03年05月19日(月)

 十一時起床。昨日の打ち上げは、なぜか二十三時過ぎにさっさと終了。たくさん寝たはずなのになんとなくだるいのは、疲れているせいか。

 午後、近所のまんが喫茶へ。近所に新しくできたまんが喫茶は、びっくりするぐらい広くて、PCもテレビもプレステもXBOXもすべて揃っている。食事もできるし飲み物の種類も多いし、二階ではビリヤードなどもできるらしい。週刊誌もかなりの数を用意しているし、驚いたことにエロ本まで置いている。一体誰がまんが喫茶でエロ本を読むんだろう。とにかく、こんな便利な場所が近所にできてしまったら、毎日のように来てしまうよ!

 夕方、読書をするためにカフェへ。雑誌『Brutus』の今回の特集は『新しいスタイルの「本屋」が気になる!』。100人の著名人が、お気に入りの本屋を紹介している。池袋と吉祥寺の本屋さんとAmazonでほとんど事足りてしまうぼくは、おしゃれたブックショップに行くことはほとんどないのですが、このような特集を読むと本屋巡りをしたくなります。

 Paul Austerの『TIMBUKTU』読了。以前の日記でも何度か書いたが、動物と人間の世界に対する態度の違いに興味がある。そのような意味で、本来であれば言語を持たない存在である犬としてのMr.Boneの描き方が、単なる擬人化に終わっていたのは残念だったが、それを抜きにして考えれば、不世出の浮浪者Willy G. ChristmasとそのペットであるMr.Bonesのあまりにも切ないこの物語は、とても素晴らしい作品だった。オースターの作品で、こんなに悲しい気持ちになったのは初めてだ。

 夜、友人に勧められたエドワード・ヤンの『ヤンヤン 夏の想い出』を観る。軽い気持ちで観始めたら、三時間近くあってびっくり。途中恥ずかしくなるようなシーンがいくつかあったものの、なかなか良い映画だった。

 今月は気合いを入れて金を使いすぎた。少し節約しよう。と思う。

03年05月18日(日)

 本番当日です。

 こちらで、もっとたくさんの写真を観ることができます。

 御来場下さった皆様、ありがとうございました。鉄割のみなさん、お疲れさまでした。今後もよろしくお願いします。

次回は八月三日宮永会館。の予定です。

03年05月17日(土)
 どうも体調が思わしくないが、二日連続で仕事を休むわけにも行かないので、おえーおえーとなりながらお仕事場へ。が、電車に乗っていたら、なぜか具合が良くなってきた。

 夜、稽古。明日の本番に向けて、本日最終稽古。稽古終了後、いつもよりも少ない人数でお酒を飲みに行く。

 友人であるWさんが、とにかく楽して生きたいなどとほざいていたので、「小説家にでもなれば楽して金儲かるんじゃないですか」と提案したところ、すっかりその気になってしまった。どんな小説を書けば売れるのかと聞かれたので、とりあえず直木賞をとれるような小説と答えたが、ちょうど良く作家の長者番付が公開されていた。

 こうしてみると、純文学系は村上春樹ひとりだけで、他はエンターテイメント系ばかり。芥川賞作家なんてひとりもいやしない。渡部さん、やはり儲けるには直木賞です。楽かどうかは知らないけど。あるいはプチ整形の技術を今から身に付けるとか。

 明日は七時半集合。早めに寝る。

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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

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