、最近映画になったらしくって、文庫であった。真理は42で、地球はネズミによって支配されて、地球は爆発してなくなって、なんだか、宇宙のわけわからなさをユーモアで踏破しようとしてるのだけど、それが正しく思えてしまえるくらいのバカバしさ、やはり、馬鹿が全てを救い、馬鹿が真理を見るのかもね、used to be a fool
05年10月06日(木)
土曜日にやる演目を決めてたようなきがする。
そして、焼き鳥屋で、レバーを食った気がする。
家に帰って、酔っ払って眠ったような気がする。
05年10月07日(金)
練習みたいのやった。
05年10月08日(土)
夜中、新宿で公演。CRJという学生の団体主宰の公演。しかしながら勘違いして、あの、スーパーフリーみたいな団体主宰のパーティーだと思って勘違いして来たメンバーが一名。そんなパーティーに僕等呼ばれるはずが無いでしょうが。
05年10月09日(日)
青山のたまさんところに行って鍋、本日は、チゲ味噌鍋、フグ入り、んにゃ、美味かった。
05年10月10日(月)
朝方、石神井方面の、大根の引越しに、雨の中、バイクで行く、石神井から東松原に移動、おい「本の入ったダンボール何箱あるんだよ!」重い、そして大量、弟なんか、手が震えだしてた。なんとか運び込んで、部屋に落ち着く。そのあと鍋、内倉が、シャンパンを開けようと顔面に泡を浴びて、どじっこ倶楽部に加入。
05年10月11日(火)
銀河ヒッチハイクガイドを読む。昔から読みたいなと思ってた本を読めるのって良い。
05年10月12日(水)
夜中というか朝方まで、鉄割の今後について話し合いを行う、とても疲れた。疲れて話し合ったこと全部忘れてしまいそう。「帰れないから、泊めてください」と牛君にいわれて、泊めて、眠ってたら、牛君が、いきなり便所に行って、ゲーゲーやってた。「大丈夫か?」と訊いたら、眠ったまま貧血になって、息が出来なくなったという、よけい大丈夫かと思った。本当に。
05年10月13日(木)
大根の引っ越し手伝ったら、段ボール箱、一つ渡されて、「これアンタの本」と言われ、家に持って帰って開けてみたら、読んでもないのに無くなってしまってた本とかが大量に出てきた、そして、前に、己で流行った、車谷長吉の漂流物をぱらぱら読んでみた。これはもう、とんでもなく面白い! 特に本の表題にもなってる漂流物、カミユの異邦人だっけ? あれを彷彿させるのですが、どことなく全部が日本的で、これ、この土地に生れて、この土地の匂いをかいできたものしかわからんよなって話、多分、異邦人も舞台がアルジェリアかそこいらだったと思うけど、僕等は、そこの匂いとか空気を、完全にしってるわけじゃないから、わからないところもあるんだけど、この漂流物は凄いよ、それを全部、にっぽん的に置き換えてるような、でも、置き換えてるんじゃなくて、ゼロから始まってるのであって、とにかくおもしろい、そして、とてつもなく、やるせなくなる、寂しくなった、やるせなあ、こんな小説家が同時代に生きてるなって、奇跡なんじゃないの、全く。そして、無断で読んで無い本を持っていって、とっても良いタイミングで返してくれて、読む機会を与えてくれた大根君に感謝。嫌みじゃなくて、時期だもの、買ったときに読んでたら、今のこの気分の感動はなかったかもしれません。
05年10月14日(金)
今度、江ノ島で公演するのだけど、その下見で、鎌倉のパン屋さん、パラダイスアレーで待ち合わせてから、美味いパンを食って食って、江ノ島に会場を見に行って、オッパーラって所。その後、葉山の空屋に行って、数人で鍋をつつく、鍋は美味しかった〜、考えてみたら、今週、鍋三回目だ。今回は、数日前に肺炎になってしまった方も混じっての、肺炎鍋ってやつでした。でも美味かったな〜、それに田中邦衛さんが、カクテルつくってくれて、楽しかった。いつもは、混雑の空屋でしたが、今回は、身内の数人のみで、ここは広いなーと感じました。そして、海を見ながら、夜中まで酒を飲み、タロットゲームやったりして、布団まで敷いてもらって、泊らせていただきました。ありがとうございます。
05年10月15日(土)
朝起きると、海が見えるわけですよ、ざっぶ〜んって、昔よくドライブで来た辺りの海でして、そして、本日は午後から用事があるから、午前中に、車で東京都へ帰るのです。「こんな日はドライブとかだよな〜」とか言ってみて、とんでもなく、ゼンチメンタルになてる、馬鹿な俺がいて、東京へ向かって、中野まで自転車で行き、帰りに雨に降られて、びしょ濡れで家に帰り、昨日のあんパン食って、「やるせいっすよ!」って叫んで、21時くらいに床に入って、「あー良く寝たぞ」と思ったら、まだ夜中の一時でした。
05年10月16日(日)
この馬鹿な日が永遠に続けばとおもったことございますか? 九月はそんな趣旨で馬鹿舞伎やってたけれど、こっちは大変疲れて、温泉でも行かなくちゃやってられないよって気分で、メンバーで、伊香保温泉に行きました。まあこんな身内の馬鹿ごと記してもしょうがないけど、本当馬鹿で楽しかったんで記します。朝、新宿集合、あんのじょう待ち合わせには早くいってしまう自分は、京王地下の不味いカレー食って、口直しにベルグでモーニングセットとコーヒーを飲みました。で、集合、電車に乗って伊香保(途中省略)、山の上の露天風呂行って、男10人くらい皆で湯に浸かりながらデイビット君の英語講座を受けました。戻って、宿の風呂入って、宴会場で、豪華な料理を食べて、中島弟の大変下手くそなカラオケを拝聴、あまりの酷さに吐いてた人も居た。滋ちゃん持参の八海山という日本酒、高級らしい、を飲みながら、2次会の会場として用意されてた、他の宴会場へ、焼酎しこたま飲んで、男達は「スナックへ繰り出すぞ!」ってことに相成りました。中には「嫌ですよ、こんな、温泉地のスナックは」なんてこと言われてた方もおりましたが、「このいかがわしさは、こんな場所でしか味わえないんだよ!」と、男等は、スナックへ、夜歩く、伊香保の温泉場、メイン通りの階段をそれると、いかがわしいのなんのって、ここ、バンコクの裏道じゃんよってくらいに、「おにいさん」うんたらこうたらと、それで、スナック「しあわせ」っという、不幸の吹溜りみたいな店に入店したのです。店内は赤くてやたら天井が高いので、「ここ前はなんだったの?」と訪ねるとストリップ劇場だったとのこと、さて、このスナックに入ってしまったと云う自体、もう既に、我々は馬鹿の骨頂ですが、ここからが凄かった、鉄割共が馬鹿のレッドゾーンに突入しだします。先ずは、Tさんの、交渉から始まって、一人三千円でOK。そしてインドネシアの女子が二人しかいなかったので、「おい、もっと呼んで来いよ」と凄みのSちゃん、怖いよ、もう隣に女を抱えてる、そして、飲んで飲んで飲みまして、僕等、フロアーで踊って暴れて大変でした、店の女の娘が、僕等のあまりの狂乱ぶりに、写メール、バシバシ撮ってたよ、とにかく僕は踊りました、あんなに踊ったの、高校生の頃に行った、スライダースのライブ以来じゃねえのかな、そんで、そんな狂乱の中、凄かったのが、一人いつものペースで騒音の中、本を読んでるF君が、いつものよう本を抱えるように、女を膝に乗せて抱えてたこと、もう揉み放題やってて、皆に証拠写真バシバシ撮られてて、そんで、踊ってて、合唱で、最後は、覚醒剤で捕まった誰かの歌手(忘れた)の歌を、Sちゃんが唄って、店内「かくせいざい!」の大合唱。途中、殺し屋みたいな男が一人店内に入ってきて、僕等を見張ってたけれど、あのお構いなしさは、原始人だ俺等。んで、約束の2時間が過ぎて、店を出る。もう汗びっしょりで、ライブの帰りみたい、んで、風呂に行き、ハーゲンダッツのアイスを食いながら湯につかり、弟の身体にアイスを乗せて、男体盛りをたしなんで、眠りました。僕が一番最初に眠ったみたいなんですが、うなされてたよと、言われました。あー馬鹿は一日にしてならず、だけど、一日で十分だは、と思いました。
05年10月17日(月)
昨晩の狂乱で、疲れ果てて起きたのでした。そして、かねてから行きたかった、伊香保の珍宝館に繰り出しました。ここの名物は、ちいこ(自分ではちんこですという)さんが、ビロウな秘宝の数々を、紹介しながら、館内を説明してまわってくれるもので、もう初っぱなから、「わたくし、ちんぽうかんの、ちんこ館長です」と自己紹介の後、男等はチンポを揉まれて「ぜんぜん駄目ね!」と悪態つかれるは、女子に至ってはキリン女子なんて、触られて「異常乾燥注意報」なんて言われてる始末。ただし障害者手帳を持ってて、割引入場した、弟だけは、触られなかった。そんで大きなペニス型の木を持って女子を追い掛け回し「乾燥注意報!」、男には「あんた勃ち悪いでしょ、しごいてあげるから、いますぐここで脱ぎなさい!」と逆けんちゃん曼荼羅模様。もう、とにかく、噂には聞いてたけれど、ちいこさん、凄いだ、ファンキーったらありゃしなくて、JBがそのままオバサンになったみたいで、あのままゲットーいっても全然大丈夫ですよあの人。とにかく、ここは絶対行った方がいいです。日本の話芸の神髄があそこにはあります。で、館内見終わって、バスの時刻表まで調べてくれた、ちいこさんはとても人情味のある優しい方でした。おみやげみてたのに、「もうすぐバスが来るから、早く行きなさい!」と急立ててくだすったりして、とても元気貰った気がしました。ありがとうちいこさん。
05年10月18日(火)
神保町行って、本を買う、いもやで天麩羅定食食って、ボーッと歩いてたら、新宿まで歩いてしまった。途中、じいちゃん、ばあちゃんが住んでた、新宿は余丁町の付近を歩いて、あの家まだ有るのかなと思って、見に行ったら、更地になってた。子供の頃の思い出がいっきよみがえる、なんか寂しい気分。
05年10月19日(水)
酔っ払って電車に乗った。最近、都心でお酒飲まないし、飲んだとしても自転車だったから、一人酔っ払って電車に乗るのは、数ヶ月ぶりの気がする。電車に酔っ払いがいるのは嫌だけど、酔っ払って乗るのも最悪なな気分で、自分も酔っ払ってるが、後ろの酔っ払いが、グラグラしながらぶつかってくるので、思いっきり、背中で押して、反動で戻ってくときに、すかした。奴は、無理して本を読んでるのでよけいグラグラしてるんだけど、気が付いたら自分も酔っ払って本を読んで、グラグラしてた。
05年10月20日(木)
部屋にいても、悶々ピーパーピーになってしまいそうで、しょうがないんで、2時間半程、世田谷区内を徘徊した。最初の一時間は徘徊のプロ、中島弟と一緒に、後の一時間半は、走ったりしながら一人で環八あたりを、部屋に戻り、お話を書いて、考えて、疲れたので、寝床で本を読みました。チャールズミンガスを爆音で聞きながら。なんだか、もの寂しくなる本を読んだのです。
05年10月21日(金)
夜、牛君、鱒君、内君とで、鉄割の今後の予定や諸々を話し合う。12時を過ぎたら、居酒屋の店員が「おめでとーございます」と言いながら、花火がバチバチしてるアイスを持ってきてくれた。そう、自分誕生日だったのね、しかし、考えてみれば、去年も、この同じ居酒屋で、店員に「おめでとーございます」と言われて、花火バチバチのアイスを持ってきてもらったので、なんか、あんま変わってねえぞと少し焦りました。最近、雨が多くて、無性に気が滅入る。
05年10月22日(土)
それで今日は朝早く起きて、一人新宿に行って、自分に何か買ってやろうと、革のジャンパー買ってしまおうと行ったのですが、着てみたら、なんか思ってたのと違って、購入するのをやめて、一人で天麩羅でも食おうかと思ってたのですがやめて、家に戻って、昼寝して、マラソンして、今、机の前に座って、ボサーっとしてます。従姉妹から電話があって「お誕生日おめでとう」ってその後、婆さんが出て「今日はね、天気も快晴で良かったね」と言われたのですが、空は曇り空で、小雨すら降ってまして、婆さんどうかしちゃったのかと思いました。快晴だとしても、何もすることなくて、ただもう、近所を走って汗をかくことぐらいなのです。
05年10月23日(日)
朝集合、江の島へ向かいます。車で、天気の良い中、江ノ島は、オッパーラーで、鎌倉のパン屋さんパラダイスアレーのジュンペイ君主宰のイベントに参加。昼くらいについて、会場セッティングして、昼飯食って、海見たり、ジュンペイ君の作ってくれてたパン食ったりしながら(美味いのなんの)、のんびりしてました。それで、最近、ドジっ子倶楽部(どじ人間の集まり)に正式加入した、会員ナンバー兎ちゃんのFuZii君が、早速、浜辺で、ハンバーガーをトンビに持っていかれたそうです。んたらかんたらで時間が経ちまして、イベント開始、しかしながら凄い楽しかった。やってるこっちも楽しいのだけど、やってないときは客として楽しめて、本当、葉山、鎌倉方面最高だわ、空屋の面々とかもいらしゃって、飲んで飲んでまた飲んで、騒いで、喋って、また飲んでのアルコール炭鉱節。それでね、僕等の公演はさておき、キセルで泣きそうになったよ、なお君の唄で鳥肌たったよ、その後パードン木村さんとかデートコースペンタゴンの方のセッション大会で、ドラムが居ないからって、田山女史がドラムで参加して、スティック無いから、僕がけんちゃん曼陀羅の埃はたきとダンボール丸めて持たせて、叩いてまして、このセッション凄い格好良かったですわ。なんか、変てこの、70年代のヤケッパチサイケデリック音楽みたいでした。で、夜中へ東京へ戻る、喋りすぎて、声がガラガラの奥村氏と自分。こりゃ楽しかったわ、楽しみ疲れでした。
05年10月24日(月)
なんだか、良くわからない気分で、新宿から神保町まで歩こうと思い一人歩いてた。一時間くらいあるいて、九段下の靖国神社前で、携帯を見ると母から電話があって、かけてみると、爺ちゃんが亡くなったということ。で、三鷹の病院に行く、死んでる爺さんを見て、「から」だと思った。亡くなる前爺さんは自宅で「四時から水戸黄門始まる」と、それ観るまで、少し眠ってたと、思ったら亡くなってた。水戸黄門観れなかったのは、心残りでしょうが、死に顔が笑ってるみたいで、なんか僕は安心したのでありました。鉄割のDVD(鉄割電子映画)を観たことある方ならご存知でしょうが、庭に変な罠を仕掛けて、鳥を捕まえようとしたり、かんだ鼻紙を植木鉢の花に干して、再利用してまた花を噛むといった爺さんです。でも戦争に行ってるから、やたらめったら根性がある人でした。
05年10月25日(火)
車に乗ろうと思い車庫に行くと車が無くて、爺さんに車を捨てられてしまってました。バイクに乗ろうと、バイクに乗ったらタイヤがパンクしてまして、邪魔なところに置いておいたから、千枚通しで、タイヤをパンクさせられてました、それで喧嘩になって、パンク修理代貰いました。子供の頃、まだ野球の延長中継が無かったので、テレビの中継が終わてしまうと、一緒に車に乗って、延長のラジオを聞きました。小学生の頃僕が友達から預かってたタニシの子供を、ゴミだと思って捨ててしまった爺さん、僕が泣きながら「どうすの」と言ったら、「もっと強いタニシをつかまえれば良いんだ」と一緒に、田んぼに行って、真っ黒の立派なタニシを50匹くらいつかまえました。それはものすごく大きなタニシで、預かってたタニシを友達に返すとき、「ごめんなさい、かわりにタニシとってきました」と言って、ゲンコツくらいの大きさのタニシをバケツに詰め込んで渡したら、友達は絶句して何も言いませんでした。タニシを間違えて、流して捨ててしまったというショックよりも、そのタニシのでかさに、ショックを受けてました。
05年10月26日(水)
昔ドイツにCANという格好良いバンドがありまして、多分、僕が産まれた頃に結成されたバンドなんですが、そのバンドは、ボーカルが日本人でダモ鈴木という人でした。このダモはジョンライドンにも影響を与えたくらい凄い奴なんですが、風体は完全ヒッピー。んでダモ鈴木の前のボーカル、マルコム・ムーニーも格好良いんだけど、ダモ在籍時のCANの映像を見ました。最初、幼稚園児くらいの子供がドラムを叩いてて、それに合わせて、メンバーが演奏して、メンバーの目がみんな飛んじゃってて、それにライブ映像が重なっていくのですが、ダモ鈴木の衣装がこれまた凄くて、テカテカの赤い体操選手みたいな服着てて、でもズボンの裾が広がって、物凄く高いハイヒールを履いてます、そしてバンドの演奏と関係なく、ステージでは何処かのおじさんがジャグリングしてて全くわけわからない。しかし演奏はとんでもなく良くて、で、ダモは動きが変で、その体形も異様なんだけど、この体形何処かで見たことあるなと思ってたら、それは、渡部と同じ体形でした。
05年10月27日(木)
05年10月28日(金)
05年10月29日(土)
05年10月30日(日)
京都メトロで公演、終わって、町で酒飲んで、下宿屋みたいな宿で、焼酎飲んで、眠る。
05年10月31日(月)
京都造形大学の学園祭に、外で寒かった。終わって、東京に戻る。

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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