
04年04月17日(土)
映画『City of God』を観ました。ここまでばりばりのエンターテイメントだとは思いませんでした。とても面白かったです。
劇中のあるシーンで、まだ幼い子どもが殺されかけて泣きわめくシーンがあるのですが、その子どもの泣き方が演技とは思えぬほどにまじ泣きだったので、あれは一体どのような演技の指導をしたのでしょうかねえ、などと戌井さんと会話したところ、戌井さんは「どうせ石かなんかで叩く振りとかして泣かしてんじゃねえの。昔、円谷とかそうやって子役を泣かせてたから」と申すので、はあ、なるほど、芸能の道はやはり厳しく辛いのだなと思ったのですが、その後にこの映画のメイキングを観たところ、プロの演技指導者が、非常に現代風な演劇的メソッドを駆使して子役に役作りを教え込んでいました。
この映画の原作を読んでみたいなあ。
04年04月16日(金)
久しぶりに本屋さんを徘徊。『ヘンリー・ミラーコレクション』が刊行されているのを発見。新訳ということで、是非とも読んでみたいけれど、本日は見送り。またいつか、出逢う機会があったらそのときには是非とも購入しましょう。さらに『レイ、ぼくらと話そう−レイモンド・カーヴァー論集』という、日本の論者たちによるレイモンド・カーヴァーの論文集も発見。うげーほしー!!けれどもその前に、カーヴァーの作品をすべて読破しておきたい。本日は我慢いたします。結局、久々に出た「American Book Jam」の新しい号だけ購入して、帰宅。