02年06月21日(金)
やはり引っ越しはやめて、借金をしてでも旅行に行こうかと思います。
若いときの借金は歳を取ってからでも返せますが、若いときの旅行は歳を取ってからでは無理ですから。
行き先は、ミャンマーなんかはいかが。
とりあえずバンコクまで行って、そこでヤンゴン行きのチケットを買って行ったらどうでしょうか。
■アジアの黄昏
ここら辺のサイトを参考にして。

あるいはベトナムなんかもよござんす。
数年前に、ある友人の手ひどい裏切りで行きそびれたベトナム。
今度こそ行ってみようかしら。

あるいはラオスなんかもいいね。
バンコクから電車で一晩で行けるらしいし。
ステキな仏像も多いし。

ああ、想像だけで興奮してしまいました。
02年06月20日(木)
いろいろな方の現実のデスクトップを拝見。
■Snap your desk

昔「TokyoStyle」という、東京で暮らす一人暮らしの部屋の写真集がありましたが、それと同じようなおもしろさがあります。
この種のお宅拝見的なものって、ぼく大好きなのです。
おっ、これはかっこよいから真似しよう、とか、これはださいなあ、などと独り言ちつつ。

ちなみに、ぼく個人の「この部屋に住みたいベスト1」は、映画「Smoke」でウィリアム・ハートが住んでいた部屋です。
いつかはあんな部屋に住んでみたい。
いつかは。
02年06月19日(水)
映画「フロム・ヘル」の中で、ジョニー・デップが演じる主人公のフレデリック・アバライン主任警部が、阿片を飲んで眠り、予知夢を見るシーンがありますが、このシーンを観たときにぼくが連想したのは、イギリスの詩人コールリッジの「クブラ・カーン」という叙情詩です。

1798年の夏、静養中の農家で、精神の昂ぶりを感じたコールリッジは阿片を飲み、椅子に座り午睡をとっていました。
その三時間の睡眠の中で、彼は不思議な幻想に満ちた夢を見ました。
目覚めた後、先ほど見た夢の残像が頭から離れることのなかったコールリッジは、その幻想を紙に詩として書き始めました。
In Xanadu did Kubla Khan
A stately pleasure-dome decree :
Where Alph, the sacred river, ran
Through caverns measureless to man
Down to a sunless sea.


怱必烈汗(クブラカン)は命じた
上都(Shang-Du⇒Xanadu)に快楽宮を建立せよと。
そこに聖なる川、アルファ川が
人知に及びもしない洞窟を通り
陽光のささない海へと流れ下る。
ところが、途中に来客が訪れてしまい、詩作は中断されます。
客が帰った後に再び詩作を再会しようとしましたが、頭の中の夢の残像は、完全に消えうせてしまっていました。
そしてこの幻想的な詩は、永遠に完成することのない未完の詩となりました。

以下が全文です。
クーブラ・カーン—夢幻—断章(翻訳)
Kubla_Khan(原文)

詩も素敵だけど、エピソードも素敵ね。
コールリッジが椅子に座って昼寝をしている夏の午後を想像してしまいます。
ちなみに、コールリッジは後年アヘン中毒で相当苦しんだそうです。

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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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