
毎日の散歩道で必ず会うこのわんちゃん。二年以上もの間、ぼくの顔を見ても完全無視だったのに、二、三回食べかけのフランクフルトをちょこっとあげたら、それ以来毎朝ちぎれんばかりにしっぽをふって迎えてくれます。今、ぼくのことを待ってくれているのはこのわんちゃんだけではないかしら、しかもエサを目当てに、などと考えると悲しくなるので考えないように。。。
仕事を終えて、図書館へ。閉館ぎりぎりまでねばり、十冊の本を借りて帰宅。ヨーロッパの性の歴史を調べようと思ったのに、群像に掲載されていた舞上王太郎の新作を読んでしまって全然調べられなかった。
やらなくてはいけないことが山ほどあるのに、何も手につかない。やばいなあ。
起床。寝坊。最近、気が緩んでおります。喝。
x51.orgで紹介していた「Winning The War On Masturbation」というサイト。オナニーの健康面・精神面における実害を訴えております。かなり本気です。
十九世のアメリカ文学に『性』の要素が驚くほど見当たらない理由については、『アメリカの若者たち』に詳しく書いてあるが、それに先立つと思われる、中世のヨーロッパにおける『性』のありかたについて詳しく調べたい。勃起すらも罪とされた時代や国における宗教と性の関係とはいかなるものか。同時に、勃起ばかりしていた日本の性文化の歴史についても深く知りたい。
哲学者ニーチェさんは日々オナニーばかりしていて、友人であるワーグナーくんに「きみ、それはちょっとしごきすぎだよ」などと注意を受けたという話が実しやかに伝えられておりますが。真相はいかに。
とても忙しい一日。
朝からメールを頂いたり電話を頂いたりメールをしたり電話をしたりあっちへ行ったりこっちへ行ったり文句をいったり苦情をいわれたり、原チャで信号待ちしていたらいきなり前の車がバックしてきてクラッシュしたり、午後四時ぐらいまでもうしっちゃかめっちゃかで頭が混乱しまくり。
夕方、五万円くれるというので赤坂へ。普段はあまり接点のない、不思議な面子がそろっておりました。みなさん悪い意味で場慣れしており、なかなか素敵な自己アピールができたのではないかと。その後、たまたま通りがかったガーナ料理店へ。お酒がとても飲みやすくておいしかった。ボーキサイトってなんなのさとか0割ることの3の余りはいくつでしょう、とか、勉蔵の視力はいくつでしょうとか、学問的な話をしました。この面子で食事をすることは二度とないと思いますが、とても楽しかった。
今日で六月もお終いですね。来月、再来月はちょっとだけ忙しくなりそうです。がんばろう。みなさんもご自愛ください。