
05年02月23日(水)
コーヒー屋を後にするとき、盆を持って振り返った男がぶつかって、コーヒーがこぼれた。「大丈夫ですか。すいません」と俺が言うが男は無視、僕は親切でナフキンを数枚持って男に渡し、も一度「大丈夫ですか?」と聞く、すると連れの男が、うすぎたねえキンピラゴボウみたいなダウンジャケット着た奴が「大丈夫じゃねえよ」と言った。僕は動きを止めて、瞬時にその男を睨んだ。もうこりゃ。久しぶりだ、あんなに睨んだのは、殺すぞっていきおいで睨んで、あんな風に睨むの演目でしかやらないよなって後で自分で可笑しくなったけど、心から睨んだ。すると男は変な風に目をそらし出し。したら店員が「お席にコーヒーお持ちします」と言って中に入る。しかしあの髭のキンピラゴボウ、久しぶりにむかついた。大体、一方的に俺が悪いような空気が店に漂ったが、違いますよね。自分が逆だったら「大丈夫ですよ」って言うのに、それを卑屈に言ってくる奴って本当むかつく。キンピラダウンにコーヒー一滴でグダグダ言わないで。キンピラは着るものじゃない、食うものだと思った。