11年06月18日(土)
数ある鉄割アルバトロスケットの演目の中に
「わたしのすきなもの」
という題名のものがございまして、あちこちで何度かやっていますのでご存知の方も多数おられるかと思われますが、ご存知ない方もおられましょう。誰かがまだ見ぬ演目の内容に触れることはさておきまして、言いたいことはというと、私はだいたいいつも自分の「わたしのすきなもの」について考えてくらしているのでございます、ということです。
色々なものが好きですが、自分の中では共通項はあれど、なかなか説明できないのであります。単純に、例えば音楽が好きだとか映画が好きだとか卵が好きだとか本が好きだとかなんだかんだ大雑把なことは言えるけど、果たして自分は音楽ならなんでもいいのかとか、映画ならなんでもいいのかとか以下省略ですが、そういうことなのかというと、全くそうではないのでございます。そうなると、映画とは何だ、音楽とは何だ、以下省略ということになってくるのでありまして、明確な定義はなかろうよ。なのであるからして、自分で自分が音楽が好きだとかなんだとかはなかなか適当には言えないし、言ってみたところでだいたい後悔するのが関の山なのです。
でですね、考えると、じゃあ、その例えば音楽やら映画やら本やらなんやらかんやらごちゃごちゃごちゃと沢山ある好きなモノ達というの、これ、自分の中では明確に共通項があるのでございます。で、それが私好きなのです。で、その明確な共通項はなんじゃということなのですけど、それがわかれば苦労はないのであります。
猫も好きです。でも、よく考えると、猫が好きな訳じゃないんです。いや、好きなんですが。猫の存在が好きなのです。猫ならなんでもいいのかと言われると、猫ならなんでもいいんです。でも、ただ猫の絵とかには別に関心ございません。猫グッズとか。きっと好きなのもあるが、別の話なのです。猫に関連したものを見て、猫を想起するからよいのかもしれませんが、私はそんなことより、生身の猫が好きで、たとえその猫が、例えば悲惨な状況だったとしても、猫が好きです。可哀相とかいうのも含めて好きですし、もちろん可愛いし憎たらしいしなんてことなく奇想天外なのです。それが好きなのです。なので、愛護にはほぼ興味がなくてごめんなさいなのですけど。なので、そのような猫の存在がかかった猫の絵だとか猫に関する何かを見たら私はとても反応するんじゃないかと思います。
これはつまり、自分が猫に何を見ているのかということであり、猫とは関係ないんじゃないかと思いませんか。そういうことなのです。
と、猫に置いて考えてみたのでございます。そう言ってみてもなかなか伝わらないし、話すことも下手なので、日頃おおむねこのようなことは人に伝えられないことなので、書いてみました次第でございます。
書こうと思えばいくらでもかけるんですけど毎度収拾が着かなくて困ります。本当は会って話したいのですが、話すことが下手なので、書いてみる駄文なのでございます。

実際は、その逆の「わたしのきらいなもの」ということについてもよく考えるのですが、長くなりましたので本日は割愛致します。いつか機会があればまた。でも、なんか何も言わないのもなんなので、きらいなものについてはですね、外定規一本槍が嫌いです。でも、本当はきらいなものはないのです。全くいつもごめんなさいね。

数ある鉄割アルバトロスケットの総演目数は1000とも2000とも言われておりますが、実際いくつあるのかは定かではございません。しかし、確実に1000はあった時期がありましたので、今では2000くらいはいってるのかもしれません。これは誰もわかりませんのです。わかったところで、だから何だ。という気持ちなのです。

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雑記書手紹介

松島
横浜生まれ横浜育ち
鉄割の制作担当。食べたり飲んだり旅行したりしている。
ふと目を離すと何か食べている。

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