
05年07月09日(土)
柴田元幸さんが訳した世界の肌ざわり
という、アメリカ作家の短編集がありまして、その中のリック・バスの「見張り」って作品が面白いのです。二年くらい前に大根にコピー貰って読んだのだけど、それ何回も読んでボロボロになったから、また本で買ったんです。あまりにも面白くて、文章も素敵なので、再び噛みしめるように読んでます。買った本屋で、速読の学校のパンフレットがあったんだけど、速読は、普通に読むより、その情景が頭に入るというのだけれど、このように噛みしめて読むことできるのかな? 自分で意識を変えれば良いのだろうけど。んでもって、内容は・・・説明できない。昔のコカコーラ、自転車、気の変になった息子、黄熱病、蚊、沼、ワニ、歯の抜けた黒人の洗濯女、賞味期限の切れた缶詰、手作りゴーカート、こんなもんが出てきます。これ見てるだけでも、自分勝手にわくわくだわさ。
05年07月08日(金)
05年07月07日(木)
康 芳夫
の自伝、虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝
を読んだ。凄まじかった、面白かった。印象的なのは、今の自民党の偉い人(郵政民営化で反対してる眼鏡の亀)が東京大学の学園祭で、焼き鳥の模擬店を出して、そこで、飼い犬を殺して、売ってしまって停学になったって話。犬の飼い主は学校に抗議しに来たらしい(あたりまえだよ)んでもやっぱ政治家になるのは、どっか突飛な行動や考えをする人の方が、人をひきつける魅力があって良いのでしょうか。それ以外のエピソードも全部面白かった。アントニオ猪木対アリ、オリバー君、ネッシー、猪木対人食いアミン大統領、マイルスデイビスなどなど、これらのキーワードに「あっ!」て思う節があったら、絶対買って読んだ方が良いです。