03年06月23日(月)

 五度寝ぐらいして、昼過ぎに起床。気分が悪い。

 久しぶりにまんが喫茶で過ごす一日。『ドラゴンボール』と『バガボンド』を一気読み。その両作品の風景の描き方に感動。

 レスリー・チャンの遺作となった『カルマ』を観る。ちょこっとだけ怖かった。うそ。全然怖くなかった。うそ。一ヶ所だけ怖かった。

 夜は少し精進したり。たまには嫌なこともしないとね。

03年06月22日(日)

 起床。山に行くつもりだったけど、時計を見ると十時。断念。昨日借りてきた『スリー・キングス』を観る。改めて観ると、すごいストーリーだなこの映画。やっとスパイク・ジョーンズの役が分かった。大変面白い映画でした。

 部屋を掃除して、手当たり次第に本をバックに詰め込んでカフェへ。予定を立ててどこかへ行ったり、人と会ったりする休日も良いけれど、何の予定も無く、本を読んで過ごす休日もとても楽しい。カフェに入る瞬間、これからの数時間を本を読んで過ごすのだと思うと、わくわくする。山に登るのと同じくらいわくわくする。インドに旅行するのと同じぐらいわくわくする。好きな人と初めてセックスするときと同じぐらいどきどきする。

 先日購入した新田次郎『槍ケ岳開山 播隆&tag=tetsuwarialba-22&index=blended&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">槍ケ岳開山』を読む。笠ケ岳を再興し、槍ケ岳を開山した播隆上人の生涯を描いた作品。ただ己のために出家し、己のために修業をし、己のために山に登った播隆上人。新田次郎の絶妙な語り口に、上人の惑いを肌で感じる。やばっ。感動しそう。槍ヶ岳の山小屋創設者である穂苅親子による『槍ケ岳開山 播隆』を読んで、史実としての播隆上人も追いかけてみたい。

 『アメリカニズムと神話形成』を読む。アメリカには、国造りとしての神話は存在しない。なぜ、アメリカは神話を持たないのか?そして、神話を持たない国で生まれた文学に、神話批評的な分析を行うことは可能なのだろうか?そんなことを知りたくて読み始める。

 夜、退屈だったので鉄割映画組の飲み会に途中参加。なんとなく不思議な面子だった。

03年06月21日(土)

 暑い。暑すぎる。けれども、梅雨とは思えないほど空気が気持ち良い。

 N君から「今池袋にいるんだけど」という電話。ちょうど仕事を終えて池袋へ向かっているところだったので、合流してお茶をする。話をしていると、仕事先からN君に電話。土曜日の夜だというのに、呼び出されて仕事に行ってしまった。忙しくて大変らしいが、少しだけ羨ましいぞ。

 ぼくの中に恐怖を感じる感覚が残っていることを確認するために、『「超」怖い話 A』 を購入。あっという間に読了。ちーっとも怖くないぞう。Amazonのレビューを読んで期待していたのだけど、ちーっとも怖くないぞう。どうすれば怖い思いができるのだろう。やっぱり、真夜中に墓場を歩くとか、怖いトンネルに行ておしっことか、樹海で野ぐそとか、そうしないといけないのかしら。けれども、それってバチアタリなんでしょう。バチアタリなことはしたくないなあ。どうすれば良いのだろう。

 夜、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の先行ロードショーに行く。とても面白かった。女性をかわいらしく撮るためだけの演出とストーリーがとても良かった。すべての男は女性の脇役であるべきだと確信した。ルーシー・リュー、最高。


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雑記書手紹介

大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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