
03年01月21日(火)
大根君に勧められて、阿呆列車を読んだ。
阿呆列車とは意味も無く電車に乗って行って戻ってくる
といった、内田百?閧フ本で。そういえば私も
内田さん程意味も無く意味ありげな本になる
などといった崇高な阿呆旅ではないが
阿呆な旅を沢山致しました、では、今回はその一つ
「新潟日本海・烏賊を食ったらまずかった紀行」
朝起きると雪が振っておりました。先日、おでんを食って酒飲んで暴れて、帰宅して、床には現在、山海栗ペニー君が、眠っております。
「おい寒いな」
「なんだ」
「寒いな、外は雪だ」
「雪! いやあ〜ね」といって寝ながら意味も無くズボンを下ろし尻を丸出しにした山海栗君。
その丸出しの尻に、私はタバコの灰を落として、完璧な目覚めを提供してやりました。
「熱い!」山海栗君は立ち上がり、おろしたズボンのまま洗面所へ向かった。
「今日は寒い烏賊でも食いたい」歯を磨きながら山海栗君は言いました。
「東京は寒いからもっと寒いところ行って帰ってくれば、ああ東京はそんなに寒くないなと感じる事が出来るのではないだろうか?」私が言うと
「よし新潟に行こう」
「日本海」
「日本海を見てズボンを下ろして、男をさらけ出し、男っぽくなろう」
「ソレ名案」
で私どもは、冬のさなか、雪の東京から、もっと寒い日本海に向かう事になりました。
その頃は、酒を飲んでも昼まで寝てるという事はまず無くて、本当に馬鹿だったのか、幾ら泥酔しても、朝7時には起きておりましたので、その日の出発も早く。
電車を乗り継いでうまくいけば、夕方6時には新潟に着くとの事でした。
山海栗君は、「日本の名刀」という本と「女を貝に例えます」といった本を持参して
上野駅から電車に乗りました。安っぽい名前の各駅しか乗れないチケットで。 (つづきます)
阿呆列車とは意味も無く電車に乗って行って戻ってくる
といった、内田百?閧フ本で。そういえば私も
内田さん程意味も無く意味ありげな本になる
などといった崇高な阿呆旅ではないが
阿呆な旅を沢山致しました、では、今回はその一つ
「新潟日本海・烏賊を食ったらまずかった紀行」
朝起きると雪が振っておりました。先日、おでんを食って酒飲んで暴れて、帰宅して、床には現在、山海栗ペニー君が、眠っております。
「おい寒いな」
「なんだ」
「寒いな、外は雪だ」
「雪! いやあ〜ね」といって寝ながら意味も無くズボンを下ろし尻を丸出しにした山海栗君。
その丸出しの尻に、私はタバコの灰を落として、完璧な目覚めを提供してやりました。
「熱い!」山海栗君は立ち上がり、おろしたズボンのまま洗面所へ向かった。
「今日は寒い烏賊でも食いたい」歯を磨きながら山海栗君は言いました。
「東京は寒いからもっと寒いところ行って帰ってくれば、ああ東京はそんなに寒くないなと感じる事が出来るのではないだろうか?」私が言うと
「よし新潟に行こう」
「日本海」
「日本海を見てズボンを下ろして、男をさらけ出し、男っぽくなろう」
「ソレ名案」
で私どもは、冬のさなか、雪の東京から、もっと寒い日本海に向かう事になりました。
その頃は、酒を飲んでも昼まで寝てるという事はまず無くて、本当に馬鹿だったのか、幾ら泥酔しても、朝7時には起きておりましたので、その日の出発も早く。
電車を乗り継いでうまくいけば、夕方6時には新潟に着くとの事でした。
山海栗君は、「日本の名刀」という本と「女を貝に例えます」といった本を持参して
上野駅から電車に乗りました。安っぽい名前の各駅しか乗れないチケットで。 (つづきます)