02年12月24日(火)

 タイトルがどうしても思い出せないけれどももう一度観たい作品、ということで思いだしたのですが、超常現象を完全に否定するある大学教授が、心霊現象の原因を探って欲しいと招かれたある家で、世にも奇妙な体験をする、というストーリーの映画を数年前に観ました。イギリスが舞台で、映像がとても美しいのが印象的な作品だったのですが、タイトルド忘れ、監督ド忘れ、役者ド忘れ、でビデオレンタルに行ってもどこを探しゃいいのかわかりまへん。

 そんなときはやっぱりGoogleです。「超常現象 否定 教授 イギリス 映画」で検索したところ、おー!出てきました。タイトルは『月下の恋』。プロデューサーはコッポラ。ビデオでは、原題に合わせて「ホーンテッド」にタイトルが変更されているらしい。早速ビデオレンタルで借りてきて観ました。

 1928年のある日、超心理学を研究する大学教授デビッド(クイン)の元に、幽霊に取りつかれたという老婦人から相談の手紙が舞い込む。「幽霊など存在しない」という持論のデビッドは、彼女の住むウエスト・サセックスの屋敷を訪れ、若い娘クリスティーナ(ベッキンセール)と出会う。

 イギリスの田舎の映像は美しいし、物語もぼく好みだし、映画全体の雰囲気もとても良く、やっぱり面白かった。ヒロインのケイト・ベッキンセールがとてもいい感じなのですが、服を脱ぐ瞬間にカメラが切り替わって別人のおっぱい!で、それがちょっと残念でした。別におっぱいが見たいわけではないけど。

ごすふぉーど

 ケイト・ベッキンセールって、もう少し売れても良いと思うのですが、やっぱちょっと地味顔なのかしら。一応、ファンサイトをリンク。

■Kate Beckinsale Web

02年12月23日(月)

 ニューズウィーク2002年12月18日号に、「もう止まらない、グーグル革命」というコラムが掲載されました。ニューズウィークのサイトでメンバー登録をすれば、記事のバックナンバーを読むことが出来ます。

 上の記事では、Googleを利用して刑事事件の調査を行う人、昔の恋人の近況を調べる人、「Googleなしでノンフィクションの本を書くなんて、とても考えられない」と断言する作家、危ないところで命を助けられた人など、ほんまかいなと突っ込みたくなるような人がたくさん紹介されています。まあ、一度Googleの便利さを知ってしまうと、他のロボット型検索エンジンを使う気にならないのは確かだけど。

 雑誌『本とコンピュータ』2002年冬号には、『Googleに頼りすぎるな』という記事が掲載されています。これはまあ、さほど面白い記事でもなかったのですが、要約すると、ページランクによって検索結果の表示順が決定するGoogleを利用することによって、ユーザが「Googleをとおしたウェブ世界の見方」に閉じこめられてしまう、だからもっとメーリングリストなど人のつながりを大事にしなさい、という、ぼくの大嫌いな「あなたたちは馬鹿だから、もっと私のまねをしなさい」的な、いわゆる立花隆調記事です。

 Googleを絶対視も神聖視もするつもりはさらさらありませんが、良くも悪くもGoogleのこの二年間の躍進ぶりは凄まじいものでして、ぼくもネットを使う日でGoogleを使用しない日はおそらく一日もありません。だって、なにか知りたいことがあったら検索すれば山ほどの情報が手に入るのですもの。その内の九割がうんこ情報だとしても。

 例えば、昔見た映画で、ものすごく見たいのにどうしてもタイトルが思い出せない映画があったとします。ぼく、すげー昔に観た映画で、大竹まことが出ていて、ホテルで見知らぬ女性と相部屋になってしまい、大げんかをするけど次の日にその女性がチェロを弾いているという作品があるのですが、それがどうしても観たくなったので、Googleで「大竹まこと 映画 チェロ ホテル」で検索したら、一発で出てきました。『ボクが病気になった理由』です。思いつくキーワードを入力すれば、それが「情報」であるかぎりは、だいたいは知ることが出来るのよ。

 ところで話は少しそれますが、2002年7月にネットレイティングス社によって発表された検索語ランキングを見ると、一位が「Yahoo」で、二位が「2ちゃんねる」、「アダルト」は五位にランキングされています。先日ある友人から、このランキングは、アダルト関係の検索語が排除されたものだ、と聞いたのですが、この五位の「アダルト」とは別に排除されているのかしら。ぼくはてっきり、インターネットで一番利用されているのはアダルトサイトだと思っていたので、このランキングを見たときはちょっと意外だったのですが、アダルト関連が排除されているとしたら、ランキングする意味はあまりないような気が。

■日本でもっとも検索される言葉は「yahoo」

ぐ

 スタンフォード大学の大学院生二人の研究から誕生したGoogleの今年の収益金は、株式を公開していないにも関わらず、推定で一億ドルだそうです。わずか二年足らずよ。一時期のYahooやNetscapeを思わせる成長ぶりです。

02年12月21日(土)

 暇なときは散歩をしているか、カフェに行っています。

 カフェでは出来るだけおいしいコーヒーを飲みたいと思ってはいるのですが、ぼくの場合、カフェに数時間居座ることが多いため、コーヒーの味よりも、居心地の良さに重点を置いてしまい、居心地さえよければ多少のコーヒーのまずさは我慢してしまいます。けれどもやはりおいしいコーヒーを飲みたい。

 コーヒーに関する有名な言葉にこんなのがあります。

Coffee should be black like the devil, hot like hell, and sweet as a kiss.

 ハンガリーの格言らしいのですが。悪魔のように黒く、地獄のように熱く、キスのように甘く、コーヒーとはかくあるべし。そんなふうに言われると、奥村君のちんちんを思い出してしまい、おいしいコーヒーもまずくなってしまいそうですが、いやはや、うまいことを言ったものです。やっぱコーヒーは甘くないとね!

 そんでそんな食べ物や飲み物に関する古今東西の言い表しを集めたサイトがありまして、眺めていると人類がいかに食べ物を楽しんできたのか、愛してきたのかがわかります。

■Food Reference Website

もかちーの

 最近は、自宅ではコーヒーのかわりに中国茶を飲むことにしているのですが、やっぱコーヒーが好き。


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大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
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