
02年06月20日(木)
いろいろな方の現実のデスクトップを拝見。
■Snap your desk
昔「TokyoStyle」という、東京で暮らす一人暮らしの部屋の写真集がありましたが、それと同じようなおもしろさがあります。
この種のお宅拝見的なものって、ぼく大好きなのです。
おっ、これはかっこよいから真似しよう、とか、これはださいなあ、などと独り言ちつつ。
ちなみに、ぼく個人の「この部屋に住みたいベスト1」は、映画「Smoke」でウィリアム・ハートが住んでいた部屋です。
いつかはあんな部屋に住んでみたい。
いつかは。
■Snap your desk
昔「TokyoStyle」という、東京で暮らす一人暮らしの部屋の写真集がありましたが、それと同じようなおもしろさがあります。
この種のお宅拝見的なものって、ぼく大好きなのです。
おっ、これはかっこよいから真似しよう、とか、これはださいなあ、などと独り言ちつつ。
ちなみに、ぼく個人の「この部屋に住みたいベスト1」は、映画「Smoke」でウィリアム・ハートが住んでいた部屋です。
いつかはあんな部屋に住んでみたい。
いつかは。
02年06月19日(水)
映画「フロム・ヘル」の中で、ジョニー・デップが演じる主人公のフレデリック・アバライン主任警部が、阿片を飲んで眠り、予知夢を見るシーンがありますが、このシーンを観たときにぼくが連想したのは、イギリスの詩人コールリッジの「クブラ・カーン」という叙情詩です。
1798年の夏、静養中の農家で、精神の昂ぶりを感じたコールリッジは阿片を飲み、椅子に座り午睡をとっていました。
その三時間の睡眠の中で、彼は不思議な幻想に満ちた夢を見ました。
目覚めた後、先ほど見た夢の残像が頭から離れることのなかったコールリッジは、その幻想を紙に詩として書き始めました。
客が帰った後に再び詩作を再会しようとしましたが、頭の中の夢の残像は、完全に消えうせてしまっていました。
そしてこの幻想的な詩は、永遠に完成することのない未完の詩となりました。
以下が全文です。
クーブラ・カーン—夢幻—断章(翻訳)
Kubla_Khan(原文)
詩も素敵だけど、エピソードも素敵ね。
コールリッジが椅子に座って昼寝をしている夏の午後を想像してしまいます。
ちなみに、コールリッジは後年アヘン中毒で相当苦しんだそうです。
1798年の夏、静養中の農家で、精神の昂ぶりを感じたコールリッジは阿片を飲み、椅子に座り午睡をとっていました。
その三時間の睡眠の中で、彼は不思議な幻想に満ちた夢を見ました。
目覚めた後、先ほど見た夢の残像が頭から離れることのなかったコールリッジは、その幻想を紙に詩として書き始めました。
In Xanadu did Kubla Khanところが、途中に来客が訪れてしまい、詩作は中断されます。
A stately pleasure-dome decree :
Where Alph, the sacred river, ran
Through caverns measureless to man
Down to a sunless sea.
怱必烈汗(クブラカン)は命じた
上都(Shang-Du⇒Xanadu)に快楽宮を建立せよと。
そこに聖なる川、アルファ川が
人知に及びもしない洞窟を通り
陽光のささない海へと流れ下る。
客が帰った後に再び詩作を再会しようとしましたが、頭の中の夢の残像は、完全に消えうせてしまっていました。
そしてこの幻想的な詩は、永遠に完成することのない未完の詩となりました。
以下が全文です。
クーブラ・カーン—夢幻—断章(翻訳)
Kubla_Khan(原文)
詩も素敵だけど、エピソードも素敵ね。
コールリッジが椅子に座って昼寝をしている夏の午後を想像してしまいます。
ちなみに、コールリッジは後年アヘン中毒で相当苦しんだそうです。
02年06月18日(火)
映画「フロム・ヘル」の原作であるアラン・ムーアの「From Hell」を読んでみたいとおもってAmazonで調べたのですが、高いので、「Batman : The Killing Joke」を注文しました。
このアラン・ムーアという方は、相当に長いキャリアをお持ちの作家で、日本で言えば梶原一輝のような存在なのかしら。「Watchmen」なんかが有名で、日本語版も出ていますが、翻訳されているのはこの作品だけのようです。
■Salon.com インタビュー
■From Hellの書評(Salon.com)
実は、季刊・本とコンピュータの第二号の「アメリカン・コミック最先端」特集や、今年の初めに出たSTUDIO VOICEの「“アメリカン・オルタナティヴ=コミックス”集成」という特集を読んで以来、アメリカン・オルタナティヴ・コミックスにとても興味が沸いてしまい、書店で見かけては購入をしております。
個人的に好きなのは、クラムはまあいいとして、フィービー・グロックナーや去年「Ghost World」が公開されたダニエル・クローズ、エイドリアン・トミーエ、日本でもおなじみのジュリー・デュウシェーなどなどが気に入っております。
ちなみに、上記の「本とコンピュータ」では、柴田元幸氏がクリス・ウェアとベン・カッチャーを翻訳しています。
多分もっともっと面白いコミックなんかもたくさんあるのでしょうが、現在のところ、手当たり次第読みあさっている段階で、作家の名前もよくわからない状態です。
と言うわけで、調べ調べつつ読んでいるのですが、自分で言うのもなんですが、ここらへんのオルタナティブ・アメリカン・コミックには相当はまると思いますよ。
これから読んでみたい作家は、Peter Bagge、Charles Burns、Hernandez Brothers、Jim Woodring、Dame Darcyなどなど。
この種のアメコミは、池袋のジュンク堂なんかにもある程度は置いてあるのですが、値段が高くなっている($18が3600円とか)から、Amazonとかで買わざるを得ないのが残念です。
このアラン・ムーアという方は、相当に長いキャリアをお持ちの作家で、日本で言えば梶原一輝のような存在なのかしら。「Watchmen」なんかが有名で、日本語版も出ていますが、翻訳されているのはこの作品だけのようです。
■Salon.com インタビュー
■From Hellの書評(Salon.com)
実は、季刊・本とコンピュータの第二号の「アメリカン・コミック最先端」特集や、今年の初めに出たSTUDIO VOICEの「“アメリカン・オルタナティヴ=コミックス”集成」という特集を読んで以来、アメリカン・オルタナティヴ・コミックスにとても興味が沸いてしまい、書店で見かけては購入をしております。
個人的に好きなのは、クラムはまあいいとして、フィービー・グロックナーや去年「Ghost World」が公開されたダニエル・クローズ、エイドリアン・トミーエ、日本でもおなじみのジュリー・デュウシェーなどなどが気に入っております。
ちなみに、上記の「本とコンピュータ」では、柴田元幸氏がクリス・ウェアとベン・カッチャーを翻訳しています。
多分もっともっと面白いコミックなんかもたくさんあるのでしょうが、現在のところ、手当たり次第読みあさっている段階で、作家の名前もよくわからない状態です。
と言うわけで、調べ調べつつ読んでいるのですが、自分で言うのもなんですが、ここらへんのオルタナティブ・アメリカン・コミックには相当はまると思いますよ。
これから読んでみたい作家は、Peter Bagge、Charles Burns、Hernandez Brothers、Jim Woodring、Dame Darcyなどなど。
この種のアメコミは、池袋のジュンク堂なんかにもある程度は置いてあるのですが、値段が高くなっている($18が3600円とか)から、Amazonとかで買わざるを得ないのが残念です。