
05年03月02日(水)
天気がよかったので、久しぶりに石神井公園を散歩しました。
平日の昼間の公園散歩は、本当に気持ちがいいです。人も、空気も、時間も、とてもゆるやか。都心でもなく、かといって郊外でもない中途半端な場所にあるこの公園の雰囲気が、とても心地よい。
休日は家族づれや恋人たちであふれているこの公園も、平日はほとんどおじいちゃんたちしかいません。将棋をしているおじいちゃんや、釣をしているおじいちゃん、ベンチに座ってひなたぼっこをしているおじいちゃんなどなどなど。ひとりのおじいちゃんが、ぼくに向かって池を指さして「みてみな。鯉が一ヶ所に集まってるだろう。あれは寒いからなんだよ。おれたちと一緒だよ」と言ってきました。「いやあ、そんなことないですよ、まだまだお若くて」と、わけのわからない返事をしてしまいました。
今日の散歩の目的のひとつは、猫に会うことです。いますいます、みんなひなたぼっこをしています。町ののら猫と違って、公園ののらはエサをもらうことに慣れているので、人が近づいても全然逃げようとしません。かわいいったらありゃしません。一番右端のねこは、鳴声を発することができないらしく、撫でると「こほっ、こほっ」と咳のような声で返事をしました。かわいいったらありゃしません。
家から歩いてすぐのところに、こんな良い場所があるのですから、引っ越しもなかなかできないわけです。