

以前に友人からその評判を聞いて気になっていたスティーブン・ピンカーの『心の仕組み』を購入しようと本屋さんを数件まわってみたのですが、どの本屋さんも中巻と下巻はあるのに、上巻だけが品切れになっていました。皆さん、上巻だけ買ってまだ読み終えていないのかしら。大学の生協でようやく発見、購入。ちなみに、この本は翻訳に問題があるということでこのようなプロジェクトが立ち上がっています。
夜、『マトリックス・レボリューションズ』を観てきました。いつもは閑散とした家の近所の映画館も、さすがに本日は賑わいをみせております。さて、どのようなラストが待ち受けているのでしょう、わくわくと。

午前九時起床、早起き!部屋を掃除し、洗濯して、バックに本を詰めこんで家を出て古本屋さんへ、W.O.クワインの『現代論理入門』と冨田恭彦著『クワインと現代アメリカ哲学
』を購入。お茶を飲むことができる場所で読書、長々と、悠々と。
夕方、お友だちのマラソン君が面白かったと言っていたので『マッチスティックメン』を観に行ってきました。映画館にはぼくともうひとり、ふたりしか観客がいません。足をだらーんとさせて、ポップコーンを食べながら、優雅に映画鑑賞。とても良いお話で、感動しちゃいました。展開が全く読めなかった映画は久しぶりです。『レオン』みたいのを想像して、全然期待していなかっただけに、儲けた気分。デートするならこういう映画を観に行きたいものです。
夜、『仁義なき戦い・広島死闘編』を観ながら昇降運動、若い人たちはともかく、金子信雄以外のじいさんたちの顔の区別がつきません。そういうときはDVDの抗争関係図を参考にしましょう。
ところで、日本と中国以外のアジアで、このようなやくざ(マフィア、ギャング)映画ってあるのでしょうか。タイとか。ぜひとも観てみたいのですけれど。

目覚めれば午後四時。二日連続でお寝坊さん。眠りすぎで頭が茫漠としておりますが、トートバックに本を詰め込んでカフェへ行ってスパゲティをいただきながら読書。あれを知りたいからこれを読む、するとあれとあれも知りたくなる、だからこれとこれを読むと今度はあれとあれとあれに興味が湧くのでこれとこれとこれを読むと、あれとあれとあれとあれを読まないとこれは分かりにくいらしいので、これとこれとこれとこれとこれを読む、延々と続く読書の連鎖、もどかしいけれどもこれが楽しいの。
夜、中島君がおもしろいと言っていたので、深作欣二監督『仁義なき戦い』を借りて観ました。やばっ、本当に面白い。広島弁がとても素敵。語尾が「〜の」ってなるのがとてもかっこいい。松方弘樹が金子信雄にドスきかせるこのセリフとか。
おやっさあっ、ゆうたったRらのう、あんたあ、はじめかRらわしらがかついどRるみこしじゃないの。組がここまでなんのに誰が血いながしとRるの。みこしが勝手に歩けるゆうんなら歩いてみいや。おうっ。(「R」は全部巻き舌で)
この種の男らしい日本映画を借りることは、ぼくにとってスカトロホモ映画を借りるぐらい恥ずかしいことなのです。なので、とりあえず内倉憲二の名前で領収書をもらいました。