
03年06月13日(金)
古本屋さんでトム・ロビンス著『カウガール・ブルース
』を購入。300円。ガス・ヴァン・サントによる映画化は賛否両論、というよりも否の方がかなり多いのだが、原作であるこの小説はかなりおもしろいとの噂。
夜、なんとなく集まり。とっくに死んでるだろうと思っていたやつらとお酒を飲んだり。皆さんそれぞれに、相変わらず偉そうで安心した。
帰宅後、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』を観る。みんなが言うほどつまらなくはなかったけれど、途中でおやすみなさい。
夜、なんとなく集まり。とっくに死んでるだろうと思っていたやつらとお酒を飲んだり。皆さんそれぞれに、相変わらず偉そうで安心した。
帰宅後、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』を観る。みんなが言うほどつまらなくはなかったけれど、途中でおやすみなさい。
03年06月12日(木)
昨日に引き続き、朝起きて、電車に乗って、仕事をして、電車に乗って、本屋に行って、古本屋に行って、カフェに行って、帰宅して、手紙を書いて、電話で話して、眠りにつく。静かな一日。本をゆっくりと読む時間があって、非常によろしい。
古本屋さんで藤枝静男著『寓目愚談』を購入。現在のぼくの一番のお気に入りである藤枝静男氏の随筆集。この人はとても良い顔をしているしとても良い文章を書く。手にしただけで身体が震える。
本屋さんで『本とコンピュータ』の夏号を購入。今号はいつもにもまして素晴らしい記事が多かった。例えば、2002年8月の大洪水で被害を被ったチェコで、水浸しになった書物を救出する人々をレポートした『プラハの書物を救え!』では、書物に対するチェコの人々の特別な気持ちに触れることができるし、読書する人々を撮った木村伊兵衛や土門拳の作品を紹介する『昭和読書の風景』では感動的といってよいほどの「読書する人々」に会うことができる。『デジタル共有地』の、紙媒体の雑誌とWebの両方に関わっている編集者たちの座談会はめちゃくちゃ興味深いし、デヴィッド・ルーリーの『ニューヨークの学生は本が好き』もとてもおもしろかった。一冊丸ごと、興味のない記事は皆無といっていい。
とことん本を読む学生たちは僕同様、あたりかまわず強迫的に本を買い漁る傾向にあることもわかった。一人ずつかなしげに認めるのは、つい本を買い足してしまうのをどうしてもやめられないということだった。ある英語専攻の学生は、本を買いまくることにとりつかれて詩集ぐらいしか読む時間がないと告白し、エラスムスを引用した。「わずかでも金があれば本を買う。もし残ったら、食べ物を買う」。『ニューヨークの学生は本が好き』より
03年06月11日(水)
朝起きて、電車に乗って、仕事をして、電車に乗って、本屋に行って、古本屋に行って、カフェに行って、帰宅して、手紙を書いて、電話で話して、眠りにつく。静かな一日。
今日古本屋さんで買った本。小松重男著『幕末遠国奉行の日記ー御庭版川村修就の生涯
』、久野収・鶴見俊輔共著『現代日本の思想ーその五つの渦
』、ホーン川嶋瑶子著『女たちが変えるアメリカ
』、今井雅晴著『日本の奇僧快僧
』、『日本文学全集31葛西善蔵、嘉村礒多』、以上五冊で二百円。高取 正男、 橋本 峰雄 共著『宗教以前
』二百円。以前から読みたかった小熊英二著『単一民族神話の起源—「日本人」の自画像の系譜
』も発見したが、ちょっと高い。どこかで1000円ぐらいで売っていないかしら。
筋肉痛もだいぶ治まってきた。走ろうかと思ったが小雨が降っている。走るのはやめて、傘をささずにお散歩を。ああ、山に行きたい。
今日古本屋さんで買った本。小松重男著『幕末遠国奉行の日記ー御庭版川村修就の生涯
筋肉痛もだいぶ治まってきた。走ろうかと思ったが小雨が降っている。走るのはやめて、傘をささずにお散歩を。ああ、山に行きたい。