
06年08月01日(火)
七月は、山行って登るほど地獄に近づく逆地獄を味わい、翌日来た道戻ると、チョロチョロ流れてた川が鉄砲水で、死にそうになったり、夜中台本書いてたら酒飲み席に呼び出され「本当に来た」と驚かれ、結局ボログ糞の言い合いみたいになって、泥酔。明け方自転車乗って川崎まで無駄に走る。お気に入りの場所、消失、首都が消えるより落胆。放浪芸を聴きまくる、あきらかに趣味がオッサン化してる自分、でもそれでもう良しと、諦めではない、清々しさ、葉山の海辺1時間くらい糞したくて、尻の穴しぼりながら歩く、冷や汗、毎日4時とか3時くらいまで机の上、日中眠。等、端から見たらたいしたこと無いけれど、自分自身では酒も飲んでないのに、毎日二日酔いみたいな状態で彷徨い、唯一の楽しみは風呂屋の湯船に浮かぶだけで、台本を書き上げました。それが「高みからボラをのぞいてる」ってやつで、8月17日〜20日まで公演しますので、どうぞいらしてください。
06年08月02日(水)
06年08月05日(土)
06年08月08日(火)
06年08月11日(金)
06年08月12日(土)
06年08月14日(月)
06年08月19日(土)
06年08月20日(日)
06年08月21日(月)
06年08月22日(火)
06年08月23日(水)
06年08月24日(木)
06年08月25日(金)
最近は山本周五郎の季節のない街
を読んでます。面白くて、もったいないから、一項目づつゆっくりよんでる。これは黒沢明映画の中でもスンゲエやつ「どですかでん」の原作なんですが、この頃黒沢さん大変だった、世間的にカラー映画主流なってきたのに色盲気味だし、いろいろあったみたいで自殺未遂までした。それで人の影がないからって、土の上に黒ペンキ撒いて影つくったらしいよ、黒沢は電柱どかしたとか、壮大なエピソード色々あるけど、僕はこのペンキ撒いて影作ったエピソードが一番好き、なんか、ひしひし狂いが伝わってくるような気がします。で季節のない街なんですが、本当は青べか物語っての欲しかったのね、これは、川島雄三が映画にしてますが、黒沢より川島の方が好きですが、ちょうど売ってなくて、似てる、季節のない街を買いました。変な貧民の街のちょいと変な人間達の生活を細切れで、書いてあるのだけど、これ、舞台でやったら面白いだろうなと思いました。それか「どですかでん」じゃなくて、誰か、映画撮ればいいのに、もう一度、どですかでん、りめいくじゃなくて、勝手に。
06年08月26日(土)
06年08月27日(日)
06年08月28日(月)
机の横にいつも置いてある本、いつでも読める本、大竹伸郎の既にそこにあるもの
とか東洋片岡の漫画とかバトルオブブラジルとか、その中の一つにモンティ・パイソン大全
ってのがありまして、購入して読んだのは数年前なのですが、この本の作者の須田さんが、この前の公演観に来てくださってて、経堂で飲みました。太田尻屋ってところ、食べ物凄く美味しかった。
06年08月29日(火)
06年08月30日(水)
この前、包丁で指を切ったまんま、即興的な音楽だから、指の一本ぐらいないほうが良い音を奏でられると、小沢あきオーケストラにギターを持って、ピットインへ。だが最近あんまギター弾いてなかったから、指がパカパカ動かない。しかしながらギターって本当に良いは、大きな音ジャボーンって出して、なんとなく音を皆と合わせるの、音って本当素敵、壊れた自転車の奏でるリズミカルだけど抜けた変な音とか、錆びたドアきしむ音とか、色々良いけど、ベストは紙の破れる音だと思った今日この頃。僕の寝床の上には、バックドロップスの清田君が酔っ払って破いた千円が置いてあります。「これお守りだからさ! 大事にしてくれよ」っといって渡されたんです。