生まれて初めて自宅の鍵をなくしました。自慢ではありますが、ぼくはこれまで、財布をなくしたことも、鍵をなくしたこともありませんでした(なくしかけたことは千回ぐらいあるけど)。それゆえに、ぼくは物をなくしたりしない、しっかりした人間なのだと思いこんでいたのですが、それは大きな間違いだったようです。家に入ることができず、玄関前でお弁当を食べている自分がなさけないやら悲しいやら。そして、とにかくもう、さむいさむいさむい!!神よ、なぜ我にこのような仕打ちをなさるのか。エリ、エリ、ラマ、サバクタニとさけんで、最後には頭にきてドアを叩いたり蹴ったりしましたが、そんなことで開いてしまったら逆に問題です。仕方がなしに中野に住んでいる大家さんに電話をかけて、鍵を持ってきてくださいと遠回しにお願いしました。
そんな一日。くやしかったので、寝る前にすごい量の読書をしてやりましたよ。
今日は一日なんの予定もありません。最高の休日です。
忙しいと、あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたいなんて思うのに、いざ時間ができると、あれもしたくないこれもしたくないもっとしたくないもっともっとしたくないとなってしまうのは、どうしてなのでしょう。ひねくれものなのか、なまけものなのか。たぶん、その両方なのでしょう。
しかし大人ですから、やりたくないのを我慢して、部屋の掃除をしました。それから、久しぶりに日記を書いたりしました。散歩にでかけて、帰りにコーヒー豆を買って、コーヒーを淹れました。さらに、人に手書きの手紙なんかを書いたりして。もし地球が滅びるなら、なんの不安もないこんな時に、一瞬で滅びて欲しいなと思いました。
フェダインを聞きながらこの日記を書いています。このまま一生音楽に心を動かされることなんてなんじゃないかと不安になった日々が嘘のよう、じっとしていられないぐらい体が興奮しています。フェダインとぼくたちのやっているバンドでは、大日如来とツチノコぐらいの差があるのでこんなことをいうのはおこがましいのですが、まじ気持ち分かるって感じです。決まったメロディーラインなんか一、二小節で十分、あとは音で楽しませてやりますよ。なんてことを堂々と言えるようになりたい。
噂によると、ぼくたちのバンドは来月ぐらいに久しぶりにライブをやるらしい。ちょー楽しみです。
だめだ、体の動きが止まらない。ちょっくら踊りましょう。





