
十一時起床。昨日の打ち上げは、なぜか二十三時過ぎにさっさと終了。たくさん寝たはずなのになんとなくだるいのは、疲れているせいか。
午後、近所のまんが喫茶へ。近所に新しくできたまんが喫茶は、びっくりするぐらい広くて、PCもテレビもプレステもXBOXもすべて揃っている。食事もできるし飲み物の種類も多いし、二階ではビリヤードなどもできるらしい。週刊誌もかなりの数を用意しているし、驚いたことにエロ本まで置いている。一体誰がまんが喫茶でエロ本を読むんだろう。とにかく、こんな便利な場所が近所にできてしまったら、毎日のように来てしまうよ!
夕方、読書をするためにカフェへ。雑誌『Brutus』の今回の特集は『新しいスタイルの「本屋」が気になる!』。100人の著名人が、お気に入りの本屋を紹介している。池袋と吉祥寺の本屋さんとAmazonでほとんど事足りてしまうぼくは、おしゃれたブックショップに行くことはほとんどないのですが、このような特集を読むと本屋巡りをしたくなります。
Paul Austerの『TIMBUKTU』読了。以前の日記でも何度か書いたが、動物と人間の世界に対する態度の違いに興味がある。そのような意味で、本来であれば言語を持たない存在である犬としてのMr.Boneの描き方が、単なる擬人化に終わっていたのは残念だったが、それを抜きにして考えれば、不世出の浮浪者Willy G. ChristmasとそのペットであるMr.Bonesのあまりにも切ないこの物語は、とても素晴らしい作品だった。オースターの作品で、こんなに悲しい気持ちになったのは初めてだ。
夜、友人に勧められたエドワード・ヤンの『ヤンヤン 夏の想い出』を観る。軽い気持ちで観始めたら、三時間近くあってびっくり。途中恥ずかしくなるようなシーンがいくつかあったものの、なかなか良い映画だった。
今月は気合いを入れて金を使いすぎた。少し節約しよう。と思う。