05年10月26日(水)
昔ドイツにCANという格好良いバンドがありまして、多分、僕が産まれた頃に結成されたバンドなんですが、そのバンドは、ボーカルが日本人でダモ鈴木という人でした。このダモはジョンライドンにも影響を与えたくらい凄い奴なんですが、風体は完全ヒッピー。んでダモ鈴木の前のボーカル、マルコム・ムーニーも格好良いんだけど、ダモ在籍時のCANの映像を見ました。最初、幼稚園児くらいの子供がドラムを叩いてて、それに合わせて、メンバーが演奏して、メンバーの目がみんな飛んじゃってて、それにライブ映像が重なっていくのですが、ダモ鈴木の衣装がこれまた凄くて、テカテカの赤い体操選手みたいな服着てて、でもズボンの裾が広がって、物凄く高いハイヒールを履いてます、そしてバンドの演奏と関係なく、ステージでは何処かのおじさんがジャグリングしてて全くわけわからない。しかし演奏はとんでもなく良くて、で、ダモは動きが変で、その体形も異様なんだけど、この体形何処かで見たことあるなと思ってたら、それは、渡部と同じ体形でした。
05年10月25日(火)
車に乗ろうと思い車庫に行くと車が無くて、爺さんに車を捨てられてしまってました。バイクに乗ろうと、バイクに乗ったらタイヤがパンクしてまして、邪魔なところに置いておいたから、千枚通しで、タイヤをパンクさせられてました、それで喧嘩になって、パンク修理代貰いました。子供の頃、まだ野球の延長中継が無かったので、テレビの中継が終わてしまうと、一緒に車に乗って、延長のラジオを聞きました。小学生の頃僕が友達から預かってたタニシの子供を、ゴミだと思って捨ててしまった爺さん、僕が泣きながら「どうすの」と言ったら、「もっと強いタニシをつかまえれば良いんだ」と一緒に、田んぼに行って、真っ黒の立派なタニシを50匹くらいつかまえました。それはものすごく大きなタニシで、預かってたタニシを友達に返すとき、「ごめんなさい、かわりにタニシとってきました」と言って、ゲンコツくらいの大きさのタニシをバケツに詰め込んで渡したら、友達は絶句して何も言いませんでした。タニシを間違えて、流して捨ててしまったというショックよりも、そのタニシのでかさに、ショックを受けてました。
05年10月24日(月)
なんだか、良くわからない気分で、新宿から神保町まで歩こうと思い一人歩いてた。一時間くらいあるいて、九段下の靖国神社前で、携帯を見ると母から電話があって、かけてみると、爺ちゃんが亡くなったということ。で、三鷹の病院に行く、死んでる爺さんを見て、「から」だと思った。亡くなる前爺さんは自宅で「四時から水戸黄門始まる」と、それ観るまで、少し眠ってたと、思ったら亡くなってた。水戸黄門観れなかったのは、心残りでしょうが、死に顔が笑ってるみたいで、なんか僕は安心したのでありました。鉄割のDVD(鉄割電子映画)を観たことある方ならご存知でしょうが、庭に変な罠を仕掛けて、鳥を捕まえようとしたり、かんだ鼻紙を植木鉢の花に干して、再利用してまた花を噛むといった爺さんです。でも戦争に行ってるから、やたらめったら根性がある人でした。

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雑記書手紹介

戌井昭人
東京生まれ(調布育ち)
鉄割の台本を書くの担当。あと変な動きとか考えるのも担当。
最近声がガラガラになってきている。だいたい変なおっさんの役担当。
趣味は歩くこと

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