本日、鉄割稽古初日。顔合わせと言うか、なんというか、とりあえず集まって、お酒を飲みに。惰性ともうしましょうか。
ジョン・マルコビッチ主演『魔王』を観る。原作はミシェル・トゥルニエの同名小説。どうにもいたたまれない気持ちになる。自分が精霊に守られていると信じている主人公のアベル。彼は子供を守るために行った行動により、村の人々に「鬼」と呼ばれる。歴史は人物を記述する。歴史は結果を記述する。歴史の記述する人物と、その人物の本性の間には、どのような関係とどのような必然があるのだろうか。
主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。