
世事に疎いぼくでも、さすがにここ数ヶ月の世界の動向に関しては無視を決め込むこともできず、この戦争を七歳の甥にどのように説明をしようかなどと、浅はかなりにも考えたりしているのですが、今日Sankei.co.jpをみていたら、『ドン・キホーテ』の登場人物サンチョ・パンサのこんな言葉を引用しているコラムがありました。
警鐘を鳴らす奴(やつ)は、いつも安全なところにいる
そんでそのコラムは、武力行使反対のフランスやロシアが戦後の復興計画に口を出していることに言及したりして、最後をこんなふうに締めくくったり。
そうなのである、反戦にしろ、平和にしろ、かっこいいことをいう奴は大概安全なところにいる。
ちょっとそこのあんた、なんかむかつかない?これってどうなのかしら。安全なところにいたらかっこいいこと言っちゃいけないってこと?反戦を貫くならみんな人間の盾になりやがれってこと?つーかやたらと偉そうじゃない?一歩離れたところにいるからこそ見えることもあるわけでしょうに。
武力行使に賛成する人にも反対する人にも、いずれも正当な言い分はあるのでしょうが、こういう何かわかったようなこと言う奴って大嫌い。ちょーむーかーつーくーばーかばーか、うんこ詰まって死んじまえ!
ゲーム中心の怠惰な生活が祟ってすっかり太ってしまったので、夜が暇な時には可能な限りマラソンをすることにしているのですが、本日も石神井池のまわりを走っていたところ、数日前には咲いていなかった桜が、二分ほどではありますが咲いておりました。ようやく春がきたようです。
痩せるためのマラソンではありますが、初桜を前にして走ってなんかいられません。近くのコンビニでビールを一本だけ買って、プチお花見をしました。ベンチに座り、ひとり桜を愛でる。ふと、中原中也の詞を思い出したり。
トタンがセンベイを食べて
春の日の夕暮れは穏やかです
アンダースローされた灰が蒼ざめて
春の日の夕暮れは静かです
(『春の日の夕暮れ』)
あっ、誰かに手紙を書きたくなってきた。
今年は、戌井さんと藤原さんと内倉君と並木さんが石神井公園に花見に来てくれるということなので、今からとても楽しみです。
どうにかこうにか本番も終了いたしまして、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。心の底から感謝しております。
生来の人見知りの故、本番終了後も顔見せなどに行く勇気がなく、せっかく来てくださった多くの知人友人の皆さまに直接お礼を言えなかったことが心残りであります。お友だちの皆さん、愛しています。
そんな中、唯一お会いできたのが編集の仕事をなさっているKさんで、久しぶりにお話できて嬉しかったです。本番が終わったばかりだったので、へんなテンションでごめんなさい。それから、今度お酒を飲みましょうという誘いが嘘臭くてごめんなさい。けれども本当にお話を聞きたいので、来週にでもお会いしましょうよう。って、Kさんがこれを読んでいるのかどうか不明なので、後でメールしましょう。
Kさんと一緒に来てくださった同僚の方に教えていただいたのですが、以前の日記に書いたこの方、織田信福さん。土佐の自由民権運動の過激な方なんだって。ふええ。そういわれてみると、土佐の自由民権運動の過激な感じがします。教えてくれてありがとう。って、あの方がこれを読んでいるのかどうか不明なので、今度お会いしたときにでもお礼を言いましょう。っていうか、一緒にお酒を飲みましょう。
音響をやってくださったこども君(本名不明)のノートパソコンを勝手にいじって音楽をかけていたら、とてもすてきな曲がたくさん入っていました。正直、ダブにはうんざりだったので、こども君のすてきな選曲に感動して、やっぱ栃木はいいところだと思いました。こども君、二言ぐらいしかお話できませんでしたけど、今度音楽のお話を聞かせてください。そんでお疲れさまでした。
毎度毎度、受付などをやってくださるお手伝いの皆さん、今回もありがとうございました。Oさんが久しぶりに参加してくれて、とても嬉しかったです。けれども、ほとんどお話できなかったのは、本番前の楽屋があまりにも盛り上がりすぎて楽しかったからで、Oさん、これを読んでいないのは確実なのであとで電話しますが、今度玄米でも食いながらゆっくりお話しましょう。近況を聞かせてください。
あと、奥村君の股間がびっくりするぐらい立派にもっこりしていたので、あなたは何かつめているのでしょうと問いただしたのは、セクハラ(sexual harassment、性的ないやがらせ)の極みだったと反省しております。決して悪気があったわけではなく、あまりにも立派だったので、動揺していたわけでありまして、とにかく失礼いたしました。以後気を付けます。
本番が終わって時間ができたので、本を読みまくってやる!