
02年07月03日(水)
02年07月04日(木)
02年07月05日(金)
広沢虎造という浪曲師がおりまして、僕は高校の頃、テレビのニコウお茶の間ショッピングで流れたその浪花節を聴いて、あまりに格好良かったので、即電話して購入したのでした。
そして、品物が届き、カセットで、清水次郎長伝をを聴いたら、想像してた以上に面白く、それから虜になりました、しかし高校、大学と浪曲好きなやつなんて一人も居なく、ただ一人の楽しみとして、車や部屋で聴いてたのです、ある日雑誌を読んでたら、町田町蔵が出てて、広沢虎造の事を喋ってました、僕は「うっわ! この人は絶対素晴しい」と思いCDを買って、聴きまくり、ライブにも行きました、その頃僕は、町蔵を現代によみがえった虎蔵として、観てたのです。ある日、奥村君と町蔵のライブがあるから行こうと、行ったのですが、それが音楽ライブではなくトークライブでして、ちょっと損したなと思い、まだ小説も書いてなかった頃だから、人もまばらで30人くらいしかいませんでした、たしかその頃、「いま小説を書き始めてます」と言ってました。そこで、くだらない質問をする女などに嫌な顔してやりとりしてた町蔵、「じゃあ、最後になんか質問あるかたいますか?」といかにも、もう面倒クセエぞ、といった感じで言ったので、質問する人がいませんでした、しかし、奥村君が「ほら、お前なんかしろよ!」と言われ、僕は恐る恐るマイクを握り「あの〜町蔵さんは、虎蔵が好きらしいんですが、次郎長伝のなかに出てくる登場人物の中でだれが、好きですか? ちなみに僕は法印大五郎です」といったら、それまで不機嫌そうな顔をしてた町蔵がニタ〜と嬉しそうな顔をして「わしも」と言って、その後、会場でマイクを握りながら、都鳥一家は本当に悪い奴等だ、とか、「石松死ぬとこ格好良すぎません?」「格好ええわ〜」「お蝶さん可哀相ですね」「やっぱ三十石船」「寿司食いね」「江戸っ子だってね」「神田の生まれよ」と、これ聴いたこと無い人、全くわからない会話を続け、最後に一度楽屋に戻ったと思ったら、またやって来て「ところで君、それ何処で買ったん?」「ニコウお茶の間ショッピングです」と言ったら、ニタっと笑って「ロジャースの方
が安いで〜」と言って去っていきました。僕はもうあの「ロジャースの方が安いで〜」があまりにも格好世過ぎで、未だに脳裏に焼き付いてます。
それで最近、広沢虎造の自伝が出てて買って読んでたら、これがまた凄い面白いんですよ、で、最後の、解説を町蔵が書いてた、町田康なんだけどね今は、なんだか、それで「ロジャースの方が安いで〜」がまた蘇って、頑張らなくちゃと思ったのでした。
そして、品物が届き、カセットで、清水次郎長伝をを聴いたら、想像してた以上に面白く、それから虜になりました、しかし高校、大学と浪曲好きなやつなんて一人も居なく、ただ一人の楽しみとして、車や部屋で聴いてたのです、ある日雑誌を読んでたら、町田町蔵が出てて、広沢虎造の事を喋ってました、僕は「うっわ! この人は絶対素晴しい」と思いCDを買って、聴きまくり、ライブにも行きました、その頃僕は、町蔵を現代によみがえった虎蔵として、観てたのです。ある日、奥村君と町蔵のライブがあるから行こうと、行ったのですが、それが音楽ライブではなくトークライブでして、ちょっと損したなと思い、まだ小説も書いてなかった頃だから、人もまばらで30人くらいしかいませんでした、たしかその頃、「いま小説を書き始めてます」と言ってました。そこで、くだらない質問をする女などに嫌な顔してやりとりしてた町蔵、「じゃあ、最後になんか質問あるかたいますか?」といかにも、もう面倒クセエぞ、といった感じで言ったので、質問する人がいませんでした、しかし、奥村君が「ほら、お前なんかしろよ!」と言われ、僕は恐る恐るマイクを握り「あの〜町蔵さんは、虎蔵が好きらしいんですが、次郎長伝のなかに出てくる登場人物の中でだれが、好きですか? ちなみに僕は法印大五郎です」といったら、それまで不機嫌そうな顔をしてた町蔵がニタ〜と嬉しそうな顔をして「わしも」と言って、その後、会場でマイクを握りながら、都鳥一家は本当に悪い奴等だ、とか、「石松死ぬとこ格好良すぎません?」「格好ええわ〜」「お蝶さん可哀相ですね」「やっぱ三十石船」「寿司食いね」「江戸っ子だってね」「神田の生まれよ」と、これ聴いたこと無い人、全くわからない会話を続け、最後に一度楽屋に戻ったと思ったら、またやって来て「ところで君、それ何処で買ったん?」「ニコウお茶の間ショッピングです」と言ったら、ニタっと笑って「ロジャースの方
が安いで〜」と言って去っていきました。僕はもうあの「ロジャースの方が安いで〜」があまりにも格好世過ぎで、未だに脳裏に焼き付いてます。
それで最近、広沢虎造の自伝が出てて買って読んでたら、これがまた凄い面白いんですよ、で、最後の、解説を町蔵が書いてた、町田康なんだけどね今は、なんだか、それで「ロジャースの方が安いで〜」がまた蘇って、頑張らなくちゃと思ったのでした。
02年07月07日(日)
02年07月08日(月)
02年07月09日(火)
02年07月10日(水)
02年07月12日(金)
02年07月13日(土)
散歩、高校の頃、靖国神社の「みたま祭り」に行って
打ち上げ花火を勝手にあげてたら、警察に怒られた事が有り、そんなみたま祭りに、行ったてきた
、見世物小屋に、かつて行ったことが有ったのですが
、今回も行こうと思い、入り口に行ったら、ゴキブリコンビナートのドクターエクアドルさんが呼び込みをやってた、挨拶して中に入ると、ゴキブリコンビナートだった、皆、頑張ってるな、鉄割アルバトロスケット頑張らないとな。エクアドルサンとの対談は
http://dx.sakura.ne.jp/~nnn/play/gg00/tetuwari2.html
で
打ち上げ花火を勝手にあげてたら、警察に怒られた事が有り、そんなみたま祭りに、行ったてきた
、見世物小屋に、かつて行ったことが有ったのですが
、今回も行こうと思い、入り口に行ったら、ゴキブリコンビナートのドクターエクアドルさんが呼び込みをやってた、挨拶して中に入ると、ゴキブリコンビナートだった、皆、頑張ってるな、鉄割アルバトロスケット頑張らないとな。エクアドルサンとの対談は
http://dx.sakura.ne.jp/~nnn/play/gg00/tetuwari2.html
で
02年07月14日(日)
02年07月15日(月)
02年07月16日(火)
02年07月17日(水)
02年07月21日(日)
02年07月22日(月)
02年07月23日(火)
02年07月24日(水)
02年07月25日(木)
バイトしながら、明日からアメリカに行く
半分バイトで、塩(SALT)をカバごんと
売りに行く、カバごんは阿部進さんといって
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0024600.htm
その後別れて、一人でニューヨークに行く
以前、ライブハウスにでて、お経唱えたりしたんですが、そこの人にメールだしたら、
「Akito!!
Come see me at my NEW club, THE BOWERY POETRY CLUB!! C U!」って「CU」シーユーってなんか凄いで、彼の店は
http://www.bowerypoetry.com/
なんだけど、この先、鉄割公演もできるように
当たりをつけてこようとおもう
その後資料をおくる
自腹でいかざるを得ない
半分バイトで、塩(SALT)をカバごんと
売りに行く、カバごんは阿部進さんといって
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0024600.htm
その後別れて、一人でニューヨークに行く
以前、ライブハウスにでて、お経唱えたりしたんですが、そこの人にメールだしたら、
「Akito!!
Come see me at my NEW club, THE BOWERY POETRY CLUB!! C U!」って「CU」シーユーってなんか凄いで、彼の店は
http://www.bowerypoetry.com/
なんだけど、この先、鉄割公演もできるように
当たりをつけてこようとおもう
その後資料をおくる
自腹でいかざるを得ない
02年07月26日(金)
02年07月28日(日)
02年07月29日(月)
02年07月30日(火)
ニューヨークに到着したのだ、ロサンゼルスとくらべると湿気が多くて、すぐに汗ばんだ、バスにのってマンハッタンに行くが、途中チケットを無くしてしまい、再度請求されて、金払う、まったく勿体無い、しかしマンハッタンに到着すると、ポケットの底からチケット出てきて、運転手に、自分でもわけ分からない英語を喋って、なんとか金かえしてもらった「バック、マネー」とか、泥棒みたいじゃないか。で、でかい荷物かつぎながら、ホテルへ歩く、部屋は6畳くらいの部屋に4畳くらいのベットがドンとある。つまり安ホテルだな。荷物置いて、セントラル公園に行って買い食いしながら寝転がる、前に来てから、6年くらい経ったんだと思い、その時、一緒にいた友達は死んじゃったしなあ、など思いつつ。本を読みながら昼寝。夜、前回世話になった、ボブホールマンの店に行く前来た時はそこら辺り、頭の悪そうな、気の狂ったの沢山居て環境悪かったけれど、あんまり見当たらない、治安よくなったのかな。で店に行くと、ボブは居なくて、受付の兄ちゃんに、ボブは何処、日本から来た、俺、ボブの知り合い、あいたいとかまたわけ分からないこと言ってたら、むこうもわけ分からなくなったらしく、無料で店に入れてくれた、分からないと得する馬鹿の強み、で中入ったら、マークリボーがいるでは無いか、それもギターいじくってる、鳥肌たちながら、ビール飲んで、ああニューヨークだあ、なんて間抜けな実感しつつぼけっとしてたら、ボブが出てきて「わ〜お」と抱擁、その後、なに、喋ったらいいかわからないから、いきなり、「あいうぉんつ、ぷれい、まいパフォーマンスグループ、ひあ、さむでい」とか言って、いきなり場所交渉したり、その間「カオリン死んだ」とか言ったり、分裂的な話に、向こうも戸惑いつつ、こっちも混み言った事何もしゃべれないので。そいでライブをみた、ライブは、ジャズオーケストラにマークリボーがゲスト参加してるので、マークりぼーは良かったけれど、オーケストラがいまいちで、黒人の指揮者の方がどうもインテリっぽさを装ってる感が否めなず。渡部氏の参加してるオーケストラの方が数段格好よかった。で、夜中、牢獄のようなホテルに戻り、ビールを飲んで眠った。
今回から殿山たいじの本を沢山読んだので、殿山たいじ風に日記を書いてみます。
今回から殿山たいじの本を沢山読んだので、殿山たいじ風に日記を書いてみます。
02年07月31日(水)
またセントラル公園行って、寝転がったのだな、それも朝から行ったので、朝飯を買って、朝だから朝飯食わなきゃしょうがない、朝は朝なのであるからして。ベーコンパンとコーヒーを屋台で買ったんだ。それでアメリカは健康振りたい奴が沢山いるから、マラソンしてるやつが、平日の朝だってのにうじゃうじゃ居て、金髪のデカパイがユッサユッサ走ってたり、コーラの飲み過ぎおやじがベタベタ走ってたり、筋肉おたくが走ってたりと、しかし女性、乳首透けてるのが多い、つまりノーブラだな、なんでだろう?
で昼まで公園で寝てだな、その後意味も無く歩き回って、夕方、ライブ見ようと、ニティングファクトリーというな、前衛的なライブハウス行ったら、何もやって無くてな、ノイのTシャツ着てる日本人が居たけれど、しょうがないから、映画館いってだな、「カントリーベアー」とかいう餓鬼の映画みてたらな、餓鬼は一人もおらず、皆「オースティンパワーズ」みてんだな、オレはあれ大ッ嫌いなんだ、あの人、何処が面白いか全く分からない、気味悪いだけで魅力が無い、本当嫌い。で「カントリーベアー」なんだけど、客は、オレと、乞食二人(寝に来てるんだな)、あとトイザラスの袋持ったお宅白人、それとこれまた何しに来てるか分からない、ラッパーみたいの二人(ラリてた)、あと始まったらいきなり、宣伝終わって、上映が始まったら「WHAT IS THIS MOVE!」と怒鳴り出して立ち上がった黒人、こいつも恐かった、トゥパックみたいなやつだった、そしたらトイザラスが「カントリベアー!」って「ハアっ!!」トゥパック
も一度「カントリベア〜!!」って、そしたらトゥパック「ファック」とかいって出ていき、出口で「なんたらかんたらエンジョイ」と多分「どうぞみなさんたのしんでくださいね」とか言って出てッた。律儀な一面もあって良いやつだった。でなんでこんな変なのが沢山いるのかと申せば、シネマコンプレックスとかいうやつで、色んな映画やってて、一回中に入って本当はいけないんだけど、悪いやつらだから、うろうろして、空いてる映画に入って観たり寝たりしてるのね、だからなの、もちろん映画館の人に見つかったら、追い出されるけれど。しかし、アメリカでシネマコンプレックスの人気のない映画は危険地帯だなと思い映画を観ました。途中も変なのが出たりはいったり。でこの私はなぜカントリーベアーを観たのかと申せば、あのディズニーランドのカントリーベアーが演奏してるわけで、凄いのはストレイキャッツと共演したりしてた、熊が、ぬいぐるみの熊が、ブライアンセツァーも凄いけど、熊横にギター弾きまくり、それと、クリストファーウォーケンが悪役、熊相手に悪役、これ怪演で凄かった、ぬいぐるみ相手に見事な悪役っぷりに、感服。内容は凄くつまらないのだけど、変態映画としてみたら、面白いかったです。ディズニー。客はまともなの一人もおりませんでしたけれど。で、ホテル戻って、テレビ観ながら、ビール飲んでました。
で昼まで公園で寝てだな、その後意味も無く歩き回って、夕方、ライブ見ようと、ニティングファクトリーというな、前衛的なライブハウス行ったら、何もやって無くてな、ノイのTシャツ着てる日本人が居たけれど、しょうがないから、映画館いってだな、「カントリーベアー」とかいう餓鬼の映画みてたらな、餓鬼は一人もおらず、皆「オースティンパワーズ」みてんだな、オレはあれ大ッ嫌いなんだ、あの人、何処が面白いか全く分からない、気味悪いだけで魅力が無い、本当嫌い。で「カントリーベアー」なんだけど、客は、オレと、乞食二人(寝に来てるんだな)、あとトイザラスの袋持ったお宅白人、それとこれまた何しに来てるか分からない、ラッパーみたいの二人(ラリてた)、あと始まったらいきなり、宣伝終わって、上映が始まったら「WHAT IS THIS MOVE!」と怒鳴り出して立ち上がった黒人、こいつも恐かった、トゥパックみたいなやつだった、そしたらトイザラスが「カントリベアー!」って「ハアっ!!」トゥパック
も一度「カントリベア〜!!」って、そしたらトゥパック「ファック」とかいって出ていき、出口で「なんたらかんたらエンジョイ」と多分「どうぞみなさんたのしんでくださいね」とか言って出てッた。律儀な一面もあって良いやつだった。でなんでこんな変なのが沢山いるのかと申せば、シネマコンプレックスとかいうやつで、色んな映画やってて、一回中に入って本当はいけないんだけど、悪いやつらだから、うろうろして、空いてる映画に入って観たり寝たりしてるのね、だからなの、もちろん映画館の人に見つかったら、追い出されるけれど。しかし、アメリカでシネマコンプレックスの人気のない映画は危険地帯だなと思い映画を観ました。途中も変なのが出たりはいったり。でこの私はなぜカントリーベアーを観たのかと申せば、あのディズニーランドのカントリーベアーが演奏してるわけで、凄いのはストレイキャッツと共演したりしてた、熊が、ぬいぐるみの熊が、ブライアンセツァーも凄いけど、熊横にギター弾きまくり、それと、クリストファーウォーケンが悪役、熊相手に悪役、これ怪演で凄かった、ぬいぐるみ相手に見事な悪役っぷりに、感服。内容は凄くつまらないのだけど、変態映画としてみたら、面白いかったです。ディズニー。客はまともなの一人もおりませんでしたけれど。で、ホテル戻って、テレビ観ながら、ビール飲んでました。