
03年04月12日(土)
僕は屋上の小屋に住んでいて、探偵でもやってれば、傷だらけの天使
なんです、名前も水谷豊
が犬井アキラで一文字違いなのです。でこの屋上には爺さんの植木鉢や気狂いアートと言ったら良いのだろうか、焼酎のペットボトルが給水塔から屋上のへりにかけて、チベットの仏教旗の如くぶら下がってたり、捨て看板を取ってソレを巻いてある針金が大量に束ねてあったりと目茶苦茶なのです、でこの爺さん日の出と共に屋上にやって来て、意味があるのかそれらを移動したりするんです、最近日の出が早くなった為やってくる時間も早くなり、今日は五時くらいにやってきた、そして植木鉢移動やペットボトルをぶら下げる際に、唸り声をあげるため僕はそれで起こされるのです、で本日はその唸り声が、やたら大きく「うぎゃ〜っ!」っていつもの3倍くらいだった、3倍で無いときも、知らない人はなにか気狂いが迷い込んできたと思うのですが、今日はその3倍の唸り声の後、2分くらい沈黙があり、僕はヤバイ死んでしまったかもと思って、起きようとしたら、それまで以上6倍の唸り声が、空にコダマしてました。朝、この屋上の下を歩いてる人がいたら、その唸り声を聴いて、ああ、この上には狂人がいるのだなとおもっていることでしょう。菊池寛
に屋根の上の狂人
って話がありますね