03年11月02日(日)

 夕方の四時に起床、兄弟はいつの間にかいなくなっており、カップラーメンを食べたらしき跡が残るのみ。シャワーを浴びて、眠気覚ましに再び『キル・ビル』を観に映画館へ。一度目に観た時は、へんてこな面白さばかりが印象に残っておりましたが、二度目はアクション映画として楽しむことができました。やっぱりとても面白い、この映画。

 その後、古本屋さんへ。村上陽一郎著『宇宙像の変遷』を購入。先日、朝永振一郎氏の『物理学とは何だろうか』を読んで、自分がいかに物理学の歴史というものをじぇーんじぇん知らないかを実感、人がどのような技術的変遷を経て現在の(総合的な意味においての)科学にたどり着いたのか、もう少し深く勉強しましょう。

03年11月01日(土)

 月の始めは武蔵大学の学園祭で始まりです。ぼくはお仕事のために参加することができなかったので、夜に江古田へ、いい歳こいて未だ日の目を見ないみなさんと合流して、お酒を飲みに。

 深夜の二時過ぎにお店を出て、中島兄弟と共に、江古田から石神井まで徒歩で帰宅。我が家に人が泊まるのは何年ぶりかしら、しかもふたり、強引にスペースをつくって、寝袋でおやすみなさい。

 いつ人が来ても良いように、カーテンを買い替えようと思いました。

03年10月31日(金)

 早くも今月最後の日です。人を待たない光陰には、どんどんと先に行ってもらいましょう。

 夜、自宅でお茶を飲みながらゆっくり読書。大好きな和辻哲郎の『古寺巡礼』と、堀辰雄の『大和路』を読み返してみました。まだ若い頃にこれらの随筆を読んだ時は、もう少し年を経れば彼らのようにものに接し、ものを感じることができるものだと思っていたけれど、数年を経て未だぼくの精神は熟さず、仏像に接して思うのは、乳首がでかいとかそのようなことばかり。数年前には、和辻さんの「不肖の子は絶えず生活をフラフラさせて、わき道ばかりにそれている。このごろは自分ながらその動揺に愛想がつきかかっている」なんていう一文を読んで、こんな人でも同じような悩みを抱えていたのだと安心したりもしたけれど、今では安心どころか心配すらしない始末、よくありません。とりあえずマラソンをして汗をかきましょう。

 来月もよろしくお願いします。


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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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