04年09月11日(土)

 キャニオニングというものを経験しに、草津へ行ってきました。キャニオニングとは、ウェットスーツを身につけて、川や滝を下っていくというスポーツです。優雅に川に流されながら、ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし、なんてことでも考えようかと思っていたのですが、いきなり40mの滝をロープをつけて落ちて行くという、なかなかハードなものでした。本当に落ちて行くのですよ。もう死ぬほど楽しくて、滝を落ちたり川に飛びこんだり水に流されたり浮かんだり沈んだり、この歳になって水遊びにこんなに夢中になるなんて!

 午前九時から開始で、あっという間に三時間が過ぎ、キャニオニング終了。一日コースにすればよかったと後悔しながら、車で草津へ。ざるそばを食べておまんじゅうを食べて温泉卵を食べて、熱い温泉に入って体を休め、とても気持ちよくなって東京へ戻ってきました。なんという楽しい休日。

04年09月09日(木)

 Yahooで紹介されていた「このミステリーはすごくない!」というサイトが最高に面白い。こんな読書をする人と友だちになりたい。とにかく扱っている書籍のタイトルが最高。「やっつけ仕事で八方ふさがり」なんて、本屋で見掛けたら絶対買うでしょう。「バイク・ガールと野郎ども」も最高、想像がふくらみます。ちなみにペーパバックの表紙はこれ。

 かっけー!!

 他にも、紹介されているミステリは素敵なタイトル満載です。「ど田舎警察のミズ署長はNY帰りのべっぴんサ。」ってなに、これつくってるだろう、と思ってamazonでしらべてみたらちゃんとありました。
俳優強盗と悩める処女」これ、絶対買う。ぼくが今頭の中で想像した「俳優強盗と悩める処女」と、この本とどちらが面白いか、楽しみです。

以下、引用

小生のリストから、作品の中身はともかく、好きなタイトルを選んでみた。
あの血まみれの男は誰だ?」サイモン・ブレット
お楽しみの埋葬」エドマンド・クリスピン
やっつけ仕事で八方ふさがり」ジャネット・イヴァノヴィッチ
「イモジェーヌに不可能なし」シャルル・エクスブライヤ
毒入りタルトを召し上がれ」ギリアン・ロバー
わたしにもできる銀行強盗」ジーン・リューリック
泥棒は哲学で解決する」ローレンス・ブロック
殺人をしてみますか?」ハリイ・オルズガー
太陽の下、三死体」ジャック・サドゥール
マダム・タッソーがお待ちかね」ピーター・ラヴゼイ。

 どれもこれも素敵すぎます。タイトルが素敵と言えば、このサイトでは紹介されていませんが、パーネル・ホールのスタンリー・ヘイスティングズのシリーズのタイトルも、並べてみるとなかなか素敵です。 『探偵になりたい』『犯人にされたくない』『お人好しでもいい』『絞殺魔に会いたい』『依頼人がほしい』『陪審員はつらい』『撃たれると痛い』『俳優は楽じゃない』『脅迫なんか恐くない』『脚本家はしんどい』『裁判はわからない』『罠から逃げたい』『サスペンスは嫌い』『まっすぐな道で寂しい』『ちんこがかたい』『ブスほど彼氏ができるとうるさい』『金を払いたくない』『鳩は嫌い』などなど。ごめんなさい、最後の方は嘘です。

 ところで、ぼくの友人には「すごくないミステリー」のことを、「つまらないミステリー」と混同している人がいますが(映画で言えばエド・ウッド的な)、このサイトでいう「すごくないミステリー」というのは、決して「つまらないミステリー」のことではなくて、清水谷宏氏の言葉を引用すれば、以下のようなミステリーのことです。

小生が出先でちょうど、昼飯時になったとしよう。たいてい目に付いた蕎麦屋かなんかに入り、ざる蕎麦でも注文することになる。一々メニューを見て、なににしようかと迷うこともない。サッサと食べて、サッサと店を出て、仕事をすることになるわけだ。
もちろん、店の名前なんかも、覚えてはいない。
小生にとって、ミステリーなんて、その程度のものだ。

 うーん、かっこいい。

 さっそく、何冊か買ってきたので、これから読みたいと思います。楽しみだ。

04年09月08日(水)

 職場の方に、新しい自転車をいただいてしまいました。まさかこんなにすぐにロードバイクに乗ることができるなんて!少しのってみただけでも、自転車の軽さのせいか、めちゃくちゃ乗りやすい。これまで乗ってきたランナバウトは街乗り用に、これからはロードバイクで都内を奔走したいと思います。あー、本当に嬉しい!

 夜、内倉宅で2004年ツール・ド・フランス観賞会をしました。まさかこのぼくがスポーツ観戦をする日がくるなんて。ある意味、記念日です。

 その後、ピストきちがいと内倉くんとウエンズデイ・ナイトライドへ。ピストきちがいは本当のきちがいなので、ぼくがギアを変えると「てめえギア変えてんじゃねえ、ギアに甘えてんじゃねえ」と怒鳴ってぼくのバイクをがんがんに蹴り飛ばしてきます。そろそろ秋ですね、夜に走ると風がとても涼やかで気持ちいい。


Sub Content

雑記書手紹介

大根雄
栃木生まれ。
鉄割パソコン担当。
いたりいなかったりする。

最近の日記

過去の日記

鉄割アルバトロスケットへの問い合わせはこちらのフォームからお願いします

Latest Update

  • 更新はありません

お知らせ

主催の戌井昭人がこれまで発表してきた作品が単行本で出版されました。

About The Site

このサイトは、Firefox3とIE7以上で確認しています。
このサイトと鉄割アルバトロスケットに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームまでお願いします。
現在、リニューアル作業中のため、見苦しい点とか不具合等あると思います。大目にみてください。

User Login

Links